水美舞斗『銀ちゃんの恋』東上主演と95期
こんにちは、くららです。
今日は花組の『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』午後1時公演を観劇しました。
愛月ひかるさん綺城ひか理さんが観劇されていました。今星組はお休み中なのですね。

そして帰りの電車の中で花組東上公演が水美舞斗さん主演『銀ちゃんの恋』なことを知りました。

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今日の舞台でも最高に輝いていた水美舞斗くん

今日も観劇した時に、マイティ一番キラキラと輝いていると思ったところでした。
ちょっと重めのお芝居の中で、柚香光君演じるオクタヴィウスの「良き友」であるマイティ演じるアグリッパの存在は、「陽」のオーラの清涼剤的な役目を果たしています。
お芝居の冒頭から、賊に襲われたオクタヴィウスを美しい殺陣で助けます。ダンスのようにクルクルまわる殺陣で、初日の感想で私はダンスと書いてしまいました。それほど見事な美しい殺陣です。お芝居でもショーでも、マイティのダンスはひと際目を惹きます。

ショーも、花組トップトリオ(柚香・華・瀬戸)が登場した後、れいくんのせり下がりと入れ代わりに、マイティがせり上がってきて、激しい獣のソロダンスを野性的に踊ります。跳躍力が抜群!しばらくして他の獣たちも出てきて踊り、その後柚香ビーストが登場。
このショーの中では、瀬戸かずやさんは一人だけ人間で別格の存在なので、野獣たちの中ではマイティが柚香ビーストに続くリーダー的な存在で、ダンスの魅せ場も多いです。

柚香ビーストと「骨つき肉」を取り合うダンスバトルでは、どちらも男役さんたちを引き連れたリーダー。髪型やサングラス、仕草など、二人の拘りが毎回面白いです。
バトルの終わりに、柚香ビーストから「巨大骨つき肉」を渡されて、マイティは「ガオーーん」と巨大な雄叫びをあげますが、その響きが毎回違って、今日はとっても長い雄叫びに聞こえました。より喜びに満ちていたような。

瀬戸かずやさんの退団公演なので、2番手の瀬戸さんに歌のシーンや見せ場がたっぷりですが、3番手のマイティも今までのショーの中では一番活躍の場が用意されています。

次は東上公演の主演というのも、大きく頷けました。

『銀ちゃんの恋』(8月~9月)について

『銀ちゃんの恋』は、「柚香・華」コンビにピッタリだと思っていたので、マイティが主演というのは、少し意外でした。
お芝居の1本物で、1996年久世星佳さん、2008年と2010年に大空祐飛さん主演で花組と宙組で再演されました。2010年は全国ツアーでした。

原作はつかこうへい氏の『蒲田行進曲』で、映画やドラマにもなっています。
JRの蒲田駅で流れている『蒲田行進曲』は、昭和4年にレコードが発売されて流行歌となり、松竹キネマ蒲田撮影所の所歌として採用されていて、映画の主題歌となり、宝塚版でも採用されています。聞いたことのある聞き覚えの良い曲です。

『銀ちゃんの恋』~銀ちゃん、本日も反省の色なし~

公演のタイトルに、「~銀ちゃん、本日も反省の色なし~」というものがついています。
以前の宝塚作品を調べてみたら、同じ「潤色・演出/石田昌也」で、「-つかこうへい作「蒲田行進曲」より-」と、いたって真面目なものでした。

マイティがど派手なスーツを着て、めちゃくちゃ自己中で、めちゃくちゃ踊りまくって、「本日も反省の色なし」なのかな?マイティからダンスは切り離して考えられないので、陽のエネルギーの踊る銀ちゃんを想像してしまいます。

1996雪組 2008年花組 2010年宙組
銀四郎 久世星佳 大空祐飛 大空祐飛
小夏 風花舞 野々すみ花 野々すみ花
ヤス 汐風幸 華形ひかる 北翔海莉

大ヒットした映画では、銀四郎:風間杜夫、小夏:松坂慶子、ヤス:平田満でした。

花組で「ヤス役」というと飛龍つかさくんを思い浮かべてしまいました。でも3枚目ばかりなのも変化が無いかな。
芝居上手な帆純まひろ君も似合いそうです。

小夏役は、花組公演を観た直後なら、音くり寿ちゃんを思う方が多いかもと思います。
お芝居のラストに、「水美アグリッパ」は傷心の「音オクタヴィア」に寄り添って励ましていました。とても良い雰囲気のふたりでした。

小夏役は、芝居巧者さんの役なので、新人の娘役さんには荷が重いかもしれません。

勝手な私の妄想

歌唱力抜群で何でもできる音くり寿ちゃんは、雪組で特に歌の戦力として大活躍できそうに思います。そして水美舞斗くんも「路線男役人員不足」気味の雪組で活躍の場が待っているような気が。(あくまでも私の妄想です。ご批判はご容赦ください。)

2021年は95期がさらに躍進の年?

今年の1月8日に写真集「TAKARAZUKA PRIME STAR PORTRAITS」が発売されました。
掲載されていたのは、95期の男役さんまででした。

掲載メンバー(計21名)

(花組)
柚香光華優希瀬戸かずや水美舞斗

(月組)
珠城りょう美園さくら月城かなと、鳳月杏

(雪組)
望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈、彩凪翔朝美絢

(星組)
礼真琴、舞空瞳、愛月ひかる、瀬央ゆりあ

(宙組)
真風涼帆、星風まどか、芹香斗亜、桜木みなと

今年東上主演を行うことになったのは、朝美絢くん水美舞斗くんです。
桜木みなとくんは、昨年コロナのために東京での公演は中止になりましたが、一応終えた形になっています。
まだ東上主演をしていないのは、瀬央ゆりあくんだけですが、そのうち巡ってくるように感じています。

月城かなとくんは、95期3人目のトップスターになる?と多くの方に予想されています。(あくまでも予想です)

2021年は、よりいっそう「95期の活躍の年」になりそうかなと思っていたら、正にそうでした。
さらに次にどんな発表があるのでしょうか?楽しみですね。

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