月城かなと「ファーストフォトブック」『ダル・レークの恋』
こんにちは、くららです。
『ダル・レークの恋』ドラマシティ公演の初日の幕が上がりました。
キャトルレーヴで舞台写真が発売されました。(東京公演のもの)
舞台写真

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「わぁ、キレイ!」と舞台写真の小さなサンプルを見て感激していたら、初日の舞台の終演後に各スポーツ誌に写真入りweb記事がたくさんアップされていました。
日刊スポーツ
ディリースポーツ
スポーツ報知
東京公演の初日では、舞台の紹介記事はありましたが、舞台写真付きの記事はありませんでした。
流石、関西が本拠地の宝塚だなと思いました。
そして本当に美しい写真ばかりでうっとり。

月城かなとくんの「ファーストフォトブック」

『ダル・レークの恋』で月城かなとくんの飛びぬけた美しさにクラクラして、2019年に発売された「ファーストフォトブック」を改めて開いてみました。
2019年の10月~12月の間に、95期生月城かなと、朝美絢、水美舞斗、瀬央ゆりあ、桜木みなとの5人のものが発売されたうちの1冊です。

5人の中で月城かなとくんだけ違っていたことは、写真集なのに「エッセイ」のページがあったことです。

「普段口下手な私が、自分の気持ちをそのまま伝えたいとなると書くしかないかな」と、このエッセイ風のコーナーを設けられたようです。
「文章を書くのが得意ではない」と謙遜されていましたが、とっても思いがストレートに伝わってくる、言葉選びが素敵なエッセイでした。

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エッセイの概略について

タカラジェンヌは、「本名の自分」と「芸名の自分」を使い分けていて、とても不思議な感覚なのだそう。

「芸名の自分」は、一番身近にいるけれど、一番の他人のような、仲良くしたいのに反発したくなるような、不思議さのあるもの。
ゆっくり前に進みたいのに、「芸名の自分」がすごいスピードで追い抜かしていって、自分ががむしゃらになればなるほど、「芸名の自分」は遠のいていく。

悩んで「月城かなとの仮面」をかぶろうとしたけれど、「仮面の自分」が自分の力だけでつくられているものではない、自分以上に自分の道を信じて応援してくださる人たちがいることに気づいた。

途中は省略しますが、最後はファンの方々への感謝の言葉に繋がっていました。

思慮深いウイットに富んだエッセイでした。

月城かなとくんは思考派で、そういうところが、役に対する洞察力と深い演技力にあらわれていると思います。

咲妃みゆさんとの対談では、「芝居の時に考えていたことや感覚が一緒」と話されていました。
芝居巧者同士、感覚が通じ合うのでしょう。
現在、芝居上手な咲妃みゆさんは引く手あまたの人気で大活躍中です。

宝塚受験前にちゃんとレッスンに通ったのは3か月

最後のページのインタビューで、そう応えていらっしゃいました。
そのため、音楽学校時代も、劇団に入ってからも大変だったそうです。
最近発売された「波瀾爆笑!? 我が人生Ⅲ」を見ると、5歳からバレエを、7歳からピアノを習い始めて、中学受験を決意して塾に通い始めた時に、バレエとピアノをやめたようです。

幼い時にバレエとピアノを習っていたことは、少し助けになったでしょうが、3か月間の「宝塚受験」のレッスンだけで、見事に合格されたのは、美しい顔立ちと華と品があったからだと思いました。

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『ダル・レークの恋』について

最近は軽妙な役柄を演じることが多かったですが、『ダル・レークの恋』のラッチマンは、久しぶりの正統的な男役でした。
抜群の美貌と色気、品格を魅せつけてくれ、クラシカルな男役がピッタリでした。
ターバン、軍服だけでなく、タキシード姿も、おろした長髪の黒髪パーマも、色気たっぷりで、どんな衣装でも髪形でも最高によく似合い、目を引き付けられ続けました。
セリフに重みと深みがあって、仕草も素敵で、巧みな演技力に惹き込まれていきました。

男役12年、「男役道」の極でした。

梅田の初日はさらに深まって素晴らしくなっていたと聞くので、明日が楽しみです。

別箱の主演の方には、カーテンコールでの挨拶があります。
東京の公演では、そのご挨拶を楽しいものにしようと努力されていたように感じました。

過去に「口下手」で、自分の思いをエッセイで語られたトップスターさんは、明日海りおさんです。「晴れでも。雨でも!!―Asumi Rioフォトエッセイ」を出版されました。
先日まで上演されていた「ポーの一族」のカーテンコールでは、エドガー役の千葉雄大さんを巻き込んで楽しいトークを繰り広げていらっしゃいましたが、明日海さんがトップになりたての頃は、何よりもご挨拶に苦手意識を持っていらっしゃるように見えました。突然隣の芹香斗亜さんに話を振ったりされることも度々でした。
それが今では明日海さんのトーク力は熟練され、明日海色のトークがみんなを楽しませています。

れいこちゃんも「話すより書く」タイプで、カーテンコールの時のトークは、毎回頭を使って練って準備をされているのではないかな?と思います。

大阪でのトークは、東京より難関でしょうか?
観劇できなくても、その内容がSNSで拡散されるので、どんな内容かも楽しみですね♪

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