こんにちは、くららです。
月組の別箱出演者が発表されたことを見落としていました。今日気づきました。
暁千星くんが全国ツアーにも美園さくらちゃんの「ミュージックサロン」にも出演することを知って、胸をなでおろしました。
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ありちゃんは、さくらちゃんと新人公演、バウホールと一番多く組んできた仲なので、MSに出演することは適任だと思っていましたが、月組の代替わり全国ツアー枠の「ダル・レークの恋」に暁千星くんが出演しなかったら、今後の活躍に不利だと勝手に心配していたからです。
暁千星くんの不思議な魅力と勝手な願望
以前にも書きましたが、暁千星くんは、私が唯一おばあちゃん感覚で応援している男役さんです。
舞台で、雑誌で、スカイステージで、ありちゃんを見るだけで、嬉しくて頬がゆるんで、ニッコリしてしまいます。
心が落ち込んだ時は、もれなくありちゃんで、元気が復活。
もうすぐ千秋楽の『ピガール狂騒曲』では、パワーや癒しをもらいました。
テレビの画面でありちゃんを見ると、なぜか手を振ってしまいます。この現象はありちゃんにだけです。
私ほど偏っていなくても、ありちゃんファンは多いように感じています。
アンチありちゃんも、ほとんど聞きません。
愛される何かをもっているありちゃんの活躍が、私の老後の楽しみというか…。
はやくにトップスターになってしまうと、はやくに宝塚からいなくなってしまうので、長～くありちゃんの活躍を見守り続けたい身勝手ファンです。
（熱心なファンの方には、こんなことを書いたら不快かもしれません。ごめんなさい。）
MSのスケジュールと出演者
「ダル・レークの恋」TBS赤坂ACTシアター
2月16日（火）〜2月28日（日）
「美園さくらミュージックサロン」
東京:3月15日（月）・16日（火）
宝塚:3月22日（月）・23日（火）・24日（水）
掛け持ち出演するのは、ありちゃんだけです。MSのお稽古は途中参加になってしまうでしょうが、パワーにあふれているありちゃんなら、大丈夫でしょう。
他の出演者は、103期の瑠皇りあ君と毬矢ソナタ君。
るおりあ君は、きれいな顔立ちだのハンサムさんなので、舞台で目が惹かれていました。
102期以降は、本公演の半分しか出演できないし、新人公演もできないので、注目を集める「MS」が若手救済策なのかもしれませんね。
同期ふたりで出演するので、心強いことでしょう。
お客さんが入っても、ライブ配信は続けて欲しいなと、願っています。
娘役さんの「ミュージックサロン」は、はやい時期にスカイステージで放送もされますけど。
リアルタイムの配信は、数か月後のスカイステージの放送とは、価値が全然違います。
「ダル・レークの恋」について
1959年に初演されたものを、1997年にショーシーンを盛り込んだ「一本立て作品」にリメイクして、星組で麻路さき主演で本公演と、全国ツアーで上演されました。
2007年に瀬奈じゅん主演の全国ツアーでも「一本立て作品」として再演されています。
予習のために、スカイステージで放送されて録画していた瀬奈さん主演のものを、もう１度見てみました。
2007年の月組の主な配役
主演コンビのみ2021年版も発表済み
ラッチマン：瀬奈じゅん（月城かなと）
カマラ：彩乃かなみ（海乃 美月）
２番手ペペル：大空祐飛…暁千星？
主演と渡り合うペテン師の敵役、月組では瀬奈さんの同期の大空さんが演じました。
当時の月組の２番手は、霧矢大夢さんでしたが、バウホール・日本青年館『大坂侍-けったいな人々-』で主演のため、大空さんが全国ツアーの２番手役でした。
この公演の少し後に、花組に組替えして２番手として１年程活躍後、宙組のトップスターとして落下傘するという、大ステップアップが展開されました。
ペペル役は、出番は少ないものの、役の重み、面白みのある重要な役です。
３番手クリスナ：遼河はるひ…風間柚乃？
初演ではカマラの叔父でしたが、番手スターが演じるようになった星組公演から、カマラの従兄に若返りました。
２番手娘役リタ：城咲あい…きよら羽龍？
ペペルに騙されて婚約したいと思っているカマラの妹役。
城咲さんは、２幕冒頭のパリのシーンでの歌のソロやエトワールとしても活躍していました。
新人公演のヒロインが流れてしまったきよら羽龍ちゃんが、城咲さんと同じように大活躍するのではないかな？と思っています。
同じく新人公演主演が流れてしまった礼華はるくんも。
コメディタッチの憲兵隊長役を研ルイスさんと光月るうさんが演じていました。
彩音星凪くん礼華はるくんの同期コンビに、その役が適しているように思います。
インディラ（カマラの祖母）：出雲綾…梨花 ますみさんでしょう。
2007年版は適材適所に活躍の場が変更されていた
月組版では、ホテルの使用人コンビに明日海りおさんと白華れみさんが起用されて、随所で新進若手として目立って活躍していました。
ダンスが得意な桐生園加さんは、ダンスシーンで。
月組版では、歌える人が多かったので、星組に比べて歌のシーンが増えたそうです。
今回も「不朽の名作を、月城かなとを中心とした月組赤坂ACTシアター公演として、酒井澄夫監修のもと、若手演出家・谷貴矢の新たな演出で上演いたします」
と但し書きがあるので、「新たな演出」が様々に加わって、出演者に合わせたあてがきもありそうです。
柊木絢斗くん、大楠てらくん、咲彩いちごちゃん、詩ちづるちゃんらも活躍の場が与えられるでしょうね。
フィナーレの変更は？
『出島小宇宙戦争』のフィナーレの谷貴矢先生の演出がとても良かったので、期待してしまいます。
気になるラブシーンは？
2000年代の宝塚の作品では、「清く正しく」とは言えない、濃厚なラブシーンもよく演じられていました。
この作品だけでなく、当時はそういう傾向にありました。
今度の月組公演では、そのあたりはマイルドになるのかな？と思っていますが、どうでしょう。
瀬奈じゅんさんは、ゾクゾクした男の色気であふれていました。スターとして急激に進化、深化中の月城かなとくんも瀬奈さんに負けない、男役の色気で魅了してくれるのではないかと思います。
トップスター就任前の全国ツアーの出演メンバーを探る
2018年11〜12月、『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』『EXCITER!!2018』
・ヒロイン……ダブル 華優希、舞空瞳
・２番手男役……水美舞斗
現上級生２番手・瀬戸かずや…『蘭陵王』凪七瑠海主演に２番手として出演。
2019年5月、『アルジェの男』『ESTRELLAS』
・ヒロイン……音波みのり
・２番手男役……愛月ひかる（専科から特別出演）
現上級生２番手・愛月ひかる（トップお披露目公演前に組替え）
2020年8〜9月、『炎のボレロ』『Music Revolution!-New Spirit-』（梅田芸術劇場に変更）
・ヒロイン……潤花（宙組に組替え）
・２番手男役……朝美絢
上級生２番手予定……彩凪翔（？） 『NOW! ZOOM ME!!』望海風斗主演に２番手として出演
2021年2月 「ダル・レークの恋」（TBS赤坂ACTシアターに変更）
・ヒロイン……海乃 美月
・２番手男役……暁千星？
上級生２番手予定……鳳月杏（？）……『幽霊刑事（デカ）～サヨナラする、その前に～』珠城りょう主演に２番手として出演。
真風涼帆さんと望海風斗さんは、トップ就任前の主演全国ツアーは、ありませんでした。
2016年3、4月、『激情-ホセとカルメン-』『Apasionado（アパショナード）!!III』
・ヒロイン……愛希れいか
・２番手男役……凪七瑠海
上級生２番手……美弥るりか 、龍真咲コンサート『Voice』に出演（２番手の位置）
過去を振り返ってみると、全国ツアーのヒロインと２番手男役の両方が、新しいトップスターの下でヒロイン、２番手に就いた例はありません。
そして新しい体制の上級生２番手は、次期トップスターの全国ツアーでは無く、退団するトップスターのプレサヨナラ公演や、別の公演の２番手として出演しています。
暁千星くんが掛け持ちをしてでも、「ダル・レークの恋」に出演する意味は深いのでしょう。
今回「ダル・レークの恋」の２番手を演じた大空祐飛さんのことを調べてみると、月組には２番手の霧矢大夢さんがいたので、花組に組替えをして２番手に就任して東上公演の主演をして、宙組にトップスターとして落下傘しました。
こういう離れ業を行って番手をあげてトップに就任する方法があったのですね。
朝月希和ちゃんの連続組替えがあったばかりです。
番手と期が詰まった現在の状況で、こういった思ってもいなかった方法で、トップスターが生まれる可能性もあるのかな？と思いました。
とりあえずは、月組観劇のための東京遠征の思いが強くなりました。
欧米のコロナ感染の悪化状況を見たら、日本の劇場観劇ができる今をとても有難く思うと同時に、この平穏はずっと続いてくれるのだろうか？という心配がよぎります。
どうか今の日本の平穏に近い状況のまま、来年の１月 ２月という寒い時期を乗り越えられますように。
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