『NOW! ZOOM ME!!』の空座席は保健所の指導?
こんにちは、くららです。
明日から宝塚友の会の雪組公演『NOW! ZOOM ME!!』の抽選入力です。
夕方過ぎてから、座席についてのお知らせがありました。

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座席
座席の間隔を前後左右1席ずつ空けるとともに、前方から5列目までの座席販売を見合わせます。
とのこと。
SS席のハズレ席と認識していたエリアが一番良い席になるのですね。

こうして販売座席が変更された、ということは飛沫のとばない座席について保健所の指導が入っていた!というのが、本当だったのでしょう。
それを受けて、今回の販売座席の変更になったのですね。

週刊文春の保健所の指導は事実だった?

昨日発行の週刊文春には

保健所の検査によってショッキングな事実が判明したという。
最前列は客を入れなかったが、前方に張り出した「銀橋」を使ったことで、客席との距離が縮まる場面があった。
保健所の指導のもと、“飛沫”がかかった可能性のある5列目までの客に対し、歌劇団からPCR検査を受けるよう呼びかけがありました。
一部引用週刊文春2020年8月27日号

とありました。
このことは事実だったのですね。

花組のクラスターが問題になっていた頃、前方席で花組公演を観劇した方が、歌劇団より「PCR検査を受けますか?」という丁寧な電話があったとtweetされていました。
それに関して、あまり話題になっていなかったので、「本当なのかな?」と半信半疑でした。

実際に保健所の指導が入ったのなら、歌劇団の方からそういう説明をされると信じていたからです。

1回の公演で1200人以上の観客が入っていて、感染が疑われる公演は、複数あったでしょう。
該当公演の観客はかなりの人数になるので、はじめは“飛沫”がかかる可能性のある観客に対してだけ、秘密裏に対応されたのは、それで良かったと思います。
下手に情報公開をしたら、大混乱になります。

2週間以上の時が経過して、観客への感染は無かったという結果が出た時点で、その経緯を公表して欲しかったです。
それを踏まえて次の公演から座席の変更をするのならば、それまでの情報を会場に足を運ぶ観客に報告する義務があります。

7月17日の公演再開の時に観客に対して「宝塚の感染防止対策は万全ですよ」とアピールして、皆それを100%信じたのですから。

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問題なのは、すでに販売している星組と花組

これから開催される公演は、前方を空席にする措置がとれますが、すでに販売終了した星組は明日から公演が再開されます。

チケットを購入している人に対して、「あなたの座席は、飛沫がかかる可能性があるので感染防止のために無効です」と会場で突然報告をすることは出来ないでしょう。
明日の公演は、チケットをもっている全員が、その席に座ることができるのだと思います。

しかし、雪組公演から販売が停止になるエリアのチケットを持っている方は、一抹の不安を抱えて、明日劇場に足を運ばれるのでは?

演出の変更が行われる?
前方席に飛沫がとぶおそれの無いように、銀橋では歌を歌わなかったり、大声を発しないなどの演出上の変更がされていくと予想しています。
極力銀橋は使わないのかな?
観客からしたら残念なことですが、仕方ないとも思います。

その該当エリアの観客にフェイスシールドを配ることもあるかもしれません。

それにしても、情報公開に対して、歌劇団はルーズだと思います。
コロナ禍というリスクの中、多くの観客を対象に公演を上演しているので、説明責任があります。

昨日「週刊文春」の記事に対して、私はバッサリと切るような内容を書きましたが、「週刊文春」が「前方の座席について保健所の指導があった」ということを明確に伝えてくれたことは良かったことでした。

情報公開に消極的な歌劇団は、改善が必要です。
雪組の公演から、新しく前方から5列目までの座席販売を見合わせますが、すでに販売している星組と花組公演については、演出の方で感染の心配が無いよう変更しますので、安心していらしてください」というべきです。

歌劇団が何も言ってくれないので、私はこうして想像して書くのみです。

万が一、明日の星組公演の演出が、以前と何ら変わっていなかったら、世間一般からは「終わっている」と見捨てられても仕方ありません。
宝塚ファンは見捨てないでしょうけど。

さらに言わせてもらえば、舞台上のジェンヌさんたちの感染予防も大切にしていただきたい。

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劇団四季との温度差

NHKのクローズアップ現代では、7月28日に「劇団四季 終わりなき苦闘 ~密着 再開の舞台裏~」が放送されました。
その中では、舞台上の飛沫がどこまでとぶかを、科学的に実験されていました。
劇団員は腹式呼吸ということで、一般人より飛沫がとばないようでした。
実際には劇団四季の劇場では、5列目まではあけなかったようですが、感染防止対策が一つ一つ真剣に話し合われていました。

宝塚歌劇団も同じように真剣に徹底的に取り組まれているものと思っていました。
かなり温度差があったことが露呈しましたが、今からでも決して遅くありません。
頑張っていただきたいです。

終わりに
私は、花組の再開予定の9月1日のチケットをもっています。
「花組は千秋楽だけでも、出来ればいいんじゃない?」という声を多く聞きます。
ファンは残念感を味わいつづけたくないので、変に期待せず、ほぼあきらめの境地で、思いをトーンダウンさせるよう努力しています。(私の事です)

雪組の「炎のボレロ」についても、中止のお知らせが無いということは、「代替日程での公演実施を検討されているんだ」と信じています。
はじめは1週間か2週間後にずれ込むのかな、と思っていましたが、ドンドン時間がすぎていき、自分のスケジュール調整に疲れてきました。

コロナ禍という特別な時であることは理解していますが、歌劇団がもう少し積極的に途中経過であっても情報公開してくれて、ファンがスケジュールの調整で疲れないようにして欲しいなと思っています。
最近カレンダーを見るたびにどっと疲れているので、ついつい愚痴が出てしまいました。ごめんなさい。

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