望海風斗さんと大和悠河さん「愛のソナタ」逸話こんにちは、くららです。
12月30日に望海風斗さんが愛を込めて作成された「CDの歌のgift」が発売されます。
望海さんが9曲を思いを込めて選曲されていますが、最後の9曲目は、月組真琴つばささん主演「愛のソナタ」からの「初めて見た朝日のように」です。
この「選曲の理由は何かな?」と思っていたら、15日発行の「TCA PRESS」には、
『最後の「初めて見た朝日のように」も受験の頃にすごく勇気をもらえた曲だったのでぜひ歌いたいなと』
という望海さんのコメントがありました。

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そして気づいたのです。
「愛のソナタ」は、望海さんが憧れていた大和悠河さんが最後の新人公演主演をされた公演でもあります。
その新人公演を予科生の時に、怒られながらも見に行ったことを、『Brilliant Dream +NEXT 彩風咲奈』の時に話していらっしゃいました。
予科生は勝手に観に行けないそうですが、勝手に申し込み、怒られながらも観劇されたとのこと。

一日限りの主役をされている大和さんの可能性とキラキラ感に私はもう圧倒されて、これが宝塚のスターなんだ。芝居をしてててもまぶしいし、もう何をしていてもまぶしい』と思われたそう。

「愛のソナタ」を受験時代にもご覧になっていたということで、時系列がおかしいな?と感じましたが、2001年は宝塚大劇場より、東京宝塚劇場での上演が先だった公演が2公演あったのです。
それは、東京宝塚劇場のこけら落とし公演と、「ベルサイユのばら2001」宙組と星組の東西同時上演公演でした。(星組東京公演が宝塚より先)

東京宝塚劇場こけら落とし公演

・2001年1月1日~2月12日(新人公演:1月16日)「いますみれ花咲く」「愛のソナタ」(東京宝塚劇場)
東京宝塚劇場のこけら落とし公演ということで、確か和物の舞踊ショー「いますみれ花咲く」がNHKで生中継されたと思います。

・2001年5月18日 – 7月2日(新人公演:6月12日)「愛のソナタ」「ESP!!」 (宝塚大劇場)
月組トップスター・真琴つばささんの宝塚退団公演で、檀れいさんもこの公演を最後に月組トップ娘役を退任し、専科異動となりました。
私は、宝塚でこの公演を観劇しました。

予科生として「愛のソナタ」観劇
2001年4月に、望海さんは宝塚音楽学校に入学されています。
受験前に、「愛のソナタ」を東京でご覧になりながら、宝塚受験を頑張ろうと励まされていたのでしょう。
そして、受験に合格して宝塚で予科生となって、憧れの大和悠河さんの「愛のソナタ」の新人公演を宝塚大劇場でご覧になったのですね。
大和さんの最後の新人公演なので、何としても観たかったのでしょう。

天海祐希さんファンから大和悠河さんファンに

望海さんは天海祐希さんのファンとして有名ですが、天海さんは1995年12月に宝塚を退団されました。
大和悠河さんは、その退団された年に宝塚に入団されています。
1999年の月組『ノバ・ボサ・ノバ』ルーア神父様を観てから、望海さんは大和さんのファンになったそうです。
月組のキラキラとしたスターさんが、望海さんはお好きだったのですね。

宝塚と東京どちらが先か
2001年は2つの公演が、宝塚大劇場より先に東京宝塚劇場で上演されましたが、後に続きませんでした。
本拠地宝塚で始めた方が、いろいろと都合が良かったのでしょうね。
そして今でも本公演は、宝塚が必ず先になっています。

研1の『タカラヅカスペシャル』でのこと

望海さんは、『タカラヅカスペシャル』のコーラスメンバーで、スターさんの代役もつとめていらっしゃいました。
「私は大和悠河さんの代役がしたい」と申し出てまで、憧れの大和さんの代役に変えてもらったそうです。
実際に本役の大和さんに役の説明をして曲をかける時には、手が震えて、カセットテープが入らないほどだったとか。
一生懸命震える手を止めて無事にカセットデッキの中にテープを入れ、スタートを押して、夢が叶った!と喜んだそうです。

でも、研1で「タカラヅカスペシャル」に出て、自分は大和さんのようなキラキラなスターさんではないわ、ということに気づかれて、そこからだんだんと大和さんから外れていったそう。

望海さんの初舞台は、月組『花の宝塚風土記-春の踊り-/シニョール ドン・ファン』。
この公演の前に、大和さんは宙組に組替えになったので、同じ舞台を踏めませんでした。

それから望海さんは、「花組」に配属になって、1月には『天使の季節』の新人公演では、蘭寿とむさんの役のジョルジュを研一にしてコメディタッチに熱演されました。
その頃の花組は、春野寿美礼さんがトップで、大人っぽい男役さんが多かった中、望海さんもその中で切磋琢磨して花組の路線スターとして成長されました。

今や、圧倒的な歌唱力と演技力、いぶし銀のような特別な輝きをもつスターさん。
研1の時から、既にご自分の個性に気づいて、進むべき所を軌道修正されていた望海さんは流石だなと思います。

95期の全く持ち味の違うトップスターが就任しましたが、時代が求めているのは「個性的なスター」だと思います。
少し前の宝塚は、比較的画一的なスターがトップに就任していました。
当時の流れの中では、望海風斗というトップスターの就任は無かったかもしれませんが、「実力」が個性の一つとして重要視されるようになってきました。
望海さんは、そういう時代が産んだ素晴らしすぎるスターです。

柚香光くん礼真琴くんも、今までのトップスターにいなかったタイプなので、若くして選ばれたのだと思います。
これからの宝塚でトップに就任していくのは、こうした唯一無二の個性をもったスターたちでは無いかと思います。
5組あるからこそ、その持ち味がみんな違うと、より輝き、人気になっていくでしょう。

チケット抱き合わせ販売情報

望海さんの素晴らしさを堪能できるであろうコンサート『NOW! ZOOM ME!!』は、超チケット難になると予想されます。
そういう需要をみこして、「チケットぴあ」で、コンサート+ラミンさん出演『CHESS』の特別割引セット券が先行抽選受付中です。

【関西】
『CHESS』梅芸(1/25〜1/28)のS席 13,500円
『NOW! ZOOM ME!!』神戸(5/23〜5/28) S席 9,000円
合計 22,500円 →1,000円割引の21,500円

【東京】
『CHESS』東京国際フォーラム(2/2〜2/7) S席 13,500円
『NOW! ZOOM ME!!』(4/30〜5/10) S席 9,500円
合計 23,000円→1,000円割引の22,000円

「ぴあ」のサイトで検索すると、表示されます。多分「抽選」の当選確率は低いでしょうが、宝くじに当たる気持ちで挑戦してみると、いいかもしれません。12/22まで。

「宝塚人気」に頼った、こういう抱き合わせは、今後も増えていくでしょうね。

『anan』特別企画 雪組&宙組 12月25日発売

『anan』2019年を締めくくる年末スペシャル号に、「That’s TAKARAZUKA 2020」として宝塚特集があるようです。
雪組、望海風斗、彩風咲奈、宙組も真風涼帆、芹香斗亜の撮りおろしグラビア&ロングインタビューと、2020年各組レポートがあるようです。

『anan』12月25日 発売620円
いろいろな女性誌で宝塚の特集が組まれますね。それも宝塚の人気があるということですね。

2019年に続いて、2020年もこの勢いのまま宝塚人気は続いていくのでしょう。

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