出版物からみる95期と永久輝せあくん
こんにちは、くららです。
「SNSでの誹謗中傷」がよく話題になりますが、この私の「主観で身勝手に綴っている私的ブログ」に対しても、様々なご意見が寄せられます。
「あなたの存在が死ぬほど嫌です」と書かれていて、「真剣にやめよう」と思ったこともあります。心が折れることも度々。
死ぬほど嫌なら、お願いですから読まないでいただきたい。
どんな内容であってもお返事を送っていますが、辛辣な内容を書かれる方ほど、返信は届きません。

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永久輝せあくんについて

私が「永久輝せあくんのファン」と書いているので、「visaのイメージキャラクター」に就任してから、それに関連したキツイ内容が送られてきます。
私ごときでこうなのだから、ひとこちゃんご本人は、誹謗中傷がどれほど大変だろうかと推察します。
「組替え」と「イメージキャラクター就任」が同じタイミングになってしまったことが、ひとこちゃんには本当に気の毒だったと思います。

でも永久輝せあくんがトップスターに就任するのは、しばらく後だと思います。
今日は、「ファーストフォトブック」を例にして、その根拠を書いていきたいと思います。

「ファーストフォトブック」の販売時期について

トップスターに就任した人は、必ず就任前に「ファーストフォトブック」あるいは「パーソナルブック」が発売されていました。
まだ発売されていないスターさんは、トップスター候補では無いということです。

95期生の5人の「ファーストフォトブック」が昨年発売されました。
そして、今年のレビュー本の「主要メンバー」になったのも、95期生までです。

当面は、「95期までのスターで行くよ」という劇団の意思のあらわれだと思います。
そして宝塚の人事は実に計画的に行われています。
未曽有のコロナ禍に直面しているので、予定されていた人事の変更はあるでしょうが、ひっくり返るほどの大規模な変更はないと思われます。

トップスター候補が写真集を発売するようになったのは、2001年からです。
発売日とトップ就任日を書いています。トップに就任しなかった方は退団日を書いています。

パーソナルブック1弾2001年~2002年
1 朝海ひかる(77期)  2001.9.25  2002年9月24日就任
2 春野寿美礼(77期)  2001.10.25 2002年6月24日就任
3 水夏希(79期)    2001.11.26 2006年12月25日就任
4 安蘭けい(77期)   2001.12.21 2006年11月13日就任
5 大和悠河(81期)   2002.1.25 2007年2月13日就任
6 瀬奈じゅん(78期)  2002.2.25 2005年5月23日就任
7 貴城けい(78期)   2002.3.25 2006年7月3日就任
8 大空祐飛(78期)   2002.4.25 2009年7月6日就任
9 夢輝のあ(78期)   2002.5.25 2003年3月23日退団

新人公演主演を経験していない朝海ひかるさんからスタートしています。
トップ候補としての格付けの一人目にしておきたかったのでしょう。
春野寿美礼さん、朝海ひかるさんは、発売後1年内にトップに就任していますが、その他のスターさんたちは、かなり後の就任です。
4学年にわたっています。(77期3名、78期4名、79期1名、81期1名)

パーソナルブック II
1 安蘭けい(77期)  2004.9.25  重複 2006年11月13日就任
2 瀬奈じゅん(78期) 2004.10.25 重複 2005年5月23日就任
3 大和悠河(81期)  2004.11.24 重複 2007年2月13日就任
4 水夏希(79期)   2004.12.21 重複 2006年12月25日就任
5 大空祐飛(78期)  2005.1.25  重複 2009年7月6日就任
6 貴城けい(78期)  2005.2.24  重複 2006年7月3日就任
7 霧矢大夢(80期)  2005.3.25 2009年12月28日就任

4学年にわたっています。(77期1人、78期3人、79期1人、80期1人、81期1人)
霧矢大夢さん以外は2度目の発売です。
霧矢大夢さんと彩吹真央さんは同期ですが、ここでは霧矢大夢さんだけ発売されています。
彩吹真央さんは、次のシリーズです。

パーソナルブック 2007
1 彩吹真央(80期) 2006.12.26 2010年4月25日退団
2 蘭寿とむ(82期) 2007.1.26 2011年4月25日就任(4年後)
3 真飛聖(81期)  2007.2.26 2007年12月25日就任(1年後)
4 音月桂(84期)  2007.3.26 2010年9月13日就任(3年後)
5 柚希礼音(85期) 2007.4.26 2009年4月27日就任(2年後)

6期にわたって掲載されています。(80期1人、81期1人、82期1人、84期1人、85期1人)
彩吹真央さんについて
結局このシリーズの中で、 彩吹真央さんだけトップに就任せず退団されました。
彩吹真央さんが有力なトップスター候補だったら、一つ前のシリーズで発売されていたような気がします。

壮一帆さんについて
82期の壮一帆さんは、パーソナルブックが発売されていませんが、2012年12月25日に雪組トップスターに就任されました。
雪組トップスターだった音月桂さんが早期退団されたためと言われていますが、このパーソナルブックから、そのことが頷けます。

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宝塚パーソナルブック 2010
1 北翔海莉(84期)  2010-10-25 2015年5月11日(5年後)
2 凰稀かなめ(86期) 2010-11-25 2012年7月2日(2年後)
3 早霧せいな(87期) 2010-12-25 2014年9月1日(4年後)
4 龍真咲(87期)   2011-01-25 2012年4月23日(1年後)
5 朝夏まなと(88期) 2011-02-25 2015年2月16日(4年後)
6 明日海りお(89期) 2011-03-25 2014年5月12日(3年後)

6学年にわたっています。(84期1人、86期1人、87期2人、88期1人、89期1人)

宝塚パーソナルブック 2015
1 望海風斗(89期) 2015年4月25日 2017年7月24日就任(2年後)
2 凪七瑠海(89期) 2015年5月25日
3 美弥るりか(89期)2015年6月25日 2019年6月9日退団
4 七海ひろき(89期)2015年7月25日 2019年3月24日退団
5 真風涼帆(92期) 2015年8月25日 2017年11月20日就任(2年後)
6 紅ゆずる(88期) 2015年9月25日 2016年11月21日就任(1年後)

5学年にわたっています。(88期1人、89期4人、92期1人)
89期の明日海りおさんは、2010年シリーズで発売されましたが、望海風斗さん、凪七瑠海さん、美弥るりかさん、七海ひろきさんの4名は5年後の2015年シリーズです。
88期の紅ゆずるさんも、同期の朝夏まなとさんは2010年シリーズでしたが、紅さんは2015年シリーズです。
その中で一番若い92期の真風涼帆さんは、2015年シリーズでした。

ファーストフォトブック
1 芹香斗亜(93期)  2016.3.22
2 珠城りょう(94期) 2016.5.12 2016年9月5日就任(4カ月後)
3 柚香光(95期)   2016.10.25 2019年11月25日就任(3年後)
4 礼真琴(95期)   2016.12.22 2019年10月14日就任(3年後)
5 愛月ひかる(93期) 2017.2.25
6 彩風咲奈(93期) 2017.4.25

3学年にわたっています。(93期3人、94期1人、95期2人)
2015年シリーズの翌年に93期以降が、「ファーストフォトブック」と名称が変更されて発売されました。
94期の珠城りょうくんは、発売された4カ月後にトップスターに就任しました。
研9での異例の早期就任でした。
「パーソナルフォトブック」の発売は、3年から5年の間隔があけられていました。
珠城りょうくんの早期就任に合わせて続けて発売するため、「ファーストフォトブック」と名称が変えられたのではないかと思います。

ファーストフォトブック2019
1 月城かなと(95期) 2019年10月15日 (大劇場公演中)
2 朝美絢 (95期) 2019年11月1日 (全国ツアー中)
3 水美舞斗(95期) 2019年11月15日 (東京公演中)
4 瀬央ゆりあ(95期) 2019年11月29日 (バウ公演中)
5 桜木みなと(95期) 2019年12月6日 (大劇場公演中)

それから3年後に95期の「ファーストフォトブック」が発売されました。
月城かなとくんが休演したため、当初の発売予定から遅れたので、2カ月の間に5冊が発行されることになりました。
当初は2019年の8月から1冊ずつ発売予定だったのでは無いかと思います。

幅広い学年にわたっているのが通常なのに、95期だけというのは異例です。

この出版予定時に、永久輝せあくんが「visaのイメージキャラクター」であることは決定していたと思います。
97期の永久輝せあくんや、98期の暁千星くんをこの中に入れても不思議では無かったと思いますが、あえて95期に限定されていることに意味があるのでしょう。

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発売順で「推されているスター」がわかる

パーソナルブックのシリーズの中の最年少のスターを青字にすると、大和悠河さん、柚希礼音さん、明日海りおさん、真風涼帆さん、礼真琴さん、柚香光さんでした。

同期でもシリーズが別れる場合、後の人の方がトップスター優先度が低く、トップに就任していない確率が高くなります。
80期では、先が霧矢大夢さん、後が彩吹真央さん。
84期では、先が音月桂さん、後が北翔海莉さん。北翔さんはトップに返り咲きされました。
89期では、先が明日海りおさん、後が望海風斗さん、凪七瑠海さん、美弥るりかさん、七海ひろきさん。
望海風斗さんは、今や「トップオブトップ」の宝塚唯一の大スターさんです。
ここでは、「先」と「後」の法則は関係ありません。経験値がさらにスター性を高めています。

95期の中でも、2016年発売の礼真琴くんと柚香光くんは既にトップスターに就任していて、2019年に発売された5人との差はあります。

しかし望海風斗さんの例からも、後の発売であっても、大きなトップスターさんになる可能性はあります。

次の「ファーストフォトブック」発売時期は?

ファーストフォトブック発売はトップスター就任の必須条件と言えます。
次の「ファーストフォトブック」が発売されるのは、通常3年先、はやくても2年以上先と思われます。

写真集が発売されるのも多くのファンを獲得していくためです。
そのため発売されてからトップ就任まで、期間があるほど、ファンが獲得できるでしょう。
はやくても1年はあくでしょう。

これらのことを考えると、永久輝せあ君がトップスターに就任するまで、はやくても3年先では無いでしょうか?

バウホールの主演を昨年の春に1度経験しただけなので、これから別箱の主演など、いろいろと修行していくことも必要でしょう。

次に発売される「ファーストフォトブック」は、98期、100期のトップスター候補たちも入るでしょうね。

男役としての経験値を含むクオリティ主義

以前から理事長が「クオリティ重視」と仰っていますが、それは作品の脚本にとどまらず、実力、芸についてもだと思います。
男役さんについては、「男役10年」という言葉通りに、経験を積むほど「男役道」は極められていきます。
現在、年長のスターが重用されているのも、男役としての芸が極められていて、安心して舞台を任せられるからだと思います。

キラキラとしたスター性とともに、男役としての経験値もスターとしての重要な要素と考えられているように思います。

男役12年めを迎えて、優れた個性的な同期の中で切磋琢磨している95期のスターたち。
今しばらくは、95期までのスターたちが活躍していく年になるでしょう。

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