95期3人の主演と95期の意外な秘密
こんにちは、くららです。
昨日は「TCA PRESS 7月号」に掲載のものについてブログを書いていました。
その時に内容がいっぱいになって書くのを控えたことがあれます。

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愛と絆の95期生

それは、「愛と絆の95期生」という95期の紹介です。
毎月「期の紹介」が昇順でされていて、7月号が95期でした。

96期から現在まで、「40人の入学」になりましたが、95期生は45名でした。

2009年の初舞台「Amour それは…」のラインダンスの写真。
娘役コーナーは、元トップ娘役3人(愛希れいか、実咲凜音、妃海風)の写真と、星乃あんりさん、伶美うららさんのお名前が記載されていました。
このお二人は、トップ娘役に有力候補でしたが、惜しくも選ばれませんでした。

男役コーナーは、神7の現役男役さんたちの顔写真が2段で掲載されていました。
現トップスターの、柚香光くん礼真琴くんは大きめの写真で上段に。
次期トップの月城かなとくんは他の5人と写真は同じサイズで上段に。
水美舞斗くん、朝美絢くん、瀬央ゆりあくん、桜木みなとくんの4人は下段に掲載されていました。

7人のうち3人が既にトップスターが決まっていますが、後の4人も伯仲した活躍をしています。
優劣つけがたいです。

しかし、95期生についての面白い発見をしました。最後に書いています。ビックリしますよ!

そして「伯仲の95期」を象徴するかのように、3名の主演のポスターと先行画像が公表されました。

95期3人のポスターと先行画像について

水美舞斗主演『銀ちゃんの恋』ポスター

度肝を抜く斬新でインパクトのあるポスターでした。

撮影スタジオのライトを浴びる「39段の階段」に、マイティが足を組んでキザッて座っています。
将棋柄の場違いな太いネクタイはじめ、センスの無さが溢れているド派手な成金趣味の衣装に、ハエたたきというなんとも言えない、昭和臭の漂う馬鹿げた雰囲気。
映画フィルムも写っていて、よく見ると、新選組の衣装で刀を振りかざすマイティのイケメン剣豪ぶりが、11カットのフィルムにおさめられていました。格好良いのだけど、真剣すぎでなんだか笑えてくる。

自己中心ながらも憎めない映画俳優の倉丘銀四郎のイメージ、ポスター1枚に、あふれんばかりに表現されています。

この水美舞斗主演の作品には、「~銀ちゃん、本日も反省の色なし~」という副題がついています。

このポスターを見る限り、過去2回上演されたものより、「銀ちゃん色」が濃くなるのかな?と思ったり。

ポスター通りの、とっても楽しい舞台になりそうですね。

礼真琴主演『柳生忍法帖』のポスター

柳生十兵衛……礼 真琴
先行画像も良かったですが、ポスターになると、さらに勇ましくて凛々しくて格好良いですね!

眼光鋭い隻眼の天才剣士!

清廉潔白な男気と優しさに溢れる剣士は、「ヒーロー」そのものです。

舞台でも「隻眼」のまま立ち回りしたり、駆けたりするのでしょう。
片目ではいろいろと負担があるのではないかな?と少し心配になりますが、身体能力の高いこっちゃんは、問題無いのでしょうか。

芦名銅伯……愛月 ひかる
愛ちゃんが、背後ですがポスターに大きく掲載されました。
パープルの「謎の男・芦名銅伯」の愛月ひかるさんが、トートのように妖艶で、悪役ぽい貫禄と存在感にあふれています。
銅伯は100歳過ぎらしいですが、ヒゲも無いので、「謎の男」の年齢不詳の設定のよう。

今回の役は、別格風味の「色濃い専科」復活のようです。原作では妖怪みたいな役だとか。
「ロミオとジュリエット」での2役を経て、愛ちゃんの濃い役が、さらにどんなに深められ、面白く演じられるか。

路線男役の道からはそれてしまいますが、やはりそれが愛ちゃんの役目なのでしょう。

ゆら……舞空 瞳
ポスターの方は表情の無い横顔で、少し残念でした。
しかし、ポスターの裏面でかつ公式ページのトップに掲載される方は、小刀を持って十兵衛を狙っている凛々しい表情のゆらが美しいです。

舞空瞳ちゃん演じるゆらは、銅伯の娘で仇討ち相手加藤明成の側室です。冷酷残忍な悪女とか。
しかし、堀一族の女達を救うために、たった一人で敵陣に乗り込んで来る、男気のある十兵衛を次第に好きになっていきます。
ゆらにとっては初恋で、その初めての恋の為に命をかけて、十兵衛に迫っていくよう。

「エル・アルコン-鷹-」で強い女性のギルダがはまっていたので、ダーク系のヒロインのゆら役もはまりそうです。
表面はダークに見えても、内面は誰よりもピュア、そういう役が舞空瞳ちゃんには似合いそう。

「ロミオとジュリエット」とはまた違う、トップコンビのどんな恋愛関係が見れるのでしょうか?

たくさんの役の人たちが登場する傑作時代小説の舞台化なので、物語がとても面白く展開して、見ごたえがありそうです。

月城かなと主演『川霧の橋』の先行画像

新トップコンビ、月城かなと&海乃美月のプレお披露目公演となるので、二人写りの先行画像でした。

和物が良く似合う月城さんのいなせな青天姿が、最高にお似合いです。
『心中・恋の大和路』与平、『銀二貫-梅が枝の花かんざし-』でも、青天が良く似合っていました。

低い位置で月城さんに控えめに体を寄せている海ちゃんも、可憐さを醸し出しています。
お光役はいじらしい役なので、上級生の海ちゃんは可愛く可憐に演じるのが課題でしょう。

終わりに

95期の3人の男役さん主演のポスターと先行画像が公表されて、「95期の活躍の時」だと思いました。
「神7」と言われている男役さんたちは、全く個性や魅力や売りがダブっていない所がスゴイところです。

しかし、95期生は、娘役も男役も沢山のスターが輩出されていますが、入学試験の倍率は驚くほど低かったのです。競争倍率19.18倍でした。

コロナ禍での109期生の受験倍率が、17.4倍で、それにに次ぐ低倍率が95期生です。109期生の件が無ければ近年最低の競争倍率でした。

それまでに競争率20倍以下というのは、93期の19・68倍89期の19・5倍でした。

音楽学校競争倍率

108期 21・3倍、852人
107期 22・9倍、915人
106期 24・1倍、965人
105期 26・1倍、1042人
104期 26・9倍、1079人
103期 26・6倍、1063人
102期 26・7倍、1065人
101期 22・0倍、881人
100期 23・1倍、924人
99期 23・5倍、940人
98期 25・7倍、1028人
97期 27・75倍、1106人
96期 21・38倍、854人
95期 19・18倍、863人
94期 20・48倍、963人
93期 19・68倍、984人
92期 21・32倍、1066人
91期 20・4倍、1020人
90期 19・76倍、988人
89期 19・5倍、973人
88期 20・1倍、1066人

89期というと、明日海さん望海さんたちを輩出したスターの期です。
93期もトップ娘役では、舞羽美海さん。
現役では、彩風咲奈さん、芹香斗亜さん、愛月ひかるさんがいらっしゃいます。

音楽学校の受験倍率が低い方が、多くの素敵なスターが輩出される期になるのか?
面白い現象ですね。

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