2度目の卒業公演千秋楽おめでとう
こんにちは、くららです。
以前にお伝えしたたかね吹々己(旧芸名・高嶺ふぶき)さんの引退前最後の舞台「美しい人」が、京都府立文化芸術会館で本日千秋楽を終えられました。
(10日、11日、12日開催)

京都府が「緊急事態宣言」下ではなかったこと、対象地域に追加して欲しいと言う府知事の要請も却下されて無事に開催できて本当に良かったと思いました。
あと、5月17日に宝塚市立中央公民館開催予定の「Haru 1番華Fubuki」が最後のコンサートになります。

芸能界を引退されるのは、5月の末に甲状腺乳頭がんの手術をされる予定で、手術をすれば声帯のコントロールに影響し、定評のある歌声は出なくなるため引退を決意されたのでした。
後で発売された記事を読むと、「甲状腺を全摘して、周りのリンパ節を切除すれば98%の確率で治る」と説明を受けていらっしゃるそうです。
私も経験がありますが、甲状腺系の病気は予後が良いことが何よりです。

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宝塚、女優業に続く第3の人生は旅館の女将(おかみ)

たかねさんは、その後の「第3の人生」の場所も見つけていらっしゃいました。

それは、山口県周防大島(すおうおおしま)町にある旅館の再建。
宝塚時代の上級生の推薦を受けて、女将の面接に受かったそうです。
旅館は現在改装中で秋以降に従事されるご予定。
町おこしのイベントのプロデュースなどにも携わられるようです。

山口・周防大島は、瀬戸内のハワイ!

ハワイの文化や風習が根付いた南国リゾート
山口県周防大島は、山口県の南東部の瀬戸内海では3番目に大きな島。
冬でも温暖な気候で柑橘類の栽培が盛んなことから「みかんの島」とも呼ばれているそうです。
美しいビーチにヤシの木が並ぶ光景は南国そのもので、夏になると皆アロハシャツを着こなし、土曜日には美しく優雅なフラダンスを楽しんでいるとか。
周防大島と本土とを結ぶ「大島大橋」は無料。最寄りの山陽自動車道・玖珂(くが)ICから橋まで車で約40分!

明治時代、「官約移民」で出稼ぎ労働者として約4,000人の周防大島の人たちが、ハワイへ渡ったそうです。
そして出稼ぎを終えて日本へと戻ってきた時に、ハワイで触れた文化や風習を、周防大島へ持ち帰ったことから、「瀬戸内のハワイ」の基となったとか
1963(昭和38)年にハワイ州カウアイ島と周防大島は姉妹島提携を結び、それ以来、官民ともに活発な交流が行われているそうです。

新天地にチャレンジ

「宝塚」と「芸能界」という世界で夢を届けてくれてゆきちゃんの新天地は「周防大島」
「瀬戸内のハワイ!」周防大島は、新天地として格好の場所ですね。

「不安は全然ないです。ちょっとした別世界に浸ってもらって、喜んでいただく。これまでと、すべてに共通点がありますね」とゆきちゃん。

町おこしのイベントのプロデュースなどにも携わられるようなので、ゆきちゃんのアイデアやひらめきが活かされていくことも楽しみです。

この女将の面接は、宝塚時代の上級生の推薦を受けて、受かったそうです。
OGさんたちのご活躍をみていると、OGさんたちのコミュニティの繋がりの広さを良く感じます。
そういうコミュニティの中で、皆さん生き生きとご自分の良い所を活かして活躍していらっしゃいます。
ご卒業後もこういう繋がりをもっていらっしゃることは本当に羨ましいです。

昨日は「宝塚受験」のことを書きましたが、20倍以上の難関を乗り越えられることも、まずパワフルでスゴイことです。
そして難関を乗り越えてきた40人の中で切磋琢磨して退団するまで向上していく精神性も素晴らしくパワフルです。
そういう所を通ってきたOGさんたちは、退団後もやはりパワフル!

OGさんたちの前向きな姿勢に、励まされることも今まで何度もありました。
ゆきちゃんも、前に向かって人生のひと区切りの時を乗り越えようとしていらっしゃいます。
そのパワフルさに、勇気をもらい励まされます。

そしてコロナ禍がおさまると、政府は旅行券などを発行されるとか。
その時、瀬戸内のハワイ「山口・周防大島」を訪れてみたいなと思いを巡らしています。

最大限の新型コロナウイルス感染拡大への防止策で上演

3日間の「美しい人」では、最大限の新型コロナウイルス感染拡大への防止策が施されていたそうです。
観客側
・観客の熱を測る。
・手指消毒。
・間隔を開けて入場する。
・間隔をあけて座る。
・扉を極限までの開放する。
出演者側
・楽屋を広くとる。

「コンサート」では客席から歓声があがってしまいますが、「お芝居」は、沈黙であることは、感染の危険性をおさえられます。

例え「緊急事態宣言」が解除されたとしても、「感染の怖れ」は、日々の生活の中でまだまだ残るでしょう。
しかし「感染の怖れ」があるからといって、劇場が使えないと決めつけると、公演の再開はまだまだ後にずれこんでいきます。

「感染対策を徹底的に行った劇場」では、「感染の危険性は無い」ということを積み重ねた事実として世間に理解してもらうことが、これから大切では無いかと思います。
3月の3連休の時には、公演を上演していた劇場が多くありました。
その時の「ライブハウス」での「感染」は確認されていますが、「演劇の劇場」では確認されていません。
3月22日の東京宝塚劇場もそうでした。

「劇場」に「感染の危険性は無い」ということが明らかになって、「緊急事態宣言」解除後に、公演の上演に繋がっていく流れが演劇界に出来たら良いなと思っています。

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