こんにちは、くららです。
昨日『沸騰ワード10』で宝塚音楽学校受験スペシャルが放送されました。
初嶺麿代さんの受験スクールの生徒さんが受験に挑む様子が1/31（金）と3/6（金）で放送され、取材されていた４人の少女が合格できたか？が気になっていました。
高校３年生で４回目の挑戦のみくちゃんが見事合格していました。おめでとう♪
一緒に取材されていた中3のけいかさん、高2のちはるさん、高校2のゆうさんは残念でしたが、一人ひとりにドラマがありました。
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みくちゃんの努力
今回合格したみくちゃんの受験直前のダンス姿には、目を見張るほどのキレと上達が感じられました。
受験直前の模擬試験で、総合では57名中２位、苦手だったバレエが１位に。初嶺先生も驚くほどのジャンプアップ。
「努力というのは、みくちゃんのお守りになるから」と言葉をかけていらっしゃいました。最高の賛辞ですね。
みくちゃんのお父様が
「これ以上努力って何をすればいいんだろう。宝塚って何を求めてきているのだろう」と仰っていましたが、「宝塚受験の４年間」最大級の努力の積み重ねだったことでしょう。
でもその努力の結果、みくちゃんの受験直前の笑顔には、以前に放送されたものに比べられない自信と輝きが満ちていました。
そしてその結果、「宝塚合格」を勝ち取ることができたのですね。
みくちゃんが合格して流す美しい涙に、心が洗われるような感動がありました。
この受験は、４回目の最後の挑戦でした。
４年間の努力は、凡人では考えられない苦しさや犠牲があったと思いますが、その努力が実って本当に良かったです。
タカラジェンヌは、こういう努力が結実する経験を積み重ねているから、努力し続けることができるのだろうと思いました。
こういう環境にいるタカラジェンヌの偉大さもあらためて思いました。
108期生、異例の入学式延期
今年の合格発表は、新型コロナウィルスの感染防止対策で、恒例の掲示板での発表をやめて、ホームページでの掲示でした。
27日の合格発表後には、例年通り入学説明会が開かれ、制服の採寸、寮の見学なども行われたようです。
みくちゃんをはじめ４０名の合格者たちは、制服が着れる日を心待ちにしていたと思います。
しかし、4月17日に行われる予定だった入学式は、兵庫県に「緊急事態宣言」が５月６日まで発令されたため、それまで臨時休校とし、入学式は学校再開後に実施すると発表されました。
みくちゃんはショックを受けていないかしら？と勝手に心配しました。
しっかりした彼女は、お休みも前向きにとらえて、入学の日に備えていることでしょう。
「頑張ってね。」と伝えたいです。
109期生候補
今回の受験で合格できなかったけいかさん、ちはるさん、ゆうさん。
ゆうさんはご家族との約束で、今年は大学受験に挑まれるということでした。
あとの２人は、109期生の受験に挑まれるのでしょうか？頑張ってタカラジェンヌになって欲しいです。
若い時に、一生懸命努力して挑戦するということは、合格できなかったとしても、決して無駄ではなかったと思います。
こんなに真摯に打ち込めるものがあるということは尊いことです。
「努力というのは、みくちゃんのお守りになるから」と初嶺先生が仰っていたように、一人ひとりの努力はこれからの人生のお守りになることでしょう。
合格発表の日から、次の受験に向けて、109期生候補の人たちは、頑張りはじめたと思います。
「３密」を避けなければならないので、団体でのレッスンはできていないかもしれません。
「レッスンを受けたい」とウズウズしている少女たちも多いでしょう。
今まで当たり前にできていたことが、「危険」と思われる非常事態です。
当たり前に４月には初舞台を披露していたのに、それさえ出来なくなっています。
106期生の初舞台が披露されなかったら、音楽学校に入学予定の108期生たちにも不安が残るでしょう。
109期生の受験志望者数にも変化が及ぶかもしれません。
音楽学校は、予科と本科と2年にわたり、歌やダンス、芝居の技術面を学ぶことに加え、タカラジェンヌとしての素養も磨いていく所です。
どうかこの学びの時が、これ以上短縮されていかないようにと、切に思います。
感染の拡大が収まらず、「緊急事態宣言」が延長された場合は、臨時休校も延長され、入学式も延長されてしまいます。
現在の一人ひとりの感染防止への取り組み方が、音楽学校の入学式にも関わってきます。
音楽学校生のためにも「STAY HOME」励みたいですね。
宝塚音楽学校にいつもの春がはやく訪れますように。
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