星蘭ひとみちゃんの今後に期待!
こんにちは、くららです。
昨日の星蘭ひとみちゃんの専科への異動発表には驚きましたね。
これは、ひとみちゃんの次の活躍に繋がる良いお話だと信じています。

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星蘭 ひとみ・・・2019年12月23日付で専科へ異動
今後は映像を中心に出演する予定ですので、異動後に最初に出演する公演は未定です。

スカイステージのニュースの中で「星蘭ひとみのプリンセスRecipe」が先週から何回か流されていました。
そして今週の土日に放送される「タカラヅカニュース総集編」の一番最初が、「星蘭ひとみのプリンセスRecipe」でした!

冬を意識して、お気に入りのワンピースにファーをつけていたので、昔に撮りだめたものでは無く、新しいものだと思います。
お話の中で、「舞台人として大切に思っていることは睡眠」と話されていました。

そして最後に、
娘役の心得は、いつも明るく元気に笑顔でいることなので、普段からその気持ちを忘れず、これからも娘役として成長していけるように精進してまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。』
と話されていました。
ひとみちゃんのメッセージをファンに伝えたくて、異動発表に合わせて、敢えて「星蘭ひとみのプリンセスRecipe」を総集編の一番最初に流したのだと思います。

今後「映像を中心に出演する予定」があったとしても、ひとみちゃんの意識の中には「舞台人」として、「娘役」としての意識がしっかりあるので、必ず宝塚の舞台に戻ってきてくれると思います。
だからこそ、「娘役として成長していけるように精進してまいりますので、これからもよろしくお願いいたします」なのだと思います。

まだ公表できない映像関係のお仕事の予定があるのでしょう。
そのお仕事が、娘役として成長していけることに繋がることなのだと思います。

星蘭ひとみちゃんの魅力

「類いまれな美人」というだけでなく、気品にあふれていることと、キラキラとしたオーラがあることが、彼女の特別な魅力だと思います。
舞台上では、まるでそこに、スポットライトが当たっているような惹きつけるものがあります。
そして「美人」なのに、屈託のない笑顔に、幸せにしてくれるものがあります。

「ロックオペラ モーツァルト」を観劇した時に、フィナーレナンバーのダンスを娘役の中では一人だけ踊っていませんでした。
最後の舞台上の並びは、前列ではなく、舞台の後部の真ん中にいらっしゃいました。
間近の「食聖」の新人公演も、本公演とほとんど変わらない役でした。

それまでの上げ上げ状態ではありませんでしたが、今回「専科異動」というかつてない特別な措置がとられたことは、星蘭ひとみちゃんの魅力を輝かせるための計らいだと思います。

劇団を通さない芸能活動に対する冷酷さ

「宝塚は愛にあふれている」と言われますが、ただ一つのことに関しては非情なまでに冷酷な面があります。
それは、在団中に外部の芸能活動に関わることに対しての対応です。
(劇団の許可をとっていれば大丈夫なようですが、そうで無い場合)
後に続く人が無いように、見せしめ的な厳しさをとっているようにも感じます。
宝塚に限らず、芸能界での移籍のルールは、とても厳しいのが普通です。

北原遥子さんの突然の退団

黒木瞳さんと同期で、宝塚史上に残る特別美しい人でした。
1985年の日本航空123便墜落事故犠牲者の一人として帰らぬ人となってしまいました。

雪組に属していて、退団まで4作連続新人公演ヒロインを務め、同期の黒木さんと共に朝日放送の「おはよう朝日です・土曜日です」のアシスタントを週替りで担当し、池田銀行(現・池田泉州銀行)のイメージガールにも就任していました。

しかし、遥くららさんサヨナラ公演である「風と共に去りぬ」の稽古中に、劇団から休演を通告され、病気と言う名目で謹慎休演後、退団されました。
後からの話では、遥くららさん退団後、麻実れいさんの相手役に就任予定だったのでは、と言われています。
それほど有望娘役さんだったのですが、たった1回の軽率な行動で退団に追い込まれてしまったのです。

軽率な行動とは、劇団に無断でテレビ出演したということです。(本人が知らないうちに)
ご本人は「カメラテストを受けてみないか」と知り合いになったプロダクションの女性プロデューサーから誘われて行ったところ、カメラテストのつもりが、現場でドラマの本番を収録していたそうです。
無理やり出演を頼まれ、断る北原さんに「セリフはないし、顔は出ないので大丈夫」と説得され、押し切られる形で撮影されたそうです。
ところが実際の画面には、彼女の姿がくっきりと映り込んでいて、更にはテレビで放送されてしまい、劇団が知るところとなりました。

劇団を通して事前の出演依頼がなかったことで、歌劇団の規定違反となり、北原さんが責任を取らされる形で、退団になったとのこと。事実上の懲戒免職です。
最後の舞台を踏むことも、袴姿でのファンへの挨拶もできないままの退団になって、ご本人はとても悔やまれていたようです。
黒木瞳さんが大親友だったので、謹慎を言いつけられた時に、「寮にいるのはつらい」と、アパートに移っていた黒木さんの部屋で北原さんが泣きながら過ごしていたことを、後に黒木さんが著書に記されていました。

歌劇団は、北原さんの退団理由は、「あくまでも本人の意思です」と説明されていました。

宝塚の生徒さんは、純粋でピュアなので、簡単に騙されてしまいやすい所もあると思いますが、たった1回の軽率な行動が、このような結果になるとは。
北原さんや黒木さんと同年代で、初舞台の時から見守っていたので、この件はとても私には衝撃的なことでした。退団日は、1984年4月30日付けでした。

退団は残念でなりませんでしたが、北原さんは美しい人なので、外部での活躍を楽しみにしていました。
しかし、1985年8月12日、日本航空123便墜落事故犠牲者の一人として帰らぬ人となってしまいました。
黒木さんは、その日、東京宝塚劇場で舞台中で、楽屋に北原さんから「これから大阪に行くの」と電話があり、「明日、会おうね」と約束していたそうです。

当時、収録済みの北原さん主演のドラマもあったそうです。
女優が続けられていたら、黒木さんと同じくらい名女優になれた人だと思います。

宝塚を突然退団することにならなかったら…
こんな「たら」という未練がましいことを書いても仕方ありません。

星蘭ひとみちゃんは、歌劇団を通して今後のお仕事を展開されていくようなので、輝かしい未来が待っていることを信じています。

千紘れいかさん

千紘れいかさんは、劇団四季のオーディションを歌劇団に内緒で受けて合格し、こっそりと退団されようとしましたが、歌劇団の逆鱗にふれてしまいました。
異例の「宝塚大劇場公演千秋楽をもって退団」と発表されてしまい、その後のベルリン公演の出演者として発表されていたのも、取り消されました。
宝塚大劇場の退団者の恒例である、ハカマ姿で大階段を降りることも、「退団者ご挨拶」もさせてもらえませんでした。

千紘さんは、花組から「次期トップ娘役候補」として月組に異動したのに、そのタイミングで雪組に異動した檀れいさんが新人公演ヒロインの経験を経て、再び月組に異動してトップ娘役に就任されました。
実力派の千紘れいかさんに比べて、檀さんの実力が伴っていなかったので、ネットでファンも大騒ぎでした。

『LUNA ~月の伝言~』(イレーネ) 『BLUE・MOON・BLUE ~月明かりの赤い花~』 2000年4月3日宝塚大劇場公演千秋楽を最後に退団された後、劇団四季の『ライオンキング』にナラ役で出演されました。

千琴ひめか(はいだしょうこ)さん

NHK「おかあさんといっしょ」の歌のお姉さんを5年間務められました。その後も「はいだしょうこ」さんは有名です。
ご本人は、退団後にNHKのオーディションを受けたと仰っていますが、在団中に受けて合格してしまって、劇団が激怒して、朝澄けい&真飛聖主演(バウ・青年館)の「ヴィンターガルテン」で退団することになるものの、イベントなしとの通告を受け、それを朝澄さんと真飛さんが必死に劇団を説得して「最後のごあいさつ」をすることが出来たという話があります。
ご本人は、安蘭けいさんに、お世話になったと仰っていました。

歌が抜群にお上手だったので、星組公演『ベルサイユのばら2001』で、エトワールを入団3年目で務められたことをはじめ、毎回影ソロを担当され、それなりに重用されていましたが、ご本人は「童謡を歌いたい」という思いが強くてオーディションを受けて、合格してしまったようです。
歌のお姉さんのオーディションは、とても難関で、受かる確率はとても低いものだと思いますが、受かってしまうと、劇団の逆鱗にふれてしまうという構図は、ジェンヌさんにとっても辛いものがありますね。

今や社会人が在職中に転職先の面接や試験を受け内定がとれてから、現職に辞職の意思表示をするというのは、当たり前ですが、歌劇団は厳しいです。
芸の道を進む人と、一般人の違いでしょうが、タカラジェンヌは「生徒」と呼ばれ、「芸能人」という意識をもっている人は少ないでしょう。

在団中にテレビドラマで主演した娘役スター

遥くららさん

入団2年目にTBSのポーラテレビ小説『加奈子』の主役で出演。(半年間の帯ドラマ)
(NHKの連続テレビ小説ど同じように、毎日20分間帯で放送されていたドラマシリーズで、本放送が昼、再放送が朝でした)

男役でしたが、『ベルサイユのばら III』では、少女時代のアントワネットを演じて歌が苦手な方だったで、♪シャンシャン鈴の音軽やかに♪の破壊的な歌唱は今でも記憶にあります。
『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役(鳳蘭の相手役)に抜擢。それから鳳蘭さんの相手役をつとめ、その後瀬戸内美八さんの相手役を本公演は1回務め、麻実れいさんの相手役として雪組に組替え。
その組替え前の期間にTBS「1年B組新八先生」にヒロイン役でも出演されていました。

純名里沙さん

76期生の首席として入団、『ベルサイユのばら』で初舞台公演でエトワールを務め、雪組に配属され2年目でバウ『微笑みの国』のヒロイン、『華麗なるギャツビー』にて新人公演初ヒロインを経験。
劇団の勧めでオーディションに臨んで、NHK連続テレビ小説『ぴあの』に主演(1年間)ドラマ内でも主題歌披露。

宝塚に復帰後花組へ異動し、『エデンの東/ダンディズム!』より真矢みきの相手役として花組トップ娘役に就任するも、翌年『ハウ・トゥー・サクシード』を最後に退団。

以前は、ドラマのオーディションを劇団の勧めで受けていたり、劇団が許可している外部出演は、OKのようです。新専科が出来た時も外部出演を積極的に行う、という説明もありました。

一時的に専科で活躍した檀れいさん

2001年7月2日、宝塚大劇場公演『愛のソナタ/ESP!』で真琴つばささん退団とともに専科へ異動。

専科時代
スカイステージ開局に合わせて、「スペシャル・スカイ・フェアリーズ」として活躍。
芸術座『極楽町一丁目〜嫁姑地獄編〜』(外部出演)
宝塚の日生劇場公演『風と共に去りぬ』にメラニーとして特別出演。
中国公演、星組『蝶・恋/サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ』に特別出演。「楊貴妃の再来」と中国で注目をあびたので、2度目の中国公演。

2003年、湖月わたるの相手役として、星組に異動し、トップ娘役に就任。『王家に捧ぐ歌』のアムネリス、『花舞う長安』の楊貴妃などが当たり役。2005年、『長崎しぐれ坂』で退団。

先ほどスカイステージで、星組の『王家に捧ぐ歌』が放送されていました。全般に今と比べて、歌唱力の低さが明らかでした。当時はそれで何の問題もなかったのですね。
当時の状況だったら、星蘭ひとみちゃんのトップ娘役はあり得たでしょう。

星蘭ひとみちゃんの映像を中心に活躍をされてからの、その後はどうなるのか?頑張って欲しいと思います。

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