雪組「f f f/シルクロード」はサヨナラ公演?こんにちは、くららです。
本日思いがけず早くに、来年の雪組公演2作目の公演内容が公表されました。
集客率抜群の雪組に、「ウエクミ×生田先生」という人気の先生の贅沢な組み合わせ、かつ大劇場は1か月間の短期公演ということで、お正月公演の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』も相当なチケット難になっていますが、さらに厳しくなるよう気配満点で、チケットのことを考えるだけで、観たいという思いと共にチケットが手に入るかしらと、心配が増してしまいます。

さらに最重要事項は、サヨナラ感が感じられない作品なので、「来年の退団はない!」と胸をなでおろしたいところですが、本当にサヨナラ公演では無いのでしょうか?
最近のトップ退団公演と比較しながら、考察してみたいと思います。

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過去のサヨナラ公演についての考察

つい先日ご卒業された明日海りおさんの花組最後の作品は、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム!』。
先月退団された紅ゆずるさんの星組最後の作品は、『GOD OF STARS-食聖-/Éclair Brillant』でした。
どちらの作品も、退団を感じたり、におわせる言葉などはありませんでした。

明日海さんの場合

お芝居『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』は、明日海さんのリクエストで植田景子先生の作品になりました。『ハンナのお花屋さん』の思い出から。
ショー『シャルム!』は、明日海さんのトップ就任初めてのショー『宝塚幻想曲』を担当された稲葉太地先生作品でした。この作品は台湾公演でも演じられました。
昨年、舞浜アンフィシアターでの明日海りおコンサート『Delight Holiday』も稲葉先生の作品でした。
明日海さんは、御縁の深かった先生の作品で最後を飾られました。

紅ゆずるさんの場合

『GOD OF STARS-食聖-』は、小柳奈穂子先生の作品でした。
2015年『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(紅・綺咲初めての主演作品)
2017年『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』(紅・綺咲プレお披露目公演)
2018年『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀』(台湾公演)
トップペアの節目を担当されてきた小柳奈穂子先生だからこそ、サヨナラ公演がトップペアの良さを最大限に輝かせる作品となりました。

ショー『Éclair Brillant』は、酒井澄夫先生の作品でした。
酒井澄夫先生はご高齢なので、2010年の「宝塚花の踊り絵巻 -秋の踊り-」以来大劇場作品に登板されていませんでしたが、2017年紅さんのトップ就任初めてのショー「Bouquet de TAKARAZUKA」を久しぶりに担当され、2年後のサヨナラ公演を担当されました。
紅さんも、御縁のある先生の作品で最後の舞台を務められました。

望海風斗さんと上田久美子先生の関係

お芝居を担当される上田久美子先生は、望海さんがトップになってから初めての登板になります。
上田先生は、2015年・雪組『星逢一夜』で大劇場デビューされてから、1年に1回ずつしか大劇場作品を担当されていないので、トップ就任3年目で上田作品に巡り合えることはラッキーでしょう。『星逢一夜』には、望海さんは2番手として出演されていました。

望海風斗さんと生田大和先生の関係

望海さんと生田先生は2003年、入団同期です。
・2006年7月、花組宝塚大劇場公演『ファントム』で新人公演の演出を初担当
  →望海さんは、研4で「セルジョと若かりし頃のキャリエール」を演じました。(間近の雪組公演では、永久輝せあ君が演じた役です)

・2009年1月、望海さん新人公演初主演の演出を担当
  →『太王四神記-チュシンの星のもとに-』タムドク(本役:真飛聖)

・2010年1月、花組宝塚バウホール公演『BUND/NEON 上海』で演出家デビュー
  →望海さんは、朝夏まなとさん主演で2番手の劉衛強を演じました。

・2014年2月、『ラスト・タイクーン』で、大劇場公演デビュー
  →望海さんはブロンソン・スミス役。
  大劇場公演デビュー作品かつ蘭寿とむさんサヨナラ公演で、ファンの間ではあまり評判が良くありませんでした。

・2016年6月 『ドン・ジュアン』望海風斗東上主演を演出
  →望海さんのドン・ジュアン役は大評判。
  →2019年8月~ 外部で再演されました。藤ヶ谷太輔 / 蓮佛美沙子 / 鶴見辰吾ら。春野寿美礼さんも出演。

・2017年11月『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』望海風斗大劇場公演トップお披露目公演演出
  →作曲家のフランク・ワイルドホーン氏と共同制作でした。

生田先生の節目、望海さんの節目に、二人の関りはとても深くありました。
その生田先生作品がサヨナラ公演になるかも?に、仕方ないですがうなづかざるをえません。

コメディはどこに行った?

『シルクロード~盗賊と宝石~』この作品は生田先生初のショー作品となります。   
生田先生が『ひかりふる路』の時に、「望海風斗で次はコメディをやりたいと思ってます」と言われたとかで、ファンは「生田先生作の望海さんのコメディ」を待望していましたが、『シルクロード~盗賊と宝石~』は、ショー作品なので、コメディとは違うようです。
もしかしたら、コメディタッチなシーンがあるかもしれません。
望海さんに、まだこの作品の次があることも期待したいですが…。本格的なコメディが観てみたい!

『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~について

望海さんのベートーヴェンというと、スカステの「雪組カレッジ」でベートーヴェン風のカツラをつけていましたね。(ベートー勉先生!)確か途中でぬがれたような…
上田久美子先生の作品なので、趣のある美しい舞台で、切ないお話になるのでしょうか?
『フランス革命後の混沌のヨーロッパで、ナポレオン、ゲーテ、そしてベートーヴェンが歩む覇道が交差する。誰もが知る伝説の男たちについての、新しい物語…』とあり、「歓喜に歌え!」とタイトルについているので、今までと違う作風になるのかもしれません。

音楽家というと、上田久美子先生の2作目、宙組『翼ある人びと – ブラームスとクララ・シューマン -』を思い出します。
若き日のヨハネス・ブラームスを主人公に、彼の才能を見出したシューマン、その妻で有名ピアニストのクララ、三人の出会いから別れまでを描く物語でした。ブラームス自身はベートーヴェンの後継者としての意識を非常に強くもっていましたが、ベートーヴェンが亡くなってからブラームスは生まれているので、直接の接触は無いようで、間接的に大きな影響を受けていました。

fffとは、クラシック音楽で使われる音楽記号のひとつで、読み方は、「フォルティッシッシモ」、イタリア語で「できるだけ強く、ff(フォルティッシモ)よりさらに強く」を意味します。
「ミュージカル・シンフォニア」ともあるので、素晴らしい音楽が聴けることも間違いないでしょう。

『シルクロード~盗賊と宝石~』について

遙か古よりこの「シルクロード」を彷徨ってきた宝石の、その煌めきの中に宿る数多の記憶を辿る旅へと盗賊は誘われてゆく…
過去から未来へ、そして未来から過去へ。時代と空間を超えた旅の中で綴られる、エキゾティシズムに富んだレビュー・アラベスク。

アラベスクとは、「アラビア風の」という意味があり、何となく感覚でこの言葉は捉われますね。
エキゾティシズム【exoticism】とは、異国趣味もしくは異国情緒と訳されます。
生田先生初のショーということで、かつてなかった世界観の未知なるショーになるでしょう。
望海さんと真彩ちゃんの歌声が聞けるだけで、もう素晴らしすぎるショーですが。

昔のシルクロード関連作品

1969年に星組で上演された「シルクロード」というミュージカルがありました。上月晃さん主演、初風諄さん、南原美佐保さん、鳳蘭さん、安奈淳さんら出演。
1981年雪組「サンオリエントサン」麻実れい主演、遥くらら、寿ひずるら出演、という作品もありました。他にも多くの作品があったと思います。
西欧とアジアを結びつける神秘的で歴史を重ねている「シルクロード」に関連した作品はとても宝塚的なイメージですね。

まだ年も明けていないのに、来年7月~10月の公演に思いを馳せるのは、宝塚ファンの気の早いところです。
望海さんと真彩ちゃんの去就については心構えしつつ、楽しめるものはいっぱい楽しませていただきたいと思います。

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