先日の「スカイステージトーク」の天飛華音くんの面白発言を通して、あらためて知ったことがあるので、ご紹介します。
それは、公演初日2週間後に発行されている「ルサンク(舞台写真の写真集&公演台本)」についてです。
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「スカイステージトーク」での天飛華音くんの発言
「GOD OF STARS-食聖-では、」ご当地アイドルグループ「パラダイス・プリンス」のcanon役です。
本公演のVTRを見ることになって、舞台稽古の時のものだと知って
「舞台稽古!カツラ大丈夫ですかね。」
と、とても気にしていました。
瀬央さん率いる「パラダイス・プリンス」5名の中の一人で、年下キャラということで、オレンジのカツラをつけています。
フワフワ風で、オレンジ色だから膨張して見えるそうで、舞台稽古でそのカツラをつけた途端、通りかかる人みんなに「カツラ!」と指摘されたそう。
それで、瀬央さんと相談したりして、前髪をあげるようにしたそうです。
はじめの舞台稽古では、前髪をおろしたままだったようです。
VTRでは、前髪をあげた映像だったため、ホッとしたようでした。
8月3日発売の「ルサンク」には、前髪を下げたままのバージョンが写っていて、ショックを受けたことを話していました。
楽屋に「ルサンク」が配られて見たそうで、みんな自分の姿がどのように写っているのか気になるので、すぐに確認するようです。
実際に「ルサンク」を見て見ると
発売された「ルサンク」を見て見ると、canon役は5枚写っていて、前髪をあげていないのは1枚だけでした。
その1枚が一番大写しだったので、かのん君はショックを受けたようです。
初日の舞台を観た時に「パラダイス・プリンス」のメンバーのそれぞれのカツラ、イケていなくて、「ダサイ」と、このブログの感想でもそう記しました。
瀬央ゆりあさんの話をラジオで聞いても、演出の小柳先生がわざわざ「ご当地アイドル」としてダサさを要求されたとおっしゃっていました。
でも新進男役のかのん君には、前髪をあげるか、あげないかでの「見た目」がとても気になるようです。
全般にダサい「ご当地アイドル」なので、私にはその違いがわかりませんが、とても乙女な心で気にしているかのん君がカワイイと思いました。
舞台稽古は何回もある
そしてかのん君の前髪発言を通して、「舞台稽古」が何回もあることを知りました。
また、舞台写真は、公演中に写されると思っていましたが、舞台稽古中に写されるのですね。
実際に観劇して、テレビ用のカメラは見ても、写真撮影用のカメラは見ません。
角度とかもあるので、客席に観客が入っていない舞台稽古の時が、回りに気兼ねなくパシャパシャできるのですね。
宝塚大劇場の公演初日は15時開幕が通常です。
その日の午前中は、最後の舞台稽古が行われるようで、ゲネプロとも言われるようです。
それは、公開舞台稽古で、マスコミや関係者向けのものでもあり、新聞社などの写真もその時に撮影されるようです。
東京公演でも初日当日に、公開舞台稽古と囲み取材があるようで、その取材内容が「スカイステージ」でも流されていますね。
舞台稽古は、稽古という言葉がついているものの、衣装をはじめ歌も踊りも進行もすべて本番と全く同じもの。
観客が入っていない舞台で、同じ完成度のものを上演して、表情や雰囲気が本番の舞台と同じことに、あらためてスゴイなと思います。
ルサンクについて
昭和の頃の宝塚は、公演プログラムに台本までついていました。
いつからか覚えていませんが、公演プログラムに台本がつかなくなりました。
そして、舞台写真の写真集&公演台本の「ルサンク」が、初日の2週間後頃に発売されるようになりました。
今回の星組公演がvol203なので、年9公演としても20年以上前からでしょう。
但し著作権に関わるものは、公演台本はつきません。
歌詞についても同様で、通常は載っていますが、著作権に関わる時は載っていません。
各シーンの写真がもれなく載っていて、舞台の全体像がおさめられたパノラマ写真もあり、迫力ある写真で舞台が再現されているので、実際の舞台観劇後に「思い出し」としても。
劇場まで足を運べなかった方にも、公演のエッセンスが把握できる一冊です。巻末には、ポスターもついています。
値段も1000円なのでお手頃価格。
電子化された「ルサンク」も発売されています。これには台本と巻末ポスターはついていません。
「公演プログラム」と「ルサンク」どちらが良い?
「公演プログラム」は初日から販売されていますが、「ルサンク」は公演の2週間後からです。
「公演プログラム」は、劇場の通路や劇場内で販売されていますが、「ルサンク」は、大劇場ではキャトルレーブでのみ販売されています。
宝塚の出版物の取り扱い書店でも販売されています。
宝塚ファンの方でも、「ルサンク」の存在をあまりご存知でない方も多いようです。
舞台写真と台本で思い出しやすいし、プログラムは無駄な広告が多いので、「ルサンク」を買っています。
「ルサンク」派という方も多いようです。但し初日から2週間後の販売です。
キャトルレーブの通販では、送料が必要になりますが、
楽天ブックスでは送料無料なので、おススメです。
現在上演中の星組公演は2019年 08月号 です。
宝塚の公演プログラムは、豪華な内容で1000円!
他のミュージカルなどを観に行くと、パンフレットが高額なので、宝塚の大衆料金を実感します。
「ルサンク」も1000円はとてもお手頃価格。
宝塚のチケットも秋から値上げになりますが、他のものと比べるとまだ、大衆料金です。
創業者小林一三翁の「大衆のための娯楽」という信念の宝塚は、出版物も安くて有難いですね。
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