『GOD OF STARS-食聖-/エクレール ブリアン』2回目観劇感想
星組大劇場公演の2回目を観劇してきました。
今日はNHKのカメラが入っていたようです。
『GOD OF STARS-食聖-』がNHKで放送されたら、世の中の宝塚の概念が覆されるでしょうね。
「こんな楽しすぎるコメディ」舞台、どこにもありません。
(映像では実際の舞台の魅力は半減してしまうのが残念)

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初日の幕があいて昨日の休演日を経て、『GOD OF STARS-食聖-』さらにあぶらがのってきていました。ツルっと。
記憶力が悪いのでどこが違うと言えませんが、初日よりさらに笑いの渦が増していたように感じました。
紅ゆずるのコメディアンヌぶりは臨機応変に変化。

コメディが大好きなので、いつも誰よりも笑っていると思うのですが、なぜかも出てきます。
前回の雪組の『壬生義士伝』の時はハンカチを手に握りしめて見ていましたが、『GOD OF STARS-食聖-』も『エクレール ブリアン』も私には必須のよう。
どちらも、悲しいシーンなんて全く無いのに。
勝手にサヨナラを頭の奥が認識して涙を流してくるようです。

「トップさん歌が上手ね」

終わった後、座席の近くの方が紅さんの歌をほめていらっしゃいました。初めてご覧の方のようでした。
反対の感想を耳にすることが多かったので、実に嬉しかったです。
酒井先生が今回『エクレール ブリアン』を創作しようときっかけになった「ひとり星の上で」の曲を、紅さんが序盤に気持ちをこめて丁寧に歌われます。
シャンソン風で、紅さんの温かい声にとてもマッチしていて実に素敵です。
声を潰された後より、発声方法を少し変えられたようで、また今回どの歌も紅さんの歌いやすい音程にしてあるので、伸びやかに歌われているのが心地いいです。

綺咲愛里ちゃんもお芝居でもショーでも歌がとても上達しています。
歌が得意でなかった娘役さんが退団公演で歌唱力が上達されることは、「娘役さんのよくあるある」で、夢咲ねねさんも蘭乃はなさんもそうでした。
男前な娘役としてもさらに魅力的で、綺咲愛里ちゃんにしか出せない娘役としての有終の美を飾られていて素晴らしいなと感動します。

3人のひとみちゃん

星蘭ひとみちゃん
客席降りでは、近くに星蘭ひとみちゃんが来てくれました。
彼女はどの方向から見ても、華があって美しくて可愛い。
お芝居では女性アイドル役でキュートな魅力を振りまいていました。
初日は歌声がビックリ状態でしたが、今日は悪目立ちしていませんでした。
もう少し歌えたら全然違うのでしょうが、舞台にいるだけで華とオーラを放つ貴重な存在。
伶美うららさんのように美貌を武器に頑張って欲しい。

舞空瞳ちゃん
初日から堂々としていましたが、緊張がほぐれて歌声も伸びやかになっていました。
3拍子そろったスーパー娘役さん、礼真琴君とのペアでさらに魅力が花開いていくことが楽しみです。

有沙 瞳ちゃん
実力もビジュアルも兼ね備えたくらっち。彼女がいるだけで安心感が漂います。
お芝居でもショーでも瀬央ゆりあ君と組んでいる時が多かったです。
新生星組になったら多分2番手の娘役さん。
舞空瞳ちゃんにも「娘役のお手本」として、助けになっているのだと思います。

星組は本当にチームワークの良さを舞台全体から感じます。
経験値の少ない舞空瞳ちゃんが突然2番手娘役を担うということは、大変だったと思いますが、星組のチームワークの良さに支えられているのだと思いました。

星組の娘役さんの層の厚さはスゴイなと思います。
その分、男役さんの層がうすいかな。
他の組では反対の現象が起きている所もあります。

そのためにやはり組替えがあるのかな?とも感じています。
このあたりのことを書くと長くなるので、また今度書きたいと思います。

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