全国ツアー感想3
星組全国ツアー札幌公演での娘役さんについての感想を書きます。

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音波みのりさんについて

サビーヌの健気な寄り添いタイプのヒロインがぴったりでした。
ショーでは終始幸せそうな笑顔で、こちらまで幸せになります。
紅、綺崎コンビと同じ振りのデュエットダンスでも、受ける印象が全く違ったので、コンビの関係性、魅せ方を面白く思いました。
最近若い娘役さんの主演娘役への抜擢が続いていますが、積み重ねてきた経験値、ただずまいや、スカートさばき、ヘアスタイル、髪飾り…
はる子さんはいつまでも美しく瑞々しく輝いていらして、さらに品や風格もあって「わかさ」という言葉だけで、若手だけを重視していくのはもったいないと思いました。
男役さんに抱かれると、すっぽり腕の中におさまってしまうような小柄な娘役さんのサイズ感も、魅力的だと思いました。

小桜ほのかちゃんについて

アナ・ベルの役の小桜ほのかちゃんは、お芝居はもちろんお上手ですが、声がきれいで、情感のこもったソロには涙がさそわれました。
ショーでも歌えて、踊れて、これからもっと活躍していって欲しい人です。
星組の歌手の華鳥礼良さんが退団されたので、次に歌手として活躍するひとだと思います。

桜庭舞ちゃんについて

桜庭舞ちゃんのエリザベートは、気位の高い気の強さがよく出ていて好演していました。
雪組では「new wave!」や『Bow Singing Workshop』で活躍していた「歌の人」だったのに、星組に組替えしてあまり目立っていなかったので残念に思っていました。
これから使われていくでしょう。お化粧するとキレイですが、オーラが無いのが少し残念なところ。
構えてしっかり歌うとお上手なのに、ショーの流れの中での歌はとても上手なようには聞こえないので、本来の歌唱力を発揮できるようになって欲しいなと思います。

瑠璃花夏ちゃんについて

103期生。先日スカステ「うたごころ」で綺麗な歌声を聴かせてくれていました。
「星夢(スタム)」では礼真琴くんと新しい感覚で踊ったり、歌立ったり度胸がありました。
お芝居では花売り娘。
瑠璃花夏ちゃんは、新しい感覚の娘役さんという感じで、礼真琴君の相手役となる1期上の舞空瞳ちゃんと対になって踊ったりするのが合っていそうな感じがします。

華雪りらちゃんについて

以前にスカステの映像のお仕事はスターなみにこなしているのに、舞台の上ではあまり役がつかないと書いていましたが、今回はボランジュ家の召使シュザンヌの役がついて、少しだけセリフがありました。
ショーでも人数が少ないのもあるけれど、目立つ位置で踊られていました。
可愛い笑顔でロケットも。
客席降りでは、近くにきてくれて、やはり笑顔がとても可愛かったです。
男の人だったら並外れたりらちゃんの可愛さにメロメロになってしまうのでは。
今後も活躍していって欲しいです。

男役さんになりますが、99期遥斗勇帆君のお芝居の終わりでの声量のある影ソロが絶品でした。
ショーでも所々歌っていて歌の得意な方なのですね。
2017年『THE SCARLET PIMPERNEL』の新人公演でショーヴラン(本役:礼真琴)を演じて注目を集めましたが、それ以降は新人公演で目立つ役は無いです。
これから「歌手」として活躍されていくのではないでしょうか。

『GOD OF STARS-食聖-』集合日は5月28日

全国ツアーを観劇して「若返り化」を感じました。
上級生娘役さんたちの中から退団を選ばれる方が出てきそうです。

もう一つの星組公演「鎌足」でも、上級生の男役さんたちの退団者がいらっしゃりそうな気がします。

5月28日集合日が、前回の宙組の集合日のように驚くべき退団者の発表になりませんように。ヒヤヒヤです。

25日の土曜日の午後3時半から「鎌足」のライブビューイングがあります。
とても素敵な作品だったので、まだご覧になっていない方にはおススメです。

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