『ベルサイユのばら45』 DVD
このブログを始めた3か月前は、『ベルサイユのばら45』という、歴代の「ベルサイユのばら」の主演OGたちが歌やトーク、ダンスを魅せてくれるスペシャルステージが開催されていました。
私は初代「ベルサイユのばら」でファンになり、「ベルばら」が再演される度にファンを復活してきた「ベルばら大好き」ファンなので、この公演には思い入れがありました。

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「ベルサイユのばら」は本公演ではすぐには上演されないのでは?

45年というケジメで『ベルサイユのばら45』が開催されました。1974年初演当時のスタッフは、植田紳爾氏だけを残して、他の方々はみなさんご逝去されたそうです。
“ベルサイユのばら”45年の軌跡を辿るスペシャルステージは、後世に伝えるものとして、「ベルサイユのバラ」をオマージュしながら舞台という形で残したいと言う趣旨があったようです。
私の勝手な解釈ですが、『ベルサイユのばら45』のステージを通して、一つの終止符を刻まれたように感じました。

時代も移り変わり「ベルサイユのばら」の公演自体が、多くのファンが喜ぶものでは無くなってきています。
「演目発表」で、「ベルサイユのばら」ではありませんようにと願っているファンが多い間は、敢えて本公演で「ベルサイユのばら」が上演されることは無いと思います。
宝塚の集客が悪くなって、観客を動員できなくなった時は、上演されるかもしれません。
(何の根拠もない思い込みなので、間違っていたらご容赦ください)

『ベルサイユのばら45』 DVDが5月13日発売

この発売に先駆けて、スカイステージでは、平成の「ベルサイユのばら」が放送されていました。
その時のスターの個性を最大限に活かす配役にしていて、「ベルサイユのばら」は夢を魅せてくれる世界だなと感じました。
『ベルサイユのばら45』 DVD おまけ
『ベルサイユのばら45』の会場でDVDを予約すると、歴代の公演ポスターをプリントした両ポケットミニクリアファイルがオマケでつくということだったので、予約していたところ、先日送られてきました。写真はそのオマケのクリアファイルです。

一番見たかった水穂葉子さんのシーンについて

1月27日『ベルサイユのばら45』の初日の「“池田理代子×植田紳爾×初演メンバー”でのトークコーナー」で、名バイプレーヤーだった水穂葉子さんが進行役をつとめられました。
水穂さんは在団当時は大変にふくよかなご体型で、オスカル大好きなモンゼット侯爵夫人をはじめ個性の強い侯爵夫人を演じられて、お笑いを担当されていました。
その後4組で『風と共に去りぬ』が上演されましたが、4組すべてにふくよかな体型で「マミー役」を演じられました。
そしてトークコーナーで、当時の在団中の体重を自ら暴露されて、あまりに驚いたので、このDVDに収められているトークコーナーにその映像があるかな?と期待していましたが、カットされていてありませんでした。
実はこのブログにその記事を書いていたので、間違っていてはいけないので確かめたのです。未だに間違っていたら申し訳ないという気持ちがあります。

80キロ代だったタカラジェンヌ・あべこべさん

映像に映っていらっしゃる水穂葉子さんは、お顔は当時の面影がありましたが、とても小柄でスマートというか華奢になっていらっしゃいました。
多分一番の年長者になると思いますが、はつらつとしてお年を感じませんでした。
在団当時は、役作りのためにふくよかな体型をたもたれていたのかな?
「ベルサイユのばら」がヒットする前の宝塚は「良き昭和の時代」と言いますか、おおらかな時代で、「笛吹と豚姫」というお芝居の主演娘役の豚姫を演じられたこともあります。今の時代に「豚姫」なんて言葉を使おうものなら、大ヒンシュクをかいます。

『ベルサイユのばら45』公演について

『ベルサイユのばら45』は、歴代の「ベルサイユのばら」のレジェントたちが日替わりで出演され、東京で18公演、大阪で12公演ありました。
ご都合で1回だけとか、数回しか出演できない出演者もいらして、また役どころや内容や歌も違うので、厳密に言うと1回たりとも同一のプログラムにならない複雑な組み合わせでした。
観客側は、頭を使って観劇日を選ばなくてはなりませんでした。

いろいろな組み合わせを観たくて、足しげく通われた方も多いでしょう。
私は大阪で2公演観ました。

今回のDVDは、「○○さんの○が観たかった」という思いをかなえてくれるように、ほぼすべての出演者の映像が収録されているようです。
まだ全部は見ることができていませんが、大切な記念の物として残しておこうと思います。

今後の宝塚はさらに「海外ミュージカル」が喜ばれるようになっていくのでしょうね。
昭和のあの時代に『ベルサイユのばら』が誕生して大ヒットを飛ばしたように、新しい令和の時代に新しい大ヒット作品がうまれていくといいですね。

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