こんにちは、くららです。
宙組の『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』新人公演のその他の配役が発表されました。
「2023年は105期躍進の年になりそう」と思っていましたが、宙組の新人公演での番手の役での105期の占拠率は、男役、娘役ともに目を見張るものがありました。
スポンサーリンク
『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』新人公演配役
長年トップを務めた真風さんが退団される公演なので、配役に組内の序列がしっかり反映されています。
序列通りに本役を並べてみました。期待の新人さんの並びがわかります。
宙組の新人公演組の中で一番の期待の星は103期の亜音有星さんだと思いますが、今回は長の期の2番手として役でみんなを引っ張っていかれるのでしょう。
そして今回の配役で目を見張ったのは105期の存在です。
男役の本公演、新人公演序列
トップ | ボンド | 真風涼帆 | 大路りせ(105期) |
2番手 | ル・シッフル | 芹香斗亜 | 亜音有星(103期) |
3番手 | ミシェル | 桜木みなと | 泉堂成(105期) |
4番手 | ルネ | 瑠風輝 | 鳳城のあん(106期) |
5番 | イリヤ | 鷹翔千空 | 風翔夕(107期) |
6番 | アナトリー | 亜音有星 | 奈央麗斗(107期) |
7番 | グレゴリー | 風色日向 | 聖叶亜(105期) |
先日の別箱は、新公学年はバウホール公演『夢現の先に』と真風涼帆リサイタル『MAKAZE IZM』に別れていました。
『夢現の先に』で2番手の亜音さんに続く活躍をしていたのが、105期の大路りせさんと泉堂成さん。
新人公演では、主演と3番手役に。
真風涼帆リサイタル『MAKAZE IZM』で、給水係として登場して、アドリブ的なトークもあり、桜木さんから毎回「鳳城のあんをよろしく」と紹介までされていた、注目の106期の鳳城のあんさんは、4番手の役に。
『夢現の先に』で「僕」の少年時代を、歌のソロも披露しながら好演した107期の風翔夕さん、5番手の役に。音楽学校の文化祭ではソロ歌唱で活躍されていた歌ウマさん。美弥るりかさんに面影が似ています。
『NEVER SAY GOODBYE』新人公演では、同期の奈央麗斗さんが演じていた、少年エンリケを演じていました。
『NEVER SAY GOODBYE』で少年エンリケに大抜擢された、107期の奈央麗斗さんは亜音有星さんのアナトリー役。
105期の聖叶亜さんは、風色日向さんのグレゴリー役。
主演をはじめ男役7人のうち3人が105期です。
【月組『応天の門』の新人公演での105期の活躍】
主演の菅原道真(月城かなと)が、七城雅さん。
4番手の藤原常行(礼華はる)が、遥稀れおさん。
別格の大拙(大楠てら)と酔っぱらい(佳城葵)を槙照斗さん。
この3人が目立った活躍をしていましたが、宙組のような105期優先ではありませんでした。
娘役の本公演、新人公演序列
娘役では、105期売りがさらに顕著に出ています。
ルフィーヌ | 潤 花 | 美星帆那(105期) |
アナベル | 天彩峰里 | 愛未サラ(105期) |
イリーナ | 水音志保 | 楓姫るる(104期) |
ヴェスパー | 春乃さくら | 山吹ひばり(105期) |
華やかな娘役の4役のうち3役が105期娘役です。75%!
105期生の初舞台が、2019年宙組の『オーシャンズ11』でした。4年後に105期生たちが宙組の新人公演でこんなに活躍するようになるとは、誰も思わなかったでしょう。
宙組出身娘役の快挙
宙組は「生え抜きトップスター」はまだゼロですが、次期宙組トップ娘役に春乃さくらさんが抜擢されたことで、星風まどかさんに続いて二人目の生え抜きトップ娘役が誕生することになりました。
今年の後半には、下記のようなトップ娘役陣営になります。
花組…星風まどか(宙組出身)
月組…海乃美月(月組生え抜き)
雪組…夢白あや(宙組出身)
星組…舞空瞳(花組出身)
宙組…春乃さくら(宙組生え抜き)
5組中3組が宙組出身のトップ娘役さんになります。
宙組の新人公演ヒロイン経験は、山吹ひばりさんと美星帆那さん。さらに続くでしょうか?
今までの「期売り」について
89期と95期の「期売り」の成功例が、105期売りになっているように思っています。
「期売り」はスターの人気が相乗効果で倍増していき、組を越えてファンを獲得できるチャンスのように思います。
89期と95期は自然発生的に「期売り」に繋がっていきましたが、105期は意図して「期売り」しているようにも感じます。
今年105期に新人公演主演のチャンスがまわっていますが、月組の七城雅さんは研4でした。
宙組の大路りせさんも、宝塚での上演は3月28日なので研4。東京では研5になります。
それ以降、105期が2023年度に主演をされたら、研5です。
89期新人公演主演経験者
新人公演初主演の順番に並べてみました。初主演の時期と初主演作です。赤字はトップスター。
蓮城まこと | 研5 | 2008年1~3月 | 『君を愛してる』 |
明日海りお | 研6 | 2008年3~7月 | 『ME AND MY GIRL』 |
望海風斗 | 研6 | 2009年1~3月 | 『太王四神記』 |
七海ひろき | 研7 | 2009年4~7月 | 『薔薇に降る雨』 |
凪七瑠海 | 研7 | 2009年11~2010年2月 | 『カサブランカ』 |
美弥るりか | 研7 | 2010年1~3月 | 『ハプスブルクの宝剣』 |
明日海さんは、新人公演の主演より先にバウワークショップ『ホフマン物語』で主演されています。研6で新人公演初主演なので、早期抜擢ではありませんでした。望海風斗さんもそうです。
七海ひろきさん、凪七瑠海さん、美弥るりかさんに至っては、新公最終学年研7で初主演です。
宝塚パーソナルブック 2010
vol.6 明日海りお 2011年3月25日発売
宝塚パーソナルブック 2015
Vol.1 望海風斗 2015年4月25日発売
Vol.2 凪七瑠海 2015年5月25日発売
Vol.3 美弥るりか 2015年6月25日発売
Vol.4 七海ひろき 2015年7月25日発売
新人公演ヒロイン経験者
夢咲ねね(元星組トップ娘役)
羽桜しずく、大月さゆ、白華れみ、愛花ちさき
スポンサーリンク
95期新人公演主演経験者
礼真琴 | 研5 | 2013年5月~ | 『ロミオとジュリエット』 |
月城かなと | 研5 | 2013年11月~ | 『Shall we ダンス?』 |
柚香光 | 研5 | 2014年2月~ | 『ラスト・タイクーン』 |
朝美絢 | 研6 | 2014年9月~ | 『PUCK(パック)』 |
桜木みなと | 研6 | 2014年11月~ | 『白夜の誓い』 |
水美舞斗 | 研7 | 2015年3月~ | 『カリスタの海に抱かれて』 |
瀬央ゆりあ | 研7 | 2015年8月~ | 『ガイズ&ドールズ』 |
95期ファーストフォトブック発売時期
ファーストフォトブック
vol.3 柚香光 2016年10月25日発売
vol.4 礼真琴 2016年12月22日発売
宝塚1stフォトブック2019発売時期
月城かなと……2019年10月15日発売
朝美 絢………2019年11月1日発売
水美舞斗………2019年11月15日発売
瀬央ゆりあ……2019年11月29日発売
桜木みなと……2019年12月6日発売
新人公演ヒロイン経験者
愛希れいか(元月組トップ娘役)
妃海風(元星組トップ娘役)
実咲凜音(元宙組トップ娘役)
星乃あんり、伶美うらら
「期売り」が中途半端だった100期生
極美慎 | 研4 | 2017年9月~ | 『ベルリン、わが愛』 |
聖乃あすか | 研4 | 2018年1月~ | 『ポーの一族』 |
風間柚乃 | 研4 | 2018年2月~ | 『カンパニー』 |
宝塚1stフォトブック2022-2023
聖乃あすか 2022年8月5日発売
風間 柚乃 2022年9月9日発売
極美さんは次回発売されると思います。
新人公演ヒロイン経験者
星風まどか(花組トップ娘役)
華優希(元花組トップ娘役)
天彩峰里、音くり寿、桜庭舞
宝塚100周年の年に初舞台を踏んだ100期生はもっと「期売り」していく予定だったかもしれませんが、新公最終学年がコロナの影響で新人公演を開催できなかったため、主演経験の男役が少なく、「期売り」状況にありません。
89期、95期、100期の流れの中で、最近の傾向として本命のスターには、新人公演の主演を研4という若い学年で経験させる傾向にあることがわかります。
101期の縣千さん、鷹翔千空さんも研4で経験。
102期の彩海せらさん、天飛華音さん、風色日向さんも研4で経験。
スポンサーリンク
期待の105期生
7人の105期の男役スター
花組……美空真瑠
月組……七城雅 「応天の門」新人公演で主演経験。
雪組……紀城ゆりや
星組……稀惺かずと
星組……大希颯
宙組……大路りせ 「カジノ・ロワイヤル」新人公演で主演予定。
宙組……泉堂成
研4の原時点でのホープさんなので、今後増えていくとも思います。
5人の105期の新人公演ヒロイン
花組……星空美咲
雪組……音彩唯
星組……詩ちづる
宙組……山吹ひばり
宙組……美星帆那
美星帆那さんが「カジノ・ロワイヤル」新人公演のヒロインに抜擢されたことで5人に増えました。
娘役さんも、さらに追加があるでしょうか?
89期は、スカイステージの番組で組を越えた「ICHIGO-ICHIE 」シリーズが大変盛り上がりました。コロナ感染の心配も無くなったら95期での同期シリーズを見てみたいですね。絶対に盛り上がること間違いないでしょう。
105期は95期アゲインとなることが出来るでしょうか?楽しみに見守っていきたいと思います。 星組『1789-バスティーユの恋人たち-』の新人公演主演に稀惺かずとさんが選ばれるどうかも、注目されていますね。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。
スポンサーリンク