こんにちは、くららです。
公演中止によって遠征計画を中止しようか、どうしようかと逡巡しています。
宝塚の公演ではありません。ハウステンボス歌劇団(歌劇ザ・レビューHTB)です。
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福岡の歌劇ザ・レビューシアターについて
２年前に福岡のisland eye(アイランド アイ)にハウステンボス歌劇団の専用劇場ができました。
歌劇ザ・レビューシアターと言う名称で、1日に２回「お芝居＆ショー」が上演されています。
その近くに、ホテル「The358 SORA」という海と空を楽しめるリゾートホテルがあって、広い部屋でとてもゆったり過ごせそうでした。
新しいホテルで設備が整っていますが、あまり知られていないので、お値段がとてもリーズナブルです。
私は日ごろ狭い部屋で身を小さくして過ごしているので、旅行の時ぐらい広い部屋でのんびりゆったりして開放感に浸ることを生きがいにしています。
ハウステンボスのホテルも、値段は高く無いのに広い部屋でゆったり過ごせるので、ホテルの滞在もハウステンボスのお気に入りのひとつです。下記の写真は先週滞在したハウステンボスのホテルの部屋です。
先週長崎に行ったばかりですが、「全国旅行支援キャンペーン」中なので、今週は福岡にハウステンボス歌劇団を観に行くために３泊、お安く旅行する計画でした。
月組で『応天の門』が上演されるので、菅原道真公をお祀りする太宰府天満宮にも行ってみたい。
JR博多駅前広場の「福岡クリスマスマーケット」にハウステンボス歌劇団の方たちが出演するので、そこにも行ってみよう。
博多には他にも行きたいところがいろいろあって、美味しい所も多いので、今日は一日じっくりと計画を練っていました。
すると夕方に【歌劇ザ・レビュー運営事務局】より、チームフラワー公演中止に伴うご案内というメールが届きました。
「歌劇ザ・レビューシアター出演者が体調不良を訴え、新型コロナウイルス「陽性」が確認された為、歌劇ザ・レビューHTB チームフラワーの公演を12月11日（日）から12月17日（土）まで中止することを決定いたしました。」
私の観劇予定日はその中にすっぽり入っています。
宝塚では「公演関係者が…」という表現を使いますが、ハウステンボス歌劇団では「出演者」とはっきり明記されるのですね。
昨夜急遽公演の中止が発表されたようで、公式ホームページには「出演者1名の陽性反応に伴い」と書かれていました。
夕方届いたメールには人数の表記が無かったので、もしかすると人数は増えているのかもしれません。
出演者の1日も早いご回復をお祈りしています。
来週には公演が再開できますように。
紫城けいさん単独トップスターお披露目公演
今回のチームフラワーの公演は、紫城けいさんの単独トップスターお披露目公演でした。
ダブルトップスターだった碧海澪さんが退団されたため、単独トップに昇格されました。
11月26日に初日の幕が上がりましたが、特別出演の優雅さん(宝塚OG、研ルイス)がトップスターのように活躍されているという噂を聞いていました。
優雅さんは壮一帆さん、蘭寿とむさんと同期の82期生で、現在理事という立場で４チーム【華(Team Flower)、凛(Team Heart)、輝(Team Shine)、奏(Team Happiness)】に特別出演されています。
歌って踊ってお芝居しての大活躍です。
82期生は美風舞良さんが花組組長として活躍されています。
宝塚では組長クラスになっている82期生が、若い現役生たちと一緒にバリバリと舞台に立たれていることは、体力的に厳しいのではと思いますが、スターさん不足なので優雅さんが頑張るしかないのでしょう。福岡ご出身なので福岡の劇場にずっと出演されています。
先週ハウステンボスでショーを観た時に、トップスターの青蘭そらさんが来年からJRAのハウステンボス歌劇大劇場(1000人劇場)で公演をします、と案内されていました。
写真はチームシャインのトップスター青蘭そらさんです。
底抜けに明るくてパワフルで、見ているだけでエネルギーをもらえて元気になれるので、私はそらさんも大好きです。
写真がJRAゲルックホールです。とっても綺麗で立派な劇場です。
大きな劇場になるのに、未だに退団者が続いていて、出演者不足問題は深刻なのでは？と勝手に心配しながらも、来年からの新しい劇場での公演も楽しみにしています。
チームハートの公演について
福岡でのチームハートの演目名は、
ミュージカル『めぐり逢い〜心を繋ぐミュージック〜』
ショー『The Show Time 華香水』
この演目名、宝塚の作品のタイトルと似ていますね。
内容は全く違いますが。
たまたま似たタイトルになったのだと思いますが、面白いなと思いました。
チケットの価格は、全席4,500円です。
宝塚と比べて公演時間がとても短いので、時間で割ると宝塚の公演と変わりません。SS席と比較するなら、お安いです。舞台が近いので、オペラグラスは全く不要です。
イベントワクワク割で20％引き
観劇当日に、「ワクチン接種証明書」または「陰性証明書」を提示する前提として、20％引きの価格でチケットを予約購入できます。
当日券でも「イベントワクワク割」の使用はできるとのことです。
おトクが大好きな私は、この20％引きにもワクワクして予約していました。
全国旅行支援キャンペーンで40％引きでホテルに宿泊し、クーポン券をもらうことも楽しみにしていました。
今日は福岡への思いを巡らせながら過ごしていたのに、突然「公演中止」のお知らせが来て、行くべきか中止にするべきか、迷っています。
いつもお得な手段を利用しているので、キャンセルをしてもキャンセル料が発生してしまうので、キャンセル料を払うぐらいなら、行ってしまおうか、という気持ちがムクムクとわいてきます。
公演観劇無しの遠征経験
公演中止なのに遠征した苦い思い出
今年の9月、星組の全国ツアー観劇のために、金沢に向かっている電車内で、「公演中止」を知りました。
引き返すことも面倒で、ホテルの高いキャンセル料を払うのも嫌だったので、そのまま遠征を決行しました。
金沢に二泊して観光地めぐりと食べ歩きなどしましたが、とっても寂しい旅行でした。
何年か前に、全国ツアー観劇で金沢・富山を訪れた時は、「北陸は近い」と感じたものでしたが、観劇無しの遠征旅行は車中がとっても長くて、疲れも倍増でした。
そう考えると、今回も第一目的が消えた遠征旅行は辞めた方が良いかなという気持ちになってきました。
宝塚は３か月間公演が続いている
宝塚の公演は、星組全国ツアーが残念ながら9月13日～18日の間中止になりましたが、それ以降全組の公演が中止することなく上演出来ています。
朝月希和さんのミュージック・サロン「La Lumiere」は中止になりましたが、後で1回だけ開催されました。
その間も、外部の公演では、東宝の『エリザベート』をはじめ、多くの公演が中止を余儀なくされていました。
「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」が11月4日付に改定され、舞台から客席まで「2m程度（最低でも1m）」と改定されたので、宝塚でも１列めの客席が使えるようになりました。接触確認アプリは全面削除されました。
しかし、下記の説明のように、発熱があったらPCR検査や抗原検査を行って、陽性を確認された場合は、一旦活動を控え、地域の状況に応じて政府の方針に従うこととあります。
陽性が確認された者は、一旦活動を控え、地域の状況に応じて政府の方針に従うこと。公演主催者は一度立ち止まり、稽古及び公演が安全・安心に進められる状態か確認する。継続できる場合でも、キャスト・スタッフの安全と健康を最大限考慮して再開すること。
＜公演当日の対策＞
■自宅で検温を行うこととし、平熱と比べて高い発熱が認められる場合に
は、現場ごとの状況に適したPCR検査や抗原検査を行うなど、正しい有症状
者への対応を行うこと。引用「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン（第六版）」
政府の方針に従うこと、ということなので、政府が新型コロナを2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げないかぎり、「陽性」という判定が出ると、一時的でも公演中止になってしまいます。
宝塚の全公演が３ヶ月間続いていることで、「もう公演中止になることなく、大丈夫かな」と勝手に気持ちが大きくなっていましたが、今回のハウステンボス歌劇団の公演中止を味わって、「いつ公演が止まってしまうかもしれない」という状況は、相変わらず変わっていないことを強く感じました。
宝塚で、公演が無事に上演できていることは、本当に有難くて幸せなことだと思います。
本日、月組の鳳月杏さん主演の『ELPIDIO（エルピディイオ）』も無事に千秋楽を迎えることができました。
星組の宝塚大劇場公演は、あさってが千秋楽です。
そして雪組の東京宝塚劇場公演は12月25日のクリスマスが千秋楽です。
年内無事に完走できて、新年も予定通り東西無事に初日の幕をあけることができますように。
もう公演中止のショックを味あわなくても良い2023年になることを切に願っています。
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