花組ポーズと月組ジャンプは瀬奈じゅんさん由来
こんにちは、くららです。
先日の月組大劇場千秋楽は、最後に組子全員が集まった時に月組ジャンプをして、盛り上がりましたね。
この千秋楽の「月組ジャンプ」の一番最初は、瀬奈じゅんさんと言われています。

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「月組ジャンプの由来」

2009年の瀬奈じゅんさん主演『エリザベート』の千秋楽のことです。
退団者の榎登也さんが「ジャンプしたいほど嬉しいです」と話されたので、あさこさんが「じゃ、ジャンプしてもらいましょう」と言って、登也さんがその場で一人でジャンプ。
そして、その後の何度目かのカーテンコールの時に、あさこさんが、
「皆でジャンプしましょう。せ~のっ!」と言って、組子全員で千秋楽にジャンプしたことから始まったそうです。

「花組ポーズ」も有名ですが、瀬奈さんが花組を観劇されて、花組ポーズの由来について、インスタで語られていました。

花組ポーズの由来について

以前の私のブログで下記のように書いていました。

花組ポーズの由来 「旧ブログ 2014年2月20日」

最近劇場前やフォトスポットで「花組ポーズ」で撮影している方を良くみかけます。
この花組ポーズは、オサさん(春野寿美礼)発と言われていますが、調べてみました。
元々は雪組の亜実じゅんさん(66期生)がスチール写真で、このポーズで撮影されていました。
それをあさこさん(瀬奈じゅん)が月組の「飛鳥夕映え/宝塚絢爛II」に特別出演した時に、スチール写真でこのポーズで撮影して、オサさんが真似して行うようになって、花組に定着したらしいです。

瀬奈じゅんさんと亜実じゅんさんと花組ポーズ

瀬奈じゅんポーズ
物持ちが良い私は、2004年月組『飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II』のプログラムを探したら、ありました!
そしてあさこさんのスチールを探してみると、上のように「花組ポーズ」されていました。
(著作権のため、お顔はぼかさせていただきました)

月組「飛鳥夕映え/宝塚絢爛II」にあさこさんが出演したのは、「90周年の2番手シャッフル」の時で、籍は花組のままでした。

その後月組に組替えしたあさこさんが、花組を観劇した時に、舞台のみんなが客席にいるあさこさんに向けて、このポーズを真似してやったそうです。
「花組ポーズ」は、そこから始まったそう。
だから「瀬奈じゅんポーズ」よね?と、あさこさんは、書かれていました。

更にあさこさんによると、昔に66期の亜実じゅん様がスチールでされていたポーズで、あさこさんは、それを参考にして、このスチールのポーズをとられたので、正しくは「亜実じゅん様ポーズ」とのこと。
66期生と言えば、安寿ミラさんと同期です。
あさこさんは、過去の多くの方のスチールをたどって、ポーズを研究されたのですね。
研究熱心!あさこさんの男役の美学は、他にも多くのことが今の男役さんたちに引き継がれています。

懐かしいおさあさ
おさあさコンビが大好きだった私は、「90周年の2番手シャッフル」という特別イベントで、あさこさんが月組に出演してから、その後花組に戻っていらっしゃらなかったことが残念でなりませんでした。

「おさ」こと、春野寿美礼さんも、あさこさんととっても仲良しの息の合った名コンビだったので、あさこさんが結果的に月組に組替になったことは、残念だったはずです。

春野さんは、あさこさんがいなくなってから、「花組ポーズ」を良くされていましたが、あさこさんを思う気持ちから始まったのだなと、今回のあさこさんのインスタで知って、とても感慨深いです。

ブルータスを演じた瀬奈じゅんさんと永久輝せあさん

あさこさんは、『アウグストゥス-尊厳ある者-』をご覧になって、ブルータスを演じていた永久輝せあさんのことが、とても気になったようです。
それは、2006年『暁のローマ』で、ブルータスを演じられていたからです。

『アウグストゥス』もそうですが、当時のローマは、民衆の声によって政治が動かされていました。
ローマ市民は、はじめはブルータスを支持していましたが、次第に死んだカエサルに傾いてゆき、ブルータスは、危うい立場になっていきます。

「心はブルータスと共に」観劇されていたと書かれていました。
そのブルータスを演じていた永久輝せあさんが、とっても素敵だったとも。

永久輝せあさんは、2年前「FNSうたの夏まつり」に出演された時に、最後「花組ポーズ」で決めていました。
しかし、その後花組への組替発表があったので、花組ポーズをしていた事が、叩かれていて、気の毒でした。
「花組ポーズ」は、男役らしい大胆な決めポーズなので、どの組の人がいつしようが、かまわないと思いますが、結構宝塚ファンは厳しい所があります。

星組の男役群舞は「花組ポーズ」と言われなかった

星組ポーズ

写真は紅ゆずるさんの退団公演『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』 の、フィナーレの黒燕尾での男役群舞の時のものです。(著作権のため、お顔はぼかさせていただきました)
このポーズが、花組ポーズだと思うのは、私だけでしょうか?
踊りの中の一瞬のポーズなので、敢えて「花組ポーズ」と表現するほどでもないのでしょうが。

公に「花組ポーズ」と表現している方はいなかったと思います。
星組トップスターのサヨナラ公演なので、「花組」という、別の組の表現は、はさみたくなかったのでしょう。
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』は、紅さんの持ち味が活かされた、本当に素晴らしいショーでした。

厳密に言うと、体をひねって、右手を頭の後ろを通って左耳のところでパーと掌を開いて、
「花組~~!! 最高~~!!」と唱和するのと、一瞬のポーズは違いますね。

各組いろいろとポーズがありますが、一番組に根付いている「花組ポーズ」と「月組ジャンプ」が、瀬奈じゅんさん由来というのも面白いなと思いました。

星組は礼真琴くんが、「パッション!!」を生み出しましたね。
「熱いぜ!星組!」「燃えろ!星組!」「進め! 星組!」「星組! パッション~!!!」です。

雪組は、彩風咲奈さんの拳を振り上げるポーズが、2回の主演公演で行われました。
その時に唱えられた「ドッセイ」も、今後残るでしょうか?

宙組は、なかったような気がします。
熱さ売りをしない所が、スタイリッシュな宙組らしさ?かな。

出演者と客席が恒例作業で、一体感を持てことは、良いことですね。
今は客席で声を出すことはできませんが、はやくコロナが収束して、唱和できるようになると良いですね。

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