星組振り分けと98期と天華えまくん
こんにちは、くららです。
「ロミオとジュリエット」で乗りに乗っている星組の別箱公演の振り分けが発表されました。
轟さんのラスト公演が加わったので、3チームに見事に振り分けられました。3分割全部見たい!

星組3分割

『婆娑羅の玄孫』(DC梅田・東京プレイ) 26名+専科2名
『VERDAD』礼真琴ショー(舞浜)    21名
『マノン』(バウ・KAAT神奈川)     28名

東京プレイハウスの宝塚での使用は初めてだと思います。

東京芸術劇場プレイハウスとは?
・客席数834席
・池袋駅西口より徒歩2分

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3チームの振り分けについて

路線男役さん振り分け

トップ……礼 真琴(95期) → 礼真琴ショー
2番手……愛月ひかる(93期)→ 愛月東上公演主演
3番手……瀬央ゆりあ(95期)→ 礼真琴ショー
4番手……綺城ひか理(97期)→ 愛月東上公演2番手
5番手……天華えま(98期) → 轟ラスト公演2番手
6番手……極美慎(100期)   →   轟ラスト公演3番手
7番手……天飛 華音(102期) →  愛月東上公演3番手?

2013年『南太平洋』、2018年『ドクトル・ジバゴ』、2020年『シラノ・ド・ベルジュラック』と轟さん別箱の定番だった瀬央ゆりあくんが、礼真琴くんの舞浜チームです。
2017年夏の『阿弖流為-ATERUI-』以来、4年ぶりの同期共演になります。せおっちが2番手でしょう。二人とも喜んでいそう。
天寿光希さんは、せおっちの経験値に加えて、2011年『おかしな二人』でも轟さんチームに出演していましたが、せおっちと一緒に舞浜チームです。

路線男役さんは、3チームにうまく振り分けられています。

娘役さんの振り分け

・舞空瞳(102期)   →礼真琴ショー
・有沙 瞳(98期)  →東上公演ヒロイン
・小桜ほのか(99期) →轟ラスト公演
・水乃 ゆり(102期) →東上公演
・音波みのり(91期) →轟ラスト公演

轟さん主演『婆娑羅の玄孫』チームについて

今まで轟さん主演の別箱で共演してきた天寿光希さんや瀬央ゆりあさんが外れていることから、轟さんのラスト公演ながらも、馴染みのメンバーを揃えた「思い出つくり」公演では無いことがわかります。最後まで挑戦の公演のよう。
専科から汝鳥伶さんが出演されます。

娘役では、音波みのりさん小桜ほのかさん
路線男役では、天華えまくん(98期)、極美慎くん(100期)。
小桜ほのかさんと極美慎くんは、「シラノ」に続いての轟さんチームです。(小桜ほのかさんは「ドクトル・ジバゴ」でも。)

若手男役では、咲城けいくん(102期)、紘希柚葉くん(103期) 、御剣海くん(104期)、稀惺かずとくん(105期)たち。

若手娘役では、澄華あまねさん(102期) 、瑠璃花夏さん(103期) 、鳳花るりなさん(105期)たち。
106期生も4人選抜されています。
その中の乙華菜乃さんは、2014年の「国民的美少女コンテスト」の本選出場者21人に選ばれていて、「可愛い」と話題のようです。

轟悠さんのラスト公演なので、良い学びの場、研さんの場となることでしょう。
オリジナル作品でストーリーも配役もわかりませんが、ヒロイン級、2番手、3番手級の活躍の場があるでしょうか?

「ロミオとジュリエット」で、天華えまくんは「死」と「マーキューシオ」の役替わりで、注目を集め、ファンから評価されています。
この公演で、更なる活躍に繋がるかもしれませんね。
(後半で天華えまくんと98期について書いています。)

「100期のホープ」極美慎くんも。
轟さんのラスト公演で、若手娘役さんも、抜擢され、良き鍛錬の場になりそう。

“VERDAD”「礼真琴」ショーについて

藤井先生演出のスペシャルショー。舞浜アンフィシアターで上演。舞空瞳ちゃん出演。
魂のこもった“真実”の歌・踊り・演技を追求とのこと。一幕は星組のショー作品から名曲を散りばめた宝塚のショー二幕はポップスやロック、ミュージカルナンバー等で、宝塚の枠を超えた礼真琴の“今”の魅力に迫るショー。高レベルなものになりそうです。

天寿 光希(91期)、瀬央ゆりあ(95期)、音咲いつき(96期)、夕渚りょう(98期)、湊璃飛(98期)、天路そら(99期)、蒼舞咲歩(99期)、二條華(100期)、希沙薫(100期)、碧海さりお(101期)、彩園ひな(101期)、紅咲梨乃(102期)、奏碧タケル(102期)、都優奈(102期)、鳳真斗愛(102期)、侑蘭粋(103期)、星咲希(103期)、碧音斗和(104期)、綾音美蘭(104期)。

愛月ひかる主演『マノン』について

タイトルロールの「マノン」役は、やはり有沙瞳さんでした。
原作では、マノンは若い未成年の設定ですが、「愛月・有沙」コンビでは、年齢はあまり意識しない「色濃い役」として演じられそうな気がします。
情熱的で自由奔放なマノン、恋に堕ち約束された将来を捨て駆け落ちし、破滅への道を突き進んで行くロドリゴ。

主な配役
レスコー(マノンの兄)…………蘭寿とむ→綺城ひか理?
ミゲル(ロドリゴの友人)………壮 一帆→天飛 華音?
エレーナ(レスコーの恋人)…沢樹くるみ→水乃 ゆり?
アルフォンゾ公爵    ………夏美よう→輝咲玲央?
フェルナンド(マノンを想う男)矢吹翔→朝水りょう?

98期大忙し大活躍中!

この春から研10になる98期は、大活躍中です。

月組の暁千星くんは、2月の東京の「ダル・レークの恋」に2番手として出演後、美園さくらちゃんの「ミュージック・サロン」に出演。
お稽古には遅れて参加となりましたが、本番ではソロやデュエットで出演シーンが多いよう。(本日配信を見る予定)

雪組の綾凰華くんは、秋の別箱では、9月7日真彩希帆ちゃんの「La Voile(ラ ヴォアル)」配信に出演。
10月20日の、彩凪翔さんの「Sho-W!」配信にも出演。

そして6月の彩風咲奈さんプレお披露目公演の全国ツアーでは、2番手になるよう?(出演者の序列としては)

星組の天華えまくんは、「ロミオとジュリエット」で大活躍中

愛月ひかるさんの「死」が話題ですが、ぴーすけ君の「死」も今までになかった「死」をつくり上げています。
真風さんの演じた「死」のイメージを捨てて、新しい目でぴーすけの「死」を見ると、新しい発見が沢山あります。

「ビバ!タカラジェンヌ」でのお話

3月22日の「ビバ!タカラジェンヌ」に出演して、「死」と「マーキューシオ」役について詳しくお話してくださいました。

どちらの役についても小池先生から厳しい「ダメ出し」が続いていて、「初日はいつまでたっても迎えられない」と思っていたそうです。
(小池先生のダメ出しは、期待されている証拠ですね。)

「死」の役について
バレエが得意なので「踊り」だけで表現できる役がやりたく、「死」が「ロミオとジュリエット」の一番の憧れの役だったそうです。
ロミオを演じる礼真琴くんと体格が同じな上、新人公演で礼真琴くんの役を何度も演じていたので、「ロミオの友だちに見える死」を目指したそう。
踊っている時にロミオの「影」に見えるような「死」で、荒どおしの時に小池先生から「天華らしい死を見た気がする」と言ってもらえた。

髪型についても、通常のサラサラストレートの鬘など用意していたが、小池先生よりロミオのような鬘で髪の毛を立てなさいと指示されて、その小池先生のこだわりのある鬘になっているそう。今まで演じられてきた「死」の方とは、違いますね。

マーキューシオ役について
刺されて死ぬシーンのお稽古を3時間させられ、先生の仰ることがわかるけど、なかなか表現できなかったそう。
私が舞台を観た時は、天華マーキューシオの刺されてからの演技が、とても魂がこもっていて、印象的で心に残る名場面でした。
マーキューシオの鬘については、「死」の鬘の毛を立てることになったので、立てることをやめたら、有村先生より舞台稽古の時に「剃って欲しい」という提案があって、星組生たちがみんな剃り上げたり凝っているので、どうせ剃るならラインを入れようと「蜘蛛のイメージ」のラインを入れている。

眉毛の片方が切れているように見えるのはメイクだそう。
流石にやっても良いものかと二の足を踏んでしまったけど、組長に相談すると「やりなよ」と言われたとか。

劇中の「マブの女王」が流れました。歌上手な「礼ロミオ」と「綺城ベンヴォーリオ」と歌うので任せていると謙遜して話されていました。
そんなことは無く歴代のマーキューシオ中では、一番歌がお上手だと思います。正しい旋律を初めて聞くことができたように思いました。

小池先生の「ダメ出し」が厳しかった分、とても役が深められ、舞台上で役が生きて演じられていると思います。

現在「愛ちゃんの死」が絶賛されています。
「愛月さんは、お稽古の初日から『死』だったんですよ。教室全体が、愛さんに飲み込まれてます、みたいな」と、ぴーすけ君も話されていました。
その分、役替わりで同じ「死」を演じることには、大きなプレッシャーがあったと思います。

見た目も衣装も全く違っていて、「天華らしい死」と小池先生に認めてもらったから、プライドをもって「死」も演じていらっしゃるのだと思いました。

2019年5月礼真琴くん率いる全国ツアーがあった時、天華くんは「轟悠さんのディナーショー」組でした。
私が札幌公演を観に行った時に、観劇にいらしていました。
全国ツアーのメンバーが、礼君のプレお披露目公演 『ロックオペラ モーツァルト』組になったので、その時は『龍の宮物語』に出演して、新生星組の波に乗れなかったようにみえましたが、「ロミオとジュリエット」では、星組の主要メンバーとして、3拍子揃った実力と魅力を魅せてくれています。

轟さん主演『婆娑羅の玄孫』で、2番手男役として大活躍されるでしょうか?
新人公演の主演を3回演じて「98期のホープ」でした。これからさらに飛躍していけるか?勝負の時ですね。頑張って欲しいと思います。

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