こんにちは、くららです。
今日はニュースを見て、宝塚の公演再開に向けて、少しずつ進んでいるように感じました。
日々感染者数が減少していることは、日本人の努力の結集でスゴイですね。
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このコロナ禍の中で、存在が際立っているのが大阪府の吉村知事です。
3月の連休の「大阪兵庫間の往来自粛」を要請されたことを皮切りに、自治体の中では先陣をきって様々な施策を行われています。
テレビ番組にも、全国放送、関西ローカルを含めて、連日出演されています。
そんな中、宝塚市のある兵庫県の井戸知事が今日の夕方、関西の報道番組に出演されました。
政府は14日に専門家会議を開き、「特定警戒都道府県」以外の34県+(茨城県、岐阜県)での「緊急事態宣言」解除を決定するようです。
宝塚の劇場がある、東京都と兵庫県、大阪府は残念ながら「特定警戒都道府県」なので、14日の宣言解除の対象地域ではありません。
また、大規模イベントや接客を伴う飲食店については、宣言解除後も引き続き全国で自粛を求めていくそうです。
この話だけでは、「宝塚の公演再開」はまだまだのようですが、大阪の吉村知事が、今日大阪府独自の “コロナ追跡システム”を公表され、システムの稼働は5月中を目ざすとのこと。
この話に、公演再開に向けての希望を感じています。
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大阪府の “コロナ追跡システム”とは
自粛・休業要請を解除した後、イベントや店舗・集客施設等で感染者が発生した場合に備えて、「QRコード」を活用して、府がイベント参加者や店舗等利用者の連絡先を把握しておき、もし感染者が発生時した時に迅速に連絡を行うようにするという「感染拡大防止対策」です。
韓国では、感染者のスマートフォンやクレジットカードの使用履歴、監視カメラなどの情報などを用いて感染者の感染経路を把握し、情報公開しています。
そのIT利用システムは、個人情報が保護されていないので、プライバシーを守りたい日本には適しません。
大阪府のものは、イベント主催者や店舗等が大阪府のHPからQRコードを取得して、印刷して会場・店舗等の入り口に掲示し、イベント参加者や店舗利用者がそれを読み込んでシステムにアクセスして、メールアドレスを登録をするというものです。
もし、その会場や店舗等で感染者が発生した場合、登録したアドレスにメールで一斉通知されるという流れです。
メールアドレスはイベント主催者や店舗にはいかず府が管理し、名前や住所、電話番号、行動履歴(GPS位置情報等)などは取得されません。
また登録入場も強制では無く任意です。
「大規模イベントについては、宣言解除後も引き続き全国で自粛を求めていく」という後ろ向きの政府の方針の中で、イベント主催を前提にして、この“コロナ追跡システム”が用意されることが、公演再開の希望に繋ります。
このシステムがあれば、クラスター防止にもなるし、感染者が出た時のお知らせツールにもなります。
経済活動をすすめながら、コロナ対策も行うというものです。
大阪府と兵庫県の関係
井戸知事は、今日番組に出演された時に「出口戦略よりも今を引き締めないと」と政府よりのキツメの発言をされました。
しかし、宝塚のある阪神地域、神戸市は、大阪府と同じ生活圏です。
「大阪と調整しないといけないとの認識はある」と話され、常に事務方では両者の間で協議されているようです。
先陣をきってコロナの施策を次々に打ち出されている吉村知事は、府民にとどまらず、多くの国民から支持されています。
兵庫は大阪に合わせることが一番の得策であり、そうされていくだろうと、井戸知事の話を聞きながら思いました。
そして兵庫県は感染者数がとても減っていて、今日は0人、昨日は1人でした。
井戸知事は、大阪府の出口戦略の数値基準を既に兵庫県は満たしていると仰っていました。
移動自粛
国内の感染状況に地域的な差があると、往来が活発になることで感染者が増えるので、移動自粛の制限は、しばらく残るかもしれません。遠征は当面は難しいかも。
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一番の課題はソーシャルディスタンス(社会的距離)
厚生労働省では、保つべき距離として相手との距離を2m程(最低でも1m)取ることを推奨しています。
2mは、互いに手を伸ばして届く距離になります。
TOHOシネマズの感染症対策
5月15日から下田(青森県上北郡)、同仙台(仙台市)、同宇都宮(宇都宮市)、同長崎(長崎市)など10カ所のTOHOシネマズでの営業再開が予定されています。
客同士の「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」を保つために、座席を1席ずつ空けるほか、ロビーにあるソファやテーブルは撤去するそうです。
他の対策としては、従業員の手洗いやうがい、館内の換気を徹底することなど。
劇場で2mの距離をあけて座ると
宜野座村文化センターで、前後、左右2メートルの間隔をとって座ることをシュミレーションしてみると、総座席数400席に60人で満席になってしまったそうです。
その座席の写真がありましたが、左右3席ずつあいていて、前後は1列ずつあいていました。
宝塚の劇場のソーシャルディスタンスは?
演者同士の距離
一度に80名ほどのタカラジェンヌが出演する舞台で「ソーシャルディスタンス」を守ることは難しいですね。
密な距離での大きな声、歌唱は録音でも良いような気もします。
「タカラジェンヌは全員感染していない」前提で公演を行うしか無いのでは、と思います。
演者と観客の距離
宝塚の場合、銀橋のすぐ側は、演者のしぶきが飛んでくるので、空席にする必要があるかもしれません。
宝塚ファンにとっては、「超お宝」のかぶりつき席が空席とは、何ともせつない話ですが…。
観客同士の距離
映画館で座席を1席ずつあけて再開するので、多分宝塚でも始めは、そうしないとダメでしょうね。
前後1席ずつずつずらして、左右1席ずつ空席にして座ると、かろうじて「1メートルのソーシャルディスタンス」は保てるでしょうか?
宝塚の座席は見やすいように、前後が「ちどり」で配列されているので、前後1席ずつずらすのは、ちょっと難しそうです。
1座席ずつ空席をつくって座席を埋めてみようとしましたが、上手に埋められませんでした。
貴重な宝塚の公演の座席をあけるという勿体なさを、座席を塗っていて痛感しました。
宝塚では、3月に万全な感染防止対策がとられていた
入口で消毒して、体温を測り、マスクを着用して、飲食禁止で、しゃべらず、退場は係の指示に従い、トイレでは手洗いと消毒を徹底し、会場は消毒と換気につとめられ…
出来る限りの感染防止対策が既に施されていました。
これに「ソーシャルディスタンス」の施策が追加でしょうか?
それと、大阪府が用意する“コロナ追跡システム”のような、その後に連絡がつくシステムの導入でしょう。
完全に終息するまで
ワクチンができて接種できるか、確実な特効薬が開発されるか、集団免疫ができるかなど、感染の怖れがなくなるまでは、感染防止策をしながらの観劇になると思います。
たとえ私が舞台を観に行くことができなくても、宝塚の公演が上演されているだけで嬉しい!
完全終息して、普通に観劇できる時が戻ってくることを待ちます!
関西に住んでいると、吉村知事が次々と施策を打ち出して実行していかれることに希望がもてます。
この勢いで、宝塚の公演の再開もはやく実現しますように♪
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