10連休の初日、STACIAカード貸切公演の「オーシャンズ11」に行ってまいりました。
今日は２階席の上の端の悪い席だったのですが、「オーシャンズ11」の素晴らしさは、どんな席からでも変わりません。
かえって遠目から見ると舞台全体が見渡せていいなと思う所もいろいろとありました。
特に初舞台生ロケット中に、大階段を使っての背景がいろいろと変化するのですが、遠目に観ると全体が見えて、キレイで感動しました。
1階席で観るとチカチカして邪魔だなと思ったのですが、場所によるのですね。
そして演技はみんな驚くほど進化していました。
たった1週間ほどなのに。
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まず、真風ダニー・オーシャンが、すごくイケる男になっていました。
初日は硬さというかモッサリさがあったのですが、洗練されて包容力のある男に。
大劇場３作目にして、やっと真風さんの持ち味を120％発揮できる役に巡り合えましたね。
さらにもっと進化して、スーツの似合う男らしい男の極みを見せてくれるような気がします。
星風まどかちゃんテスも、十分成熟した女性に見えました。
初日に感じた背伸び感はもう感じませんでした。
真風ダニーからも桜木べネディクトからも愛されることに納得できるテスでした。
そして「５年前のテス」の夢白あやちゃんの髪型が、初日の前髪ぱっつんの若く見せようとしたものから、前髪はおろしているものの、サイドを上にあげた彼女に合う自然な髪形に変わっていて、そこにまどかちゃん風味も感じられました。
(スカステニュースの「未来予想図」では、初日の髪型のような感じで、彼女に似合っていません。髪型ってとても大切ですね)
桜木みなと君のべネディクトも、初日のわざと黒く作った感がなく、自然体で「図太い男」を感じられました。
黒ぬりの黒さが浅くなった？ライトの加減？
べネディクト像がパワーアップしています。
望海風斗べネディクトのような、ねじふせたカリスマ性はありませんが、ずんちゃん風味のスマートなべネディクトもありだな、と感じました。
和希そらライナスも、初日は「こじらせた少年」という感じが強かったのですが、自然な少年に親近感を感じられました。
初日はみんなが緊張している中、キキちゃん(芹香斗亜)だけ自然体で、チャラさがきわだって見えました。
今日もキキちゃんは通常運転のチャラさとイケイケ感でしたが、みんなの中に溶け込んで初日の突出した感じはありませんでした。
今日は「STACIAカード貸切公演」なので、みんなＳポイントを貯めて観劇に来た人ばかりです。
キキ・ジョンソン先生は、
「Sポイントを貯めたいんじゃあ〜〜！」
と叫ばれました。
Ｓポイントを貯めて観劇に来た客席は「これからもＳポイントを貯めて観劇に来よう！」と思ったはずです。
ジョンソン先生は、舞台上の上手で白衣を脱いで、かつらをとって、両手で髪をふわっとなでて、振り返るとイケメン・ラスティーです。
その変身ぶりは、見ものです。
初日は帽子を深く被って長いコートを着てFBI捜査官に扮してる時に、「マイヒーロー」のマスクＪのポーズでキキちゃんとわかったのですが、今日はそれは無かったです。
ひたすらラップを頑張っていました。
だらだらと書きたいのですが、今日は時間が無いので、この次にきちんとまとめて詳しく書きたいと思います。
今日特に感じたこと
やっと「男・真風」を活かせる役に出会えたのだから、この「男・真風」をもっともっと続けて欲しい。
しかし２番手キキちゃんが控えている。
キキちゃんは、花組でトップに就任するのが一番いいのでは？
花組の「casanova」を観た時に、柚香光君がトップ就任するにはまだ不安定さが残ると感じました。
独特のカリスマ性でスター性で対応できるとも思いますが、２歳年上のキキちゃんより先にトップになる説得力はあるのかな？
組内の引き継ぎという最も順当ではありますが。
キキちゃんが2番手羽根を背負ったのは、
2015年3月〜6月、『カリスタの海に抱かれて／宝塚幻想曲』からだと思います。
もう丸4年！5年め！
柚香光君より、キキちゃんの方が先では？
そして、真風さんほど、男らしい男役は、「唯一無二」
この「唯一無二」という言葉良く使っていますが
麗しの色気のある男役が演じられる「唯一無二」の存在は美弥るりかさん
永遠の少年、フェアリーな「唯一無二」の存在は明日海りおさん
そして、「男としての男役」を「唯一無二」の存在は真風 涼帆さん！
真風さんがもっともっと極めた男役を続けていくためにも、キキちゃんは、花組でトップ就任するといいのでは？と
多分願望に過ぎないかもしれません。
今日の公演を観て、思い続けていることです。
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