こんにちは、くららです。
星組宝塚大劇場公演の中止期間の延長が発表されました。
またチケットが飛んでいきました。残念です。
5月16日(月)から再開できると、5月30日が千秋楽なので、ラスト2週間上演できることになります。
16日に必ず再開できることを信じて待ちたいと思います。
月組の『ブエノスアイレスの風』東京公演が本日無事に千秋楽を迎えられて本当に良かったです。
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和涼華さんのこと
昨日は凰稀かなめさんについて書きました。
字数がいっぱいになったので書けなかったのですが、凰稀さんが新生星組に組替する前の公演で、同期の和涼華さんが退団されていました。
和涼華さんは、星組の柚希礼音さん主演『ブエノスアイレスの風』で、2番手のリカルドを演じていらっしゃった星組のホープでした。
現在月組では、リカルドを風間柚乃さんが演じています。
役名 | 2022年月組 | 2008年星組 |
ニコラス | 暁千星 | 柚希礼音 |
イザベラ | 天紫珠李 | 夢咲ねね |
リカルド | 風間柚乃 | 和涼華 |
ビセンテ | 礼華はる | 紅ゆずる |
マルセーロ | 彩海せら | 真風涼帆 |
柚希礼音さんは、5月5日に暁千星さん主演『ブエノスアイレスの風』をご覧になって、
「この公演中に次期トップですと正式にお話を頂いた」とインスタに書かれていました。
『ブエノスアイレスの風』が上演されていたのが9月で、柚希さんがトップに就任されたのが2009年4月27日でした。
約半年まえに正式に話があったということでしょうか?
「周りの出演者も宝物の人たちばかりで。この作品がものすごく特別なものだったので。」とも。
この表を見る限り、『ブエノスアイレスの風』の出演者たちが、柚希礼音さん率いる新生星組の主要なメンバー想定だったのかな?と思うのですが、和涼華さんは安蘭けいさんと一緒に退団されました。
柚希礼音さんの新生星組がスタートする前に、星組のホープの男役さんたちが安蘭さん遠野さんと一緒に退団された時は、衝撃が大きかったです。
星組は、それ以前に香寿たつきさんと渚あきさんが退団される時も、夢輝のあさん、鳴海じゅんさん、朝澄けいさんと「ホープ男役さん」が退団されていました。
2008年、2009年の星組公演
2008年 別箱 「赤と黒」 安蘭・遠野主演 「ANNA KARENINA」バウ・ワークショップ 本公演 別箱 「ブエノスアイレスの風」 柚希礼音主演 2009年 本公演 |
安蘭さん遠野さんと一緒に8名退団されましたが、その中でも和さんと麻尋さんの退団は衝撃でした。
麻尋しゅんさんの退団について
麻尋しゅんさんは、紅ゆずるさんと同期でした。
研2で、「王家に捧ぐ歌」新人公演のアイーダ(本役:安蘭けい)を演じ、新人公演の主演は1回でしたが、麻尋さんは「星組のホープ男役」という印象が強かったです。
紅ゆずるさんは、研7で「スカーレット ピンパーネル」の最後の新人公演で主演をつとめて、頭角をあらわされました
そのひとつ前の「ANNA KARENINA」バウ・ワークショップでは、2番手の役に初抜擢されていました。
その時の主演は、夢野さんと麻尋さんでした。
「スカーレット ピンパーネル」での好演で爪痕を残した紅さんは、次の別箱公演では「ブエノスアイレスの風」の3番手とも言えるビセンテに抜擢されていました。
その時、麻尋さんは全国ツアー組でした。
そして次の安蘭さんの退団公演で、麻尋さんは一緒に退団されてしまいました。
「スカーレット ピンパーネル」の新人公演で主演を務める紅さんを、「長の期の長」として一生懸命支えていらっしゃいました。
バウ・ワークショップの主演もされていたので、このタイミングで退団されるとは、思ってもいなく、とても残念な思いをしたものです。
和涼華さんの退団について
麻尋さんと同じように退団されるとは思ってもいなかったのが、和涼華さんでした。
「スカーレット ピンパーネル」の本公演では、アルマン役を演じられていました。紅さん主演の星組では、瀬央ゆりあさんが演じていました。
宙組配属で新人公演の主演を1回、星組に組替して新人公演の主演をさらに1回つとめていらっしゃいました。
柚希さん主演の「ブエノスアイレスの風」で2番手の役を演じられていたので、新生星組でも活躍されていくとばかり思っていました。
和涼華さんは、171センチの長身で、とても端正なお顔をされていて、人気がありました。
研10になる時点で、同期の凰稀さんは、新人公演主演は2回で同じでしたが、バウホール主演を1回とバウ・ワークショップ主演を1回経験されていたので、経験値の差はありましたが。
凰稀さんが雪組から星組に急に組替になったのは、和涼華さんが退団されたこともあるのかな?と思います。
この時期に凰稀さんも退団を考えていらしたということですから、研10のあたりは、抜擢を受けていても、自分の人生を見つめなおす時期なのかもしれません。
麻尋さんのように新人公演を終えた研7を過ぎた頃もそうでしょう。
最近は男役ホープさんのそのあたりの退団があまりありません。
「宝塚100周年のトップスター5人」
2009年の頃は、2014年の「宝塚100周年のトップスター5人」を想定した人事を計画していた頃だと思います。
その時点で、雪組は音月桂さんと決まっていたと思いますから、凰稀さんが雪組を出て、2番手の経験をふむ必要はありました。
100周年のトップスター想定
花組 蘭寿とむ(82期)
月組 龍真咲(87期)
雪組 音月桂(84期)壮一帆(82期)
星組 柚希礼音(85期)
宙組 凰稀かなめ(86期)
音月さんがはやく退団されてしまったため、実際の雪組トップは壮一帆さんでした。
2014年5月11日に蘭寿とむさんが退団されて、花組は明日海りおさん(89期)がトップに就任されました。
8月31日に壮一帆さんが退団されて、早霧せいなさん(87期)がトップに就任されました。
100周年の運動会の時は、明日海さん早霧さんがトップでした。
110周年のトップスターは?
110周年の2024年まで、2年を切ってしまいました。どんなトップスターの顔ぶれになるのでしょうか?
コロナによって、現在のように公演が予定通り上演できない状況が続いていると、より安定志向になって、大きな人事の変化は避けられる傾向になるのかな?という思いもあります。
花組 柚香光(95期)?永久輝せあ(97期)?
月組 月城かなと(95期)?
雪組 彩風咲奈(93期)?
星組 礼真琴(95期)?
宙組 芹香斗亜(93期)?
90周年のトップスター(2004年)
90周年のトップスターたちは、下記の方たちでした。
新専科制度を設けたので、花組と雪組ではトップスターが若返りました。
紫吹さん、湖月さんは、新専科経由でした。
花組 春野寿美礼(77期)
月組 紫吹淳(72期)
雪組 朝海ひかる(77期)
星組 湖月わたる(75期)
宙組 和央ようか(74期)
90周年の時は、花組のお正月公演「アプローズ・タカラヅカ!」に、各組のトップコンビが特別出演されていました。
100周年の時も、月組の100周年記念公演『宝塚をどり』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』に各組のトップコンビが特別出演されました。
110周年、コロナの心配が無かったら、各組のトップコンビが特別出演するということもあるかもしれませんね。
その頃までには、コロナが完全収束していることを心より願っています。
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