キスシーンと 小池先生と ステージトーク雪組
こんにちは、くららです。
昨日、新人公演主演コンビのお話が聞ける「ステージトーク雪組」に行ってきました。

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「ステージトーク」も感染症予防?

終わった後、ふつうは新公コンビから手渡しでカードが頂けます。
しかし今回は、ニコニコと笑顔でお見送りはしていただけましたが、カードはスタッフから手渡しされました。
感染症予防のためでしょうか?新型コロナウィルスによる肺炎、よくわからないだけに怖いですものね。
インフルエンザも、風邪も、流行っていますね。
OGさんのブログによると、OGさんでも劇場の楽屋見舞いができないそうです。

予防を万全にして、無事に舞台が務められますように。雪組大劇場公演も後9日となりました。
昨日から、部分休演されていた早花まこさんが復帰されたようで、また望海さんの歌もフルに復帰されたようで良かったです。
(私が観劇した1月16日は早花さんは声が出ていなくて、望海さんも音域を変更されているようでした)

そして、新型コロナウィルス肺炎の心配が深刻になってきていますね。

2009年「新型インフルエンザ」は、5月16日に神戸市で国内初の新型インフルエンザ発生が確認されて、関西の学校は休校になったり「外出は控えるように」と言われたり。当初は「関西は感染圏」というイメージが蔓延していました。
でも宝塚では、月組・宝塚大劇場公演「エリザベート」(瀬奈じゅん主演)が、2009年5月22日~6月22日上演されていました。
当時劇場内は観劇する人も初夏なのに「マスク」をつけていた人が大半だったように記憶しています。
宝塚の公演が中止されることはありませんでした。

中国からの旅行客が多い「春節」は、2020年は1月24日の土曜から1月30日木曜までの7連休だそう。(今日からですね)
OSKを観劇に大阪の「ミナミ」あたりに行くと、もう何年も前から日本語より中国語の方が多く飛び交っています。
「私は中国に来たのかしら?」と異国情緒を感じるほど。それが「春節」になるとさらに増すのでしょう。
感染が拡大しないことを願っています。

キスが大好きな小池先生!

昨日のステージトークのお話でビックリしたのは、新人公演で、小池先生がアドバイスをされていたこと!
新人公演のプログラムに、「新人公演担当:竹田悠一郎」と記されているので、一切竹田先生にゆだねられていると思っていましたが、そうでは無かったのですね!

本公演の初見の時から、主演コンビ・ヌードルスとデボラのキスシーンが多いことにビックリしました。
望海さんは、それまであまりキスシーンが無かった印象だったので、余計に。
そして今回のお芝居は、二人がそんなに恋愛関係で描かれていないにも関わらず、キスシーンが多いことが印象的でした。

新人公演では少年時代が大幅に変更されていました。
少年時代は、50代のヌードルスとファットモーのセリフでの回想で展開されていました。

その他の登場人物は、セリフが無いマイム(動き)で急ピッチに当時の経過を表現していました。

ヌードルスとデボラ
はじめの新公の脚本では、ヌードルスはデボラに花束をプレゼントしたという、セリフだけだったそうです。

しかし小池先生が介入されるごとにドンドン変わっていって、セリフだけでなく「二人のシーン」として見せるようになったそうです。
舞台稽古の時は2人は離れてロマンチックな感じで立っている感じになったそうです。

その後本当にキスした方が良いという小池先生のアドバイスが入って、

新人公演の本番で初めてバッチリキスしたそうです!
一発本番でそのキスが成功したそう。

見ている側には、超駆け足で回想シーンが流れていくので、キスシーンの所はあまり記憶に無かったです。

14歳のデボラと50代のヌードルスのキス

実際に演じた二人も
「年齢、おかしいですよね」
と「歳の差」がスゴイキスシーンに最初は抵抗があったようです。
あまり記憶にとどまらない急ピッチの回想シーンだからこそ、「犯罪のようなキスシーン」は、実現したのでしょう。

でも、これが小池先生のこだわりなのですね!
ヌードルスとデボラの少年・少女時代の恋には「キス」が必須だったのですね。
乙女チックな小池先生を感じて、ホンワカしました。
そして小池先生とって「ワンス アポン ア タイム イン アメリカ」は、とても思い入れのある作品なのだなぁと改めて思いました。

クリスマスプレゼント交換会

小池先生は、生徒たちと和気あいあいとした行事をするのがお好きなようで、以前にも小池先生を含めての「クリスマスプレゼント交換会」のエピソードを何度も目にしたことがあります。

2019年の雪組のお稽古場での「クリスマスプレゼント交換会」は、それをするためにお稽古のダメ出しがはやく終わったそうです。
生徒さんと先生だけでなく、振り付けの先生やプロデューサーなど、裏方の皆さん含めての交換会で、「2019年のクリスマス」ということで予算は2019円ぐらい、実際2500円程のプレゼントだったそうです。

ジングルベルをみんなで歌って、プレゼントをまわして♪

諏訪さんは琴羽りりさんの良いニオイのハンドクリームが当たって、
潤花ちゃんは振付家のつるみ先生からイボイボトゲトゲのバランスボール(お尻サイズのもの)が当たったそうです!
これはタカラジェンヌの間でも流行っていたものだそう。体幹を鍛えるのに良さそうですね。

このつるみ先生とは、元星組、名ダンサーの鶴美舞夕さんでしょうか?
昨年の今頃は、「ベルサイユのばら45」に出演されていました。
宝塚で現役時代に名ダンサーだった方の多くの方が、宝塚の振付家としてご活躍されています。
鶴美舞夕さんについて調べてみましたが、公演プログラムにお名前の記載は在りませんでした。
今後「助手」をご卒業されて、振付家としてデビューされるのかな。

「クリスマスプレゼント交換会」は、大人になっても私の周りでも以前は在ったりしましたが、みんな趣味嗜好が違うということで、現実的では無いということで、どのグループでも最近はなくなりました。
でも宝塚では、まだ残っていて、みんなで「貴重なダメ出しの時間を削って」まで楽しめるのは、良いですね。
特にスタッフさん全員まで含めると、性別も趣味嗜好も全く違うと思いますが、それを楽しめる「遊び心」があるからこその宝塚なのだなぁと思います。

小池先生は、誰よりも生徒たちとの遊び心を楽しんでいらっしゃる先生のように思っています。
初演のエリザベートのお稽古場風景で、「リアカー」に乗って、花總まりさんや一路真輝さんら蒼々たるメンバーに引っ張られて、とても楽しそうにされているのを見たことがあります。
現実の社会ではそういう光景はあり得ませんが、そういう純真な家族的な和気あいあいとした雰囲気があるのが宝塚で、卒業していく人たちからも「もう一度宝塚に入団したい」というのも、こういう良さがあるからかな、と思います。

話をステージトークに戻しまして、今回のステージトークは、いつものものと雰囲気が少し違っていました。
通常は娘役さんが下級生で、とても緊張していて、口数も少なく、男役さんがリードする形で進行していくのですが、潤花ちゃんは3回目の新公主演、ステージトーク出演ということと、天真爛漫な性格で、場を盛り上げようとはつらつと頑張っていて、とても楽しかったです。

しかし、「娘役とは一歩下がって男役をたてる」という考えの方には反感をかいそうな気もしました。

昨日ステージトークの会場に向かっていたら、反対側から歩いてきた人と狭い通路ですれ違うので、私は道路側の端によって歩こうとしたら、その方がもっと道路側によって、私に道を譲ってくれました。「申し訳ないな」と思ってお顔をみたら、以前に新人公演ヒロインをした娘役さん(お顔を間違えてなかったら)。お互いに微笑んで通りすがりました。
たったこのことだけですが、その方の心象がとても良くなりました!私は単純なので。
謙虚な姿勢も好感がもてるものです。

私は個性的なスターさんが好きなので、潤花ちゃんも100%ウェルカムですが、今回の新人公演の評判を含めて、批判を浴びやすい気の毒な所があるように思っています。
歌については、昨日諏訪さきちゃんも潤花ちゃんも言っていましたが、望海さんと真彩ちゃんに合わせて作曲されているので、本当に難しすぎる歌のようです。
諏訪さきちゃんは健闘していましたが、潤花ちゃんには難しすぎたのでしょう。それで「歌えない」と叩かれるのは可哀そうだと思っています。

「あなたのブログは長すぎ!」と友人にいつも指摘されていますので、潤花ちゃんについての話は次回に詳しく書きますね。

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