宙組初日「エル ハポン/アクアヴィーテ」
こんにちは、くららです。
今日は、宙組「エル ハポン/アクアヴィーテ」の初日を観劇に行く予定です。

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プログラムの表紙がポスターより何十倍も素敵!

チラシの裏の、日没の海を背に佇んでいる真風氏の写真のさらにカッコイイ版!
この「プログラム表紙」をポスターに何故使わなかったのでしょう。
(あのボスターでチケットが完売しているから関係ないですね)

キキちゃん(芹香 斗亜)の存在感もあらわさなければならなかったので、ポスターがああなったのは、仕方ないのでしょう。
髭もじゃもじゃのキキちゃんが意味するものは、「マカロニウェスタン」風の真風氏のパティ的な存在のよう。

タイトルについて

このお芝居のタイトル『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』と異常に長いですね。
El Japón(エル ハポン)とは
「ハポン」は、スペイン語の「日本」、そして スペイン語のelは男性名詞につく定冠詞。つまりスペイン語で「日本の男」

馴染みの無い「エル ハポン」を省いて、「イスパニアのサムライ」だけで、わかりやすかったように思いますが、そこは大野先生のこだわりなのでしょう。
お芝居は、和モノ洋物が混ざった和洋折衷の様なミュージカルで、「日本」と「スペイン」の両方が出てきて、立ち回りも日本刀とサーベルで戦うとか。さらに「マカロ・ニウエスタン」風を詰め込んで、盛沢山のように感じますが、スッキリした作品になっているでしょうか?

真風涼帆演じる蒲田治道について

大野先生の見たい、やらせたい真風・蒲田治道が演じられるようです。

私は真風の苦悩をたたえた表情が好きなので)、懊悩したり、人を案じたり、憐憫の情をかけたりと、心がうつろうさまを存分に見せてほしいですね。彼女は華やかで大きさを感じさせる芝居が印象的ですが、大人物の下で控えているような、耐える役も非常に魅力的に演じることができると思いますので、そういった一面を生かした役づくりにも期待しています。大野 拓史 引用:公式ホームページ

サムライとしての“強さ”も持つ治道の「剣の達人」としての格好良い立ち回りシーンもあるようです。

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強い女性を演じる星風まどかちゃん

解説を読んだ時には、「宿屋の女主人カタリナ」という貫禄ありそうな役が「まどかちやんに合うのかな?」と思いましたが、稽古場映像では堂々とした立ち居振る舞いに、「オーシャンズ11」以降「追憶のバルセロナ」を経ての進境著しい成長を感じました。
「いろいろなものを背負いながらも強く生きている未亡人。スペイン人らしい、土の匂いのするような、生命力が感じられる強さを出してもらおうと思っています。」と先生の解説がありましたが、真風さんの相手役として負けない存在感があり、小柄なものの、舞台上では大きく見えるようになりました。どんな新しいまどかちゃんが見れるか楽しみです。

アレハンドロを演じる芹香斗亜くん

マカロニ・ウエスタンに登場するような役どころで、真風演じる蒲田治道に近い理屈で生きていて、互いにどこか共感できる部分を持つ人物だそう。トップ、二番手の「バディ感」あふれるものになるのでしょう。
役作りはキキちゃんのセルフプロデュースにゆだねられていて、“芹香が演じるアレハンドロ”を先生は期待されているよう。

桜木みなと君演じる悪役エリアス
英真なおき演じる「悪の塊」のようなドン・フェルディナンドの息子エリアス。主人公と敵対する冷徹で残虐非道な悪役で、客席に迫って伝わるほどの「役の恐ろしさ」が出せるか?

和希そら君演じる藤九郎
治道を兄として慕っていたのに、姉を見殺しにされたことで「治道を討つ」というこじらせた感情を抱え、行動に出る役。

瑠風 輝くん演じる西九郎
真風演じる治道の先輩役

留依蒔世演じる道化セバスティアンも楽しみ。

「マカロ・ニウエスタン」とは
ヨーロッパで製作された西部劇のこと。悪に虐げられながらも健気に生きている女性が、たまたま通り掛かる主人公に助けられるという構図は、マカロニウエスタンの定番のひとつだそう。
そういう作品をあまり見たことのない私は、よくわかりませんが、観劇すれば、わかるでしょうか?
マカロ・ニウエスタンを代表するのがセルジオ・レオーネ監督で、お正月の大劇場公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は、セルジオ・レオーネ監督によるギャング映画です。

そういう世界観は宝塚に合うということでしょうか?

大野先生によると「、オールスターキャスト映画のような作品を目指していて、ポスターも意識したものに舞台は仕上がっています。」とのこと。

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ショーについて

真風さんがトップになって初のオリジナルショーで、ウィスキーがテーマで大人っぽい魅力が詰まっているようです。

「ウイスキーが、お好きでしょ」

聞きなじみのあるCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」を、真風さん、キキちやん、ずんちゃん(桜木みなと)がグラスを揺らしながら歌っていました。
ウィスキーと言えば、この曲!藤井大介先生のこういうわかりやすい所が好きです。

「ウイスキーが、お好きでしょ」について
サントリーのウイスキー「サントリークレスト12年」のCMソングとして企画制作され、1990年から1991年にかけて使用された楽曲。
2007年から、小雪出演のサントリー角瓶のCMソングとしてリバイバル使用され、現在までCMソングとして一貫して使用されています。
ゴスペラーズによるアカペラバージョン、竹内まりやバージョン、菅野美穂出演でハナレグミバージョン、その後も井川遥出演の田島貴男バージョン、さらに浜崎貴司バージョンなどがオンエアーされました。2017年3月からはEXILE ATSUSHIが『角ハイボール』テレビCM「幸せの黄色いレモン」篇でも。
元々。石川さゆりが1990年に発表した楽曲。作詞:田口俊、作曲:杉真理、編曲:斎藤毅。

夢白あやちゃん大出世

可愛い「スチール写真」が出ていました。フィナーレの階段降りもありそう。
「稽古場映像」を見ていると、要所、要所にあやちゃんがいて、ビックリ!

プロローグでは、キキちゃんと組んで踊っていたような。
中詰め?の銀橋での並びは キキちゃんのお隣。
中詰めのWデュエダンでは、真風氏とあやちゃん、キキちゃんとまどかちゃん(星風まどか) が組んでいたような。

もえこちゃん(瑠風 輝)とロケットガールもするよう・

映像で見る限り、「娘役2番手」のポジションになったよう。実際に舞台で確かめてきます。

この「爆上げ」状態は、夢白あやちゃんが、やはり主演娘役候補なのでしょう。

現在の各組の主演娘役さんたちは、どちらかと言うと「可愛いタイプ」なので、大人っぽい娘役さんは貴重な存在。
既にバウ主演を済ませ、今度『壮麗帝』で登場ヒロイン?着々と主演娘役の準備が整っていきそうです。

お酒シリーズ第三弾!でまどかちゃんの頭飾りは?

『Cocktail』(2002年花組)、ワインをテーマにした『Sante!!』(2017年花組)、今回はウイスキーをテーマにしたもの。
『Sante!!』では、フィナーレの主演娘役の仙名彩世の頭飾りは、ワインの瓶たちで、度肝を抜かれました。

フィナーレで まどかちゃんの頭に何が乗るのか?二番煎じで、ウィスキーの瓶ということは無いでしょうが…

和希そら君真ん中のシーンもあるようです。
稽古場映像ではレオタード、本番ではタコ足とか。女性役なのですね。

エトワールは小春乃さよちゃん

「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」でも、素晴らしい歌唱が際立っていました。
宙組には歌が上手な方が多いので、使われないのなら「歌手不足の花組」に組替えしたら良いのにと、内心思っていました。
98期生、入団時は次席。先日調べた「音楽学校文化祭の主演者」でもありました。

現在はスカステニュースのスカイナビゲーターとしても活躍中ですが、得意な歌をもっと舞台で聞かせてもらいたいです。
今回、エトワールに選ばれたことを嬉しく思っています。

初日を観劇したら、また感想を記したいと思います。

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