こんにちは、くららです。
最高に幸せな『1789』の千秋楽公演でした。配信で見ました。
出演者全員が、礼さんと一緒に千秋楽を迎える歓びに満ちていることが伝わって来ました。
特にラストの礼さんと舞空さんのデュエットダンス。
最高に幸せそうな舞空さんの笑顔。礼さんもお幸せそうで、私も多幸感に満たされました。
今日が舞空さんのお誕生日と聞いていたので、最高の千秋楽のお誕生日となって、良かったなと思いながら見ました。
そして今回のご挨拶で、礼さんが心のうちを正直に語ってくださって、今までの心配や不安が払しょくされました。
できるだけ、そのままをお伝えしたいと思います。特にラストの緞帳前のご挨拶は、心に響きました。
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美稀組長さんと瀬央さんご挨拶
組長さんのご挨拶
美稀「8月15日から18日までの公演を中止させていただき、大変ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申しあげます。こうして礼と共に千秋楽を迎えられましたのは、どんな時も私たちに寄り添い支えて下さる皆様の温かいお気持ちのお陰と出演者一同感謝の気持ちでいっぱいでございます。この『1789』という作品を通して、一周りも二周りも大きく成長した星組の舞台を、今後も礼真琴、舞空瞳を中心に一丸となってお届けして参りたいと思います」
休演期間のお話はされましたが、代役公演のことは話されませんでした。宝塚では公的には、代役公演の話は避けられます。これが通常です。
しかし礼さんは違いました。後でご紹介しています。
専科異動の瀬央さんご挨拶
瀬央「星組の瀬央ゆりあでございます。15年間慣れ親しんだ大好きな星組から離れることは、もちろん不安も寂しさもあります。ですが新しい扉を開く可能性があるならば、『挑戦したい!』未熟ながらそう思いました」
瀬央「そう思うことができましたのも、いつも温かく見守り背中を押して下さる美稀組長、白妙副組長、個性豊かな星組の皆様、応援を下さる皆様、そしてどんな時も身を粉にして星組をひっぱり導き、私に常に刺激と学び、舞台をつくること、舞台に立つ喜びを楽しさを教えてくれた礼真琴と出会えたからこそです」
瀬央「星組でのびのびと育てていただきました15年間は私の財産です。星組で学ばせていただいたことを心に刻み、専科への新たな扉を開きたいと思います。本当にありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします」
美稀「皆様ご存知のように、せおっちいる所に笑いあり、本当に太陽のように明るく、星組のムードメーカーで、優しさあふれる彼女の存在に、私を含め、星組生みんな何度も助けられました。彼女はどこでも愛されると思うので、そこは心配はいらないのですが、寂しい気持ちはいっぱいです。でもこれが最後ではないね、なおちゃん」
瀬央「そうです。またご一緒できる日を心から楽しみにしておりますので」
美稀「待ってる」
瀬央「はい」
先日暁さんがラジオに出演された時も、瀬央さんとの共演を楽しみにされていました。星組生みんなが同じ気持ちだと思います。星組の公演に出演できたら良いですね。
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礼さん心からのご挨拶
まず私事ではございますが、8月14日(実際は15日)からの公演中止、その後の休演期間に伴い、皆様には沢山のご不安とご心配、そしてご迷惑をおかけしてしまいました事、心よりお詫び申し上げます。
お客様に楽しんで、幸せな気持ちになって帰っていただくために舞台に立っているはずなのに、ご心配ばかりおかけしてしまって、そして主演という立場でありながら、舞台に穴をあけてしまったこと、とても悔しく情けないです。
でも私がいない間、美稀組長、白妙副組長率いる最強の仲間たち、そしてロナン・マズリエを演じてくれた暁千星(顔を暁さんに向け)、ありちゃんをはじめとする代役のみんな、頼もしい仲間たちに支えられ、『1789』を今日まで繋げることができました。
仲間たち、支えて下さるスタッフの皆様、その間もずっと応援し思いを寄せてくださる皆様に、心からのお詫びとそれ以上の感謝の思いでいっぱいでございます。本当にありがとうございます。
この後に私がまたこの舞台に立った時に、皆さまが1ミリの不安もなく、心配もなく、心から楽しんでいただけるような星組をつくっていけるように、これからも務めてまいります。
そして今、はかま姿で降りて来た大切な3名の仲間。最後の輝かしいラストステージ、険しい道を歩ませてしまいました。でも3名の最後の姿を見届けることが出来て、とても幸せです。
今、ここに立っていない2名の大切な仲間もいます。(休演された瞳きらりさん、珀亜れいさん)
星組全員で突き進んでまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。本日は本当にありがとうございました。
カーテンコールのご挨拶
カーテンコール1
この公演に大きなお力添えをいただきました専科の輝月ゆうまさんです。本当に沢山沢山支えていただきました。舞台上でもそれ以外でも、本当にありがとう、まゆぽん。
星組に出演したらすごい大変だったって思われないように、もっともっと強くなって、次共演する時はいじめないでください。
(輝月さん、笑顔で「はい」)
仲良しの役で、また共演できたらうれしいです。沢山の学びをありがとうございました。
わたしたちもこれから宝塚歌劇110周年に向けてますます盛り上がっていきたいと思っていますので、皆様もついてきてください。本日は本当にありがとうございました。
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カーテンコール2
退団者3名と共に
退団者の音咲いつきさん、有沙瞳さん、天路そらさんと礼さんが舞台の中央に。
礼「最後に思いの丈を皆様に伝えてください」
天路「最高に格好良い礼真琴さんの元で男役が出来たこと、本当に幸せでした。ありがとうございました」
礼「ありがとう。まなつはこの通り、『一家に一まなつ』が欲しいくらい癒しの塊なんですよ。舞台に出た瞬間にバチッと男役を決めてくれます。印象に残っているのは『阿弖流為』、まなつの実力に圧倒された公演でした。その後も沢山支えてもらって、まなつ自身も自分のことで沢山戦ってきて、今この時を迎えられて幸せです。ありがとう」
有沙「雪組から星組に組替して良かったなって思います。本当に礼さんと沢山ご一緒させていただいて、大好きな星組の皆様と過ごせて、こんなに幸せ者で良いのかというぐらい皆様から沢山愛をいただけて、幸せでした。ありがとうございました」
礼「本当にいろんな作品で、いろんな場面でご一緒して。その度にいろんな発見があって、わたしが男役として責任を持たなければいけない立場になる時に、いつもミホは、的確なことばと存在をもって支えてくれたなと思います。この方のお芝居を見ていると、心がグルグルに動く、歌もダンスも心でやるものだと教えていただきました。ありがとうございました」
音咲「ことさんの背中を見ていなかったら、こんなに長く走れなかったと思いますし、感謝の気持ちでいっぱいですし、ことさん率いる星組の舞台に立てて、この時を迎えられて、本当に幸せに感じています。本当にありがとうございます」
礼「女咲とは、男咲の時から、つきあいは長いんですけども、まずは顔が似ているという所から始まりまして、私たちよく間違われましたね。男役の時は1学年違いなので同じような場面でずっと切磋琢磨して、女役になると決めた本気に、新しい扉を開いてこの人は大丈夫だと確信して、『阿弖流為』が最後の男咲だった。でも次から女役になるからって、そんな遠慮は全くなく、一番渋い男役を見せて、女役に転向していった女咲の舞台根性を本当に尊敬しました。女咲になってもここは男咲でいきますという気合を忘れないで、経験をいかしてここまで下級生を引っ張ってきた責任感と存在にどれだけ感謝しているか」
礼「3人の人生を、これからも応援しているからね」
礼さんに、心のこもった温かい言葉をかけられて、3名の方たちは感無量のようでした。3人とも『阿弖流為』に出演されていたのですね。
専科異動の瀬央さんへ
礼「明日から専科に異動となる瀬央さん、顔は見ません」
礼「なおちゃんは、かれこれ音楽学校に合格して、初めましての頃からずっと一緒にいるんですね。17年になりますか。家族より一緒にいる、家族以上というのは、どう表現したらいいのかと考えた結果『もはや自分』、『私であってあなたである』という、昨日眠る前に考えました。
礼「それだけずっと一緒にいるのが当たり前だと一緒に過ごしてきたので、次の公演からなおちゃんがいないという自覚をした時、どんな思いになるのか自分ではわかりませんが、まずは次の『タカラヅカスペシャル』、この後も共演できることを楽しみに、そして瀬央さんからこれまで頂いた沢山の支えと思いを(こみあげてきて、しばし言葉が休止)。プロだから私たち泣かないのって、何度言ってここの舞台に立ったことか。また一緒に舞台に立てる日を楽しみにしています。(瀬央さんと顔を見合って)
礼「そして私たち星組は、この3名の思いも胸に、更なる作品に挑戦していきます。次の作品もどうぞよろしくお願い申しあげます。本日は本当にありがとうございました」
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カーテンコール3(客席スタンディング)
礼「本日8月27日は舞空瞳ちゃんの誕生日です」
舞空「ありがとうございます。礼さんと誕生日にご一緒に舞台に立てることが何よりうれしいです」
礼「心配かけてごめんね」
礼「今この舞台にいない瞳きらりと珀亜れい。珀亜れいも今日お誕生日です。おめでとう!(拍手)」
退団者と瀬央さんと一緒に星組パッション
退団者と瀬央さんに、それぞれの掛け声をお願いする礼さん。
あついぜ(音咲)、星組!
燃えろ(有沙)、星組!
進め(天路)、星組!
星組(瀬央)、パッション!!
終演アナウンスが流れても、熱い拍手が鳴り止みませんでした。
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緞帳前の真実の言葉
上手から礼さんが「ありがとうございます」と、頭を下げながら緞帳前に出ていらっしゃいました。
舞台に立てることが、こんなに幸せで、自分の心がこんなにも満たされると、あらためて感じております。
どれだけの方に支えていただいて(前方の客席の方たちに手を振りながら)、どれだけの仲間に背中を押してもらって、どれだけの方々に応援していただいて、宝塚歌劇が成り立っているか、とっても考える時間でした。
私から情報を発信する機会があまり無いからこそ、沢山の情報や憶測が飛び交っていると思います。皆様にご心配をおかけしているのも事実で、不安に思っている方がいるのも事実で、厳しいご意見があることも自覚しています。
その中で、何を感じて、何を思って、何を発信するか、そして何を信じるか、本当にその人それぞれの自由だと私は思います。
『自由とは、他人を傷つけない限り、何をしてもいい』ロナンは、そう言ってます。
私から一つ言えることは、宝塚歌劇という唯一無二の世界にいられることが何よりも幸せで、この空間が一番大好きで、自分のしっかりした意志をもって、ここに戻ってまいりました。
そして温かく、今までどれだけ不安だったか計りしれない、繋げた仲間が、温かく迎えてくれる、こんなに素晴らしい場所はありません。
そして、生まれてから今日、今に至るまでポリープが出来たことはございません。(客席どっとわく)
これからもっともっと皆様に信頼して、愛していただける宝塚歌劇になるように、私もその戦力の1人として、頑張ってまいります。今後もよろしくお願いします。
そして、次の博多座の公演、天飛の初主演バウ公演、どうぞ皆様応援の程よろしくお願い申し上げます。本当にありがとうございました。
文春では「喉のポリープが悪化」と報道されていましたが、全くの事実無根だったのですね。週刊誌の内容は信じてはいけない、ということをあらためて教えられました。
そして、復帰前に宝塚の公式ページに掲載された礼さんのコメントは、礼さんが思いを込めて伝えたいと書いてくださったものだったのですね。
宝塚の公式ページを通して、これからも今回のような情報を発信していただけるといいですね。
明日から、本公演の集合日まで礼さんがゆっくり休養できますように。
そしてご挨拶の中で「皆さまが1ミリの不安もなく、心配もなく、心から楽しんでいただけるような星組をつくっていけるよう」と話されましたが、体調が崩れることは誰にもあることです。
ましてや、かつて経験したことのないような猛暑です。
そしてコロナ感染の心配も、変わらずあります。
今日も、明日初日の雪組『双曲線上のカルテ』を縣千さんが休演されることが公表されました。休演者がいることは残念ですが、仕方ないことだと思います。
宝塚ファンは、休演する方に心を寄せて、元気に回復されることを願って待ちます。
礼さんも、休養で100%健康を回復するぞ!と意気込まず、肩の力を抜いて、「休養」という言葉の通り、体を休めて欲しいと思います。どうか厳しい目をご自分に向けられませんように。
そしてブログを書いて情報発信している立場として、書く内容に対して、「馬鹿正直」と揶揄されても、もっと厳しく向き合っていかなければと思わされました。
礼さんは今回の件で、ご自分についての情報や憶測があふれていて、どれだけ深く傷つかれただろうかと思います。
今度礼さんと舞台で会えるのは、「タカラヅカスペシャル」ですね。楽しみに待ちたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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