宝塚にGoToイベントは適用されない?
こんにちは、くららです。
今日は隣の尼崎で劇団四季の全国ツアー「コーラスライン」を観てきました。

午後6時半開演なので、お仕事帰りの方も多いようでした。
宝塚と同じようにお喋りが気になりました。
新年明けて、初めての関西での全国ツアーなので、顔見知りの方たちが顔を合わせて、新年のご挨拶も含めてワイワイガヤガヤとなっているような感じがしました。
観劇前後は、気持ちも高揚しています。

お喋りをしないでください」というアナウンスは全くありませんでした。
しかし「規制退場」には、みなさん従っていました。(空席も多かったです)
関西でも「緊急事態宣言が発動」という話もあるようですね。

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劇団四季の「コーラスライン」の全国ツアーについて

昨年の9月19日から全国を巡業中

この全国ツアーは、昨年の9月19日から始まって全国を巡っていて、1月26日の大分公演で、全国ツアーは終わります。
そして福岡公演(キャナルシティ劇場)が、1月30日〜2月11日まで上演されます。

「来年6月の雪組全国ツアーが無事に開催できるだろうか」と心配されている方も多くいらっしゃいますが、この時期に劇団四季が行えているので、大丈夫だと思います。

休憩なしの2時間半公演

休憩なしで、アンコールを含めて2時間半ほどの公演でした。
この寒い時期に2時間半ぶっ続けは、トイレが気になるので水分を控えめにして臨みました。(笑)

約2時時間以上、殺風景なオーディション風景で、最後の最後に煌びやかなフィナーレとなり、ダンサーたちが金色の燕尾服(女性はダルマ)とシルクハットで名曲『ONE』を大合唱して、感動のうちに終わりました。

宝塚との違い

舞台装置は、稽古場の鏡だけです。舞台上に白いラインが引かれています。
衣装も、稽古着(女性はレオタード)と、フィナーレの衣装の2種類だけ。
26名出演していましたが、フィナーレに出演していたのは、19名だけでした。
出演者全員がフィナーレに出演できるわけではないのが、宝塚との大きな違いです。
専用劇場では、費用がふんだんにかけられていますが、「コーラスライン」は、すべての演目の中で一番費用がかからない、公演のように思います。フィナーレの衣装は豪華ですが、各自1着なので。

宝塚と比較することが間違っていると思いますが、「宝塚の舞台にはメチャメチャ費用がかかっている」ことをあらためて思いました。
しかし宝塚の公演は大衆価格です。(宝塚…8,300円 四季…9,900円)
外部の公演と比較して、安価なことをいつも思います。

そして昨年大阪の「リトルマーメイド」で、ヒロインのアリエルを演じていた三平果歩さんは、ヴァル役で、最終選考に残った17人のひとりでした。
四季では、「スターシステム」が採用されていないので、ヒロインを演じたからと言って、いつもヒロインをれるわけではありません。
スター級のスターさんは多くいらっしゃいますが、若手となるとスター扱いはされません。

演出家のザックは、荒川務さん。
私の世代だと『太陽の日曜日』で歌手デビューをした「アイドル」として記憶に残っていますよね。その後声優をされていましたが、1985年に四季のオーディションを受けて合格して、四季で活躍されています。

1985年の私の思い出

まだ岡山に住んでいた時に、倉敷市民会館で夜に「コーラスライン」が上演されました。
仕事を早々に終えて、あたふたと倉敷市民会館に駆け付けましたが、体調がとっても悪くなってしまって、上演中に座席を立って外に出ました。
それでも気分が悪かったので、観劇をあきらめて家に帰りました。
後にも先にも、観劇中に座を外して、帰ったのはこの時だけです。

とても楽しみにしていた公演が残念な結果になったので、「もう一度ちゃんと観たい」と思い続けて35年余り。やっと今日実現しました。

このような状況下だからこそ、舞台にかける熱い思いの登場人物たちのエネルギーに、とても励まされました。
そして35年越の思いが叶えられて良かったです。

宝塚のチケットはGoToイベントの適用は無い?

四季のチケットはGoToイベントを利用して、公式サイトで購入することができます。
チケット価格が定価より2割引(上限2,000円まで)となります。

「Go Toトラヘル」が休止期間のものは、購入できなくなっていました。
「Go Toトラヘル」の休止期間が延長されることになっています。その延長される期間、「GoToイベント」も適用されなくなるのかもしれません。

「OSK」の公演も、チケットぴあで、「GoToイベント」適用チケットがありました。

どうして、宝塚のチケットには「GoToイベント」が適用されないのでしょう?
「GoToイベント」が適用されなくても、宝塚のチケットは安いのですが。→適用されない理由を読者様より教えていただきました。

ライブ配信価格について

『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』のライブ配信が下記日程で実施されます。
(1)2021年1月10日(日)13:30~
(2)2021年1月11日(月・祝)13:30~
上演時間 約1時間30分(休憩なし)

視聴料金 は、5,000円(税込)です。
宝塚の3,500円に比べると、高いてすね。

下記の2つの配信では、【Go Toイベント】が適用されます。
配信には【Go Toイベント】の適用外期間はありません。
「STAY HOME」の時こそ、配信ですね。

【Go Toイベント】の適用後価格
・劇団四季ライブチャンネル:適用後 4,000円(税込)
・U-NEXT:適用後 4,000円(税込

【Go Toイベント対象外】・Rakuten TV:5,000円

各回、公演30分前まで購入可能で、1時間前より視聴ページにアクセスでき、見逃し配信はありません。

「ポーの一族」の配信は、4,500円(税込)で、「Go To イベント」適用で3,600円でした。

宝塚にGoToイベントは適用されない理由

この記事をupした後に、2名の方が理由を教えてくださいました。ありがとうございます。

「GO TO イベント」は、自業者が登録・申請して初めて適用されるものなので、宝塚歌劇団が登録・申請をされていないのだろう、ということです。

「GoToイベント制度」を使うか否かは主催者側の判断になるので、宝塚歌劇団があえて制度を利用していないのでしょう。

この制度は、チケットの購入代金を20%引きで購入できるだけで、主催者側のメリットはありません。
宝塚の公演は集客できているので、面倒な申請をして代金を割り引く必要が無いですね。

宝塚のチケットも、ライブ配信も、外部の公演と比べて、すでに安価なので、【Go Toイベント】が適用されなくてもお手頃価格です。「大衆価格で」という小林一三翁の思いを継ぎ続けてくださっていて、感謝です。

「GoToイベント制度」を利用した場合、その割引がなくなった時に、購入者が割高感をもつ方がマイナスになるでしょう。

「GoToイベント制度」が適用されなくても、安価は価格で素晴らしい舞台や配信を提供してくださっている宝塚歌劇団に改めて感謝です。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
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