和央ようかさんと広く愛したい宝塚
こんにちは、くららです。
古くからの友人の和央ようかさんファンから、和央ようかさんについて書いて欲しいと強い要請がありました。
(私のブログが長すぎるとか、いろいろとアドバイスをくれる悪友です。)

スポンサーリンク



和央ようかさんについて

74期生、トップ娘役3人娘の白城あやかさん、麻乃佳世さん、森奈みはるさんが同期。174cmの長身で脚が長くとてもスタイル良い。
2000年、宙組のトップスターに就任時に「Next Generation」で歌手デビューされています。

2006年7月2日(日)に宙組公演『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』(小池修一郎 作・演出)で、花總まりさんと共に退団されました。
トップスターは、6年のつとめていらっしゃいました。

ご主人はアメリカの作曲家フランク・ワイルドホーン氏

2014年3月末にご結婚を発表されました。

宝塚では、『スカーレット・ピンパーネル』の作曲家として有名です。
『ひとかけらの勇気』は、ワイルドホーン氏が宝塚歌劇版のために書き加えられたものです。   
宝塚での『スカピン』初演は2008年星組でした。それから月組、星組で再演されています。
今や宝塚になくてはならないミュージカル作品になっています。

初めての宝塚との出会いが和央ようかさんの退団公演
2006年、和央さんのサヨナラ公演『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』の楽曲をワイルドホーン氏が全曲を書き下ろされました。
この作品がワイルドホーン氏と宝塚の初めてのコラボ作品でした。
和央さんとワイルドホーン氏との出会いのきっかけの作品でもありました。

2017年雪組公演『ひかりふる路』の楽曲提供

2006年の『NEVER SAY GOODBYE』以来2度目の楽曲提供でした。
生田大和先生作・演出。ワイルドホーン氏は制作発表会にも出演されていました。
この時は既に和央さんとご結婚されていました。

2017年『ひかりふる路』ワイルドホーン氏のコメント

「11年前の『NEVER SAY GOODBYE』の稽古初日のことを、私は今でも忘れることがありません。それ以前の私は、宝塚歌劇団によって自分の人生がこんなに変わるとは思っていなかったので、皆様とのご縁を本当に大切に感じています。また、今回も“新しい作品のために作曲を”とご依頼いただき、とても光栄であるとともに、気持ちがワクワクしています。」引用宝塚公式ホームページ

『NEVER SAY GOODBYE』の時も和央さんの歌声を聞いて作曲されたように、『ひかりふる路』の時は、望海さんの声を聴いてから作曲されたそうです。
ワイルドホーン氏は奥様である和央さんの歌を高く評価されています。

インタビューで望海さんのことを、“だいもん”と呼ばれていました。奥様ゆずりの愛称をお使いで、お二人の仲の良さが伝わってきました。

コロナ禍の中で、ワイルドホーン氏の楽曲の数々がインスタで楽しめる

私が今はまっている楽しみをご紹介します。
フランク・ワイルドホーン氏の素晴らしいピアノ演奏を次々と楽しんでいます。

和央ようかさんのインスタの動画に Frank’s Living Room Concert としてアップされているので聞くことができます。

→ たかこさんインスタ
「IGTV」動画マークをクリックしてください。

和央さんの転落事故

ご存知ない方が多いと思いますので、ご紹介します。宝塚の公演で事故が起きることもあるのです。
2005年10月に和央さんの退団が発表され、ドラマシティで和央さんのライヴショー『W-WING』(12月16日(金)~12月29日(木))が開催されました。
12月21日の夜の公演で、2幕の冒頭から大きな翼を羽ばたかせながらフライングで登場して、ステージ上で縦横無尽に駆けめぐるという演出だった所、約2メートルの高さから落下し、骨盤骨折の重傷を負われました。
その後のシアター・ドラマシティ公演とお正月の日本青年館公演、また東西での和央ようかディナーショーは中止になりました。
友人はたまたまその公演には行っていませんでしたが、その場に居合わせたファンには相当なショックだったそうです。
和央さんは落下直後、転がったマイクを拾って歌われ、立ち上がろうとしても立ち上がれず、急遽幕が下りた後もしばらく歌われていたそうです。涙が出るほどのプロ根性です。

3月24日(金)サヨナラ公演『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』初日の幕が上がり、予定通り開催されました。(~5月8日(月))
公演のお稽古も予定通り2月になって行われ、和央さんはまだ入院中だったので、病院からお稽古に通われていたそうです。

体の状態が万全ではないので、ダンスシーンは配慮して減らされたそうです。
しかし1本物のサヨナラ公演の主演ですから、出番は多く歌も沢山歌っていらっしゃいました。
いつもにもまして歌が素晴らしかったと記憶しています。

当初は全治1か月と公表されていましたが、実は全治3カ月だったそうです。。
骨盤骨折が治癒しないまま、退団公演をつとめられたことは、本当に大変だったと思います。

東京公演(5月26日(金)- 7月2日(日))千秋楽の記者会見では、リハビリに専念すると話されました。
無理をおして公演に出演されていたので、完治されるまでに時間がかかることになったのだと思います。

宝塚の公演スケジュールについて
ギチギチにスケジュールが組まれているので、骨盤骨折という重症を負っても、スケジュール通り舞台に立たなければならなかったのでしょう。
トップスターの重責がどんなに重いかを思わされます。特にサヨナラ公演ですから。
次期トップ予定の貴城けいさんは雪組公演に出演中でした。

5組の公演が順繰りに行われていくので、1組でも穴をあけることができません。
平常時はスケジュールがキッチリ組まれていることは利点ですが、現在のような有事にも、宝塚特有の5組を制御するスケジュール管理が、公演の再開に向けて大きな足かせになっているように思います。

ファン心理について

和央ようかさんが宙組のトップスターとして活躍された頃、花組では春野寿美礼さんが活躍されていました。
友人は和央ようかさんにドップリはまり、私は春野寿美礼さんにドップリはまっていました。

丸顔の和央さんと、面長の春野さん、全くタイプが違います。
友人は、「春野さんの顔の良さがわからない。こんなウマヅラなのに」と言います。
私は私で、「顔は丸では無くシャープでなきゃあ。丸い顔の良さがわからない」と。

歌に関しても、友人は「和央さんが一番上手、春野さんはクセが強い!」と言い、
私は、「和央さんは張り上げているだけ。春野さんが一番!」と。

何でも話せる間柄だからこそ何でもズゲズケと言い合い、いつまでも平行線。

この時の経験から、ファンというのは、好きなスターが一番で、それでいいのだ、と学びました。

宝塚は趣味で、好みで愛でる分野です。
一人ひとり判断基準は違っていて、違っていてこそ当たり前。

私は春野寿美礼さんの歌が未だに大好きで、宝塚屈指の歌唱力だと思っています。
春野さんらしい歌い方が苦手な方もいらっしゃるようで、それはそれでありだと思います。

100%の万人に愛されるスターなんていません。
どんなに人気があるスターにも、アンチはいるはずです。

全組の公演を楽しむために、私は各組に応援したいスターを作っています。
気分屋の私は、その時の気分で応援したいスターさえ変わります。
好きな組でさえ、その時の状況で変わります。

5組あって、沢山のスターがいる宝塚はそういう気軽なものでいいのじゃないかな、とライトファンの私は思っています。

宝塚の永遠のテーマは、「ビジュアルか?実力か?」であり、決して結論は無いと思います。
ビジュアルの範囲も実力の範囲も共通認識ではありません。
結論が無い、決まりが無い、そういうところが宝塚の良さだと思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク