宝塚グラフ1月号から想う事
こんにちは、くららです。
昨日は「宝塚グラフ」1月号の発売日でした。

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1月号表紙は珠城りょうくん 珠城りょうくんの記事が多い!

・Cover Special 珠城りょう 撮影/渞 忠之
・ THE COSTUME 珠城りょう、美園さくら
・ トークDX 珠城りょう×月城かなと

「Cover Special」は表紙担当なので当たり前ですが、「THE COSTUME」も「トークDX」も珠城りょうくん。
新年号は、主要なスターを均等に掲載しているため、通常号に比べるとその他のページが非常に少ない中、珠城りょうくんの占拠率は大きいです。
ちなみに昨年の2019年1月号から過去の表紙を飾ったスターの誌面占拠率を調べてみましたが、珠城りょうくんほど占拠率の高いトップスターはいませんでした。

宝塚グラフ9月号(2019年)も珠城りょうくんの表紙
再登場のスパンがたった3カ月!4カ月間の間に表紙を2回飾るスターも珍しいです。

「2020年は珠城りょうでいきます!」という劇団の押し出しの強さを感じました。

それだけ強く珠城りょうさんを強調したいのですね。(歌劇1月号の表紙は真風涼帆さん。)

【私の勝手な思い】
ご本人がとても頑張っていらっしゃいますが、劇団の舵取りが相変わらず今一歩のように感じます。
『I AM FROM AUSTRIA』の宝塚大劇場のライブビューイングは平日だったので客足が今一歩。
東京宝塚劇場のライブビューイングは、12月28日と年末の忙しい時期。
この時期に、自分のやりたいことを優先に過ごせる女性は少ないでしょう。呑気な主婦の私でもライブ中継に行くのは難しい。
それで「人気が無い」と批判されるのは可哀そう。
来年2月の御園座公演の『赤と黒』は、フィナーレがあると言っても、ショーが無いので、「宝塚を観る」という楽しみ方としては、万全の内容では無いと私は思います。

集客しにくい状況をつくりながら、雑誌などだけで「押し出し」を強くしても…
最近のりょうくんは、痩せてさらに美人度が増していると思いますが、素顔が美しいことや一生懸命頑張られていることが、すぐに舞台の集客に繋がるわけでは無いことを気の毒に思います。
写真で見ると、本当にキラキラとしたスターさんで素敵です。
舞台上では、このキラキラ感が薄れてしまうのが残念。

宝塚ファン全般の総意と、劇団の思惑との間にズレが生じているように思います。このズレは今後どうなるのか?

宝塚グラフ、歌劇1月号表紙を飾る過去のトップスター

雑誌「歌劇」「宝塚グラフ」1月号はもれなくトップスターが飾っています。
1月号はその年の「顔」です。
2014年宝塚100周年の歌劇1月号の表紙は柚希礼音さん、宝塚グラフ1月号の表紙は轟悠さんでした。
「グ」は宝塚グラフ1月号の表紙掲載者、「歌」は歌劇の1月号の表紙掲載者です。

 

  2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
珠城りょう 真風涼帆 望海風斗 紅ゆずる 早霧せいな 明日海りお
真風涼帆 望海風斗 明日海りお 珠城りょう 朝夏まなと 早霧せいな

2016年秋に珠城りょうさん、紅ゆずるさんはトップスターに就任しました。もれなく2017年の「歌劇」「宝塚グラフ」1月号の表紙を飾っています。
但し、退団されたトップスターでは、朝夏まなとさんは「宝塚グラフの1月号」の表紙、紅ゆずるさんは「歌劇1月号」の表紙はありませんでした。
早霧せいなさん、明日海りおさんは両雑誌の1月号を飾っていました。
在団中の、望海風斗さん、真風涼帆さん、珠城りょうさんは既にコンプリートです。

トップスターの退団月と雑誌表紙の法則

最近の例ではトップスターが退団される場合、退団月の「歌劇」「宝塚グラフ」は、表紙を飾ると共に退団者特集となります。
(紅ゆずるさんは両雑誌10月号、明日海りおさんは両雑誌11月号が表紙掲載と退団特集でした。)

2番手美弥るりかさんの場合は、退団月に両雑誌で特集が組まれましたが、歌劇の表紙は3月号、グラフの表紙は4月号でした。

その年の退団予定のトップスターが、「歌劇」「宝塚グラフ」の1月号表紙を飾ることは、ありません。

今年の秋にトップスターに就任した礼真琴くん柚香光くんも1月号の表紙を飾っていないのは、トップ就任期間が長いからでは?と推測できるでしょう。
研11での早期就任のため、2021年、2022年の1月号の表紙を飾っても十分なくらいトップ就任期間が長いのかなと勝手に思っています。

「1月号」に興味をもって、「歌劇」「宝塚グラフ」を調べてみたら、とても興味深い内容でした。
「トップスターの1月号掲載」についても、長期スパンで計画的に組まれているように思いました。
「宝塚おとめ」の表紙のように。
2020年4月発行の「宝塚おとめ」表紙が、真風涼帆さんになるか、珠城りょうさんになるかで、また話題が盛り上がりそうです。

2番手以降「New Year’s Portrait」の大きさの差が意味するもの

目次には、学年順、香盤順で記されていました。2番手だけ1番前。(100期まで)
  花組 瀬戸かずや水美舞斗、優波慧、永久輝せあ、飛龍つかさ、帆純まひろ、聖乃あすか
  月組 月城かなと鳳月杏、夢奈瑠音、蓮つかさ、暁千星風間柚乃
  雪組 彩風咲奈彩凪翔朝美絢、綾凰華
  星組 愛月ひかる瀬央ゆりあ、綺城ひか理、天華えま、極美慎
  宙組 芹香斗亜桜木みなと、和希そら、紫藤りゅう、留依蒔世、瑠風輝
オレンジ:2番手(目)
緑:「歌劇」1月号の新春スターカラーポートメンバーかつスカイステージ「スター新春メッセージ」メンバー(2番手より下の方)

実際に各組のページを開くと、「写真の大きさ」が微妙に違い、その大きさが番手をあらわしているように思えました。
1人1人撮影してから、大きさを変えて並べているようで、「編集のお姉さまは大変だっただろうな」と、その苦労のほどを感じます。
そもそも同じ被写体をとる場合でも、角度によって大きさが変わります。その写真を番手によって微妙に変えるのは、どんなに大変な作業だったことでしょう。

皆が同じ大きさの集合写真では、差が無くてダメなの?
各自ポートレートにして、その大きさで序列をつけたら、はっきりしすぎてダメなの?
この微妙に感じ取る雰囲気が、タカラヅカファンの醍醐味なのでしょうか?
この微妙さには見る人の主観も入ってしまいそうです。

各組2番手(目)は、明確なので、その方はどの組も一番大きく写っています。(下記の序列には含めていません)
そして下級生は小さく写っていました。
その中間部分の、一番ファンが気になる辺りの方々の大きさが微妙です。
下記は、私の主観で判断しました。間違っている可能性大です。

花組
水美舞斗 >= 永久輝せあ > 飛龍つかさ(大きさの差)  
優波慧 > 帆純まひろ > 聖乃あすか(前と後ろの差)

月組
鳳月杏 > 暁千星 > 風間柚乃 > 夢奈瑠音 > 蓮つかさ

雪組
咲ちゃんが大きすぎて、一人だけ脚が途中で切れています。(来年トップ就任だから?)
彩凪翔 >= 朝美絢 > 綾凰華

星組
瀬央ゆりあ > 綺城ひか理 > 天華えま > 極美慎

宙組
座ったり、立ったりで5組の中で一番わかりにくいものでした。学年、香盤順にしました。
桜木みなと > 和希そら > 紫藤りゅう > 留依蒔世 > 瑠風輝

青字は組替え者

宝塚は「序列の世界」です。こういう写真まで序列っぽく並べてファンの関心をひくのですね。

どのスターさんも、来年も頑張ってもらいたいと思います。

来年に話を移す前に、今日から「タカラヅカスペシャル」ですね。
令和に誕生した二人のトップスターも出演する「Beautiful Harmony」、素敵な公演になることでしょう。
この公演は95期2人がトップに就任したので、他の95期も出演するコーナーが、何となくありそう。(勝手な予想です)
明日ライブビューイングで見る予定です。
さて、どんな組み合わせがあるのでしょうか?楽しみです。

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