宝塚グラフから見えること
こんにちは、くららです。
今日は「宝塚グラフ」の掲載メンバーについて検証していきたいと思います。

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2020年の「宝塚グラフ」掲載メンバー

2020年の宝塚グラフの「New Year’s Portrait」は、各組2番手から路線スターが一挙に掲載されました。(面白いのは番手によって微妙に大きさが違ったこと)
この「New Year’s Portrait」に掲載されたスターが「路線スター」と捉えることができるでしょう。
宝塚歌劇の新春ポートレート掲載メンバーが少ない人数の上級生に絞られているのに比べて、宝塚グラフは多いです。

青字は、2020年「New Year’s Portrait」に初掲載者です。今年は「集合写真」風なので多くの新公主演経験者が掲載されました。

2020 New Year’s Portrait
 花組 瀬戸かずや、水美舞斗、優波慧、永久輝せあ、飛龍つかさ帆純まひろ聖乃あすか(100期)
 月組 月城かなと、鳳月杏、夢奈瑠音蓮つかさ、暁千星、風間柚乃(100期)
 雪組 彩風咲奈、彩凪翔、朝美絢、綾凰華(98期)
 星組 愛月ひかる、瀬央ゆりあ、綺城ひか理天華えま極美慎(100期)
 宙組 芹香斗亜、桜木みなと、和希そら、紫藤りゅう留依蒔世瑠風輝(98期)

各組によって下限の期が違います
98期までは、新人公演を1回だけでもすると、このメンバー入りしています。

しかし、花組の99期の帆純まひろくんは掲載されていますが、月組の99期の英かおとくんは掲載されていません。

昨年から新人公演の主演経験者が増えたので、新公主演経験がすぐに路線スターにならないということもあるかもしれません。

雪組はトップ交代があるのに、掲載メンバーの数が極端に少ないです。(100期までの新公主演者が少ないため。)

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2020年「Current」新進、中堅男役掲載

1年間の企画なので、まだ掲載されている途中ですが、路線スターがわかります。6月号までは「2020 New Year’s Portrait」掲載者の中からです。

2月 風間柚乃極美慎
3月 綺城ひか理・飛龍つかさ
4月 綾凰華・天華えま
5月 優波慧・紫藤りゅう
6月 帆純まひろ・聖乃あすか

100期を緑色にしました。何となく100期推しを感じます。
同じような路線スターの掲載で昨年は「Salut!」でした。昨年から100期、101期は推されてきています。

2019年宝塚グラフ「Salut!」掲載メンバー
瑠風輝、蓮つかさ、飛龍つかさ、極美慎風間柚乃鷹翔千空、綺城ひか理、夢奈瑠音、優波慧、天華えま、縣千、留依蒔世、紫藤りゅう、綾凰華、聖乃あすか(掲載月順)

 

2020年「A GIRL!!」トップ娘役、有望娘役掲載

娘役は新公ヒロインを経験したからといって、全ての娘役さんがトップ娘役候補というわけではありません。
さらにバウヒロインや東上ヒロインをすること、こういう企画ページに掲載されることで、路線が明らかになります。

2月 美園さくら 
3月 有沙瞳
4月 真彩希帆
5月 遥羽らら・天紫珠李
6月 天彩峰里・潤花

有沙瞳ちゃんは、トップ娘役の間で掲載されています。
このことに意味があるのでしょうか?

同じような娘役企画は、昨年は「Darling」でした。

2月…海乃美月、3月…天彩峰里、4月…彩みちる、5月…華優希、6月…遥羽らら、7月…舞空瞳、8月…有沙瞳、9月…城妃美伶、10月…星南のぞみ、11月…星蘭ひとみ、12月…潤花、夢白あや

推されている娘役さんがわかります。
専科に異動した星蘭ひとみちゃんは昨年の11月号に掲載されていました。

96期の朝月希和ちゃん、99期の小桜ほのかちゃんは、新公ヒロインを経験していますが、この中には入っていませんでした。朝月希和ちゃんは東上ヒロインも経験済み。
小桜ほのかちゃんは、今年は東上ヒロインに抜擢されているので、今後は掲載されていくかもしれませんね。
100期の音くり寿ちゃんの名前が無いのも意外でした。新公主演ヒロインも東上ヒロインも経験し、実力では抜きん出ています。

宙組の遥羽ららちゃん、天彩峰里ちゃんは、共に推されていますね。
宙組には夢白あやちゃんもいて、さらに潤花ちゃんが組替えしてくることから、宙組の「娘役の飽和現象」が起きるので、誰かの異動は必至でしょう。

「次期トップ娘役は誰?」と関心が集まっていますが、この「娘役企画」の掲載メンバーは、それを紐解くヒントになるかもしれません。

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2020年「#InstaGRAPH」路線スター

「#InstaGRAPH」と称して、各スターがお気に入りの写真を紹介してくれているコーナーです。
このコーナーは昨年から続いていて、トップスターさんから若手スターまで幅広く掲載されています。

2月 水美舞斗、和希そら、彩みちる、天飛華音
3月 朝美絢、海乃美月、留依蒔世、水乃ゆり
4月 桜木みなと、蓮つかさ、星南のぞみ、帆純まひろ
5月 鳳月杏、朝月希和、極美慎、夢白あや

102期の天飛華音くんは、「2020 New Year’s Portrait」の掲載者ではありませんが、若手路線スターと言う事でしょう。

2019年#InstaGRAPH メンバー
2月 月城かなと、天華えま、野々花ひまり、舞空瞳
3月 水美舞斗、和希そら、紫藤りゅう、天紫珠李
4月 彩風咲奈、綺城ひか理、瑠風輝、星蘭ひとみ
5月 美弥るりか、優波慧、留依蒔世、潤花
6月 瀬戸かずや、桜木みなと、有沙瞳、結愛かれん
7月 朝美絢、城妃美伶、暁千星、鷹翔千空 
8月 柚香光、蓮つかさ、彩みちる、極美慎
9月 鳳月杏、綾凰華、風間柚乃、天彩峰里
11月 礼真琴、星南のぞみ、聖乃あすか、夢白あや
12月 芹香斗亜、永久輝せあ、海乃美月、飛龍つかさ

2020年「 To The Future」期待の新人がわかる?

 
「 To The Future」という新人を紹介するコーナーがあります。不定期の掲載で、昨年から続いています。
2月 花宮沙羅、風色日向(宙組102期新人公演主演コンビ)
4月 彩音星凪(月組101期)

彩音星凪くんは新人公演の主演はまだですが、掲載されていました。

2019年「 To The Future」掲載メンバー
3月 水乃ゆり(星組102期新公ヒロイン)
5月 きよら羽龍(月組104期)
9月 希波らいと(花組103期)、亜音有星(宙組103期)
10月 真名瀬みら(宙組101期)
12月 都姫ここ(花組104期、新公ヒロイン)

 
昨年の5月号に、新人公演の主演ヒロインをしていないきよら羽龍ちゃんが掲載されているのは、やはり期待のホープさんだからですね。
今年は新人公演のヒロインに抜擢されているので、さらに飛躍していくでしょう。

真名瀬みらくんも、新人公演で大きな役はついていませんでしたが、『パパ・アイ・ラブ・ユー』でのマイク・コノリー医師役はとても良かったです。今後に期待でしょうか。

103期のホープ男役希波らいとくん亜音有星くんは、昨年の9月に掲載されているのですね。
二人ともそのうち「新人公演主演」が巡ってくるのでは無いかと思います。

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宝塚の出版物は、何気なく読んでいると気づきませんが、まとめてみてみると、スター制度を意識して作成されていることがわかります。

各組80人として5組で400人の現役タカラジェンヌが宝塚歌劇団に所属しています。
各組の編成が組によってそれぞれなので、同期が横並びで同じ位置ではありません。
しかし何となく各組共通に近くなるような序列をつけていることがわかります。
初めに戻りますが、「2020年New Year’s Portrait」の掲載メンバーからも、雪組は路線男役さんが少ないことがわかります。
今後雪組を中心にした組替えがあるかもしれませんね。

次回は、「歌劇」についてみていきたいと思います。
「宝塚グラフ」と「歌劇」は、また違うところがありました。

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