インターネット上での誹謗中傷案件について思うこと
こんにちは、くららです。
宝塚歌劇団の公式ページで、「インターネット上の誹謗中傷等への対応について」の見解が表明されました。
今後『特定の個人を攻撃するような行為については、法的措置を検討、発信者情報開示請求を実施する』とのことです。
ネット上でこのブログを公開している者として、重く受け止めました。

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インターネット上での誹謗中傷は大きな社会問題

プロレスラーの木村花さんの自殺をきっかけに、誹謗中傷対策について大きな声が上がりましたが、なかなかインターネット上での誹謗中傷はなくなりません。
発信者情報の開示手続きを簡略化する「プロバイダー責任制限法改正案」を2月26日に閣議決定し、今国会に提出し、成立すれば、2022年中に施行される見通しだそうです。

特定の個人を攻撃するような行為によって、出演者やスタッフが万全な状態で公演に邁進できない事態になりかねない状況は大変遺憾であり、非常に危惧すべき状況であると考えております。引用:宝塚公式ホームページ

社会がそういう誹謗中傷を許さないと言う姿勢に向かっている中、宝塚歌劇団として、今回のタイミングで方針をはっきり打ち出されたことは、正しいと思います。
このことで、出演者やスタッフに誹謗中傷の影響が及ばないよう、未然に防ぐことができると良いですね。

発信する側は、軽い気持ちで書いていても、「言葉の暴力」は、受ける側にはとんでもない破壊力があります。
私も、このブログを通して身をもって経験したことがあります。
(私の経験は、ほんの小さな経験に過ぎないでしょう)

web上に自分の言葉を発信することは、とても責任がある

私はこの「宝塚ブログ」を書くようになって約2年たちました。
このブログを始めようと思ったきっかけは、大好きなスターさんが結構ブログなどで叩かれている記事を目にしていて、悲しくて、自分の思いを発信しようと思ったからです。

私は全組観劇して、いろんなスターさんが好きなライトファンです。

宝塚のファンには、大きく分けて二つあります。
一人のスターさんを「会」に入って熱心に応援している「ディープファン」と、私のような広く浅く宝塚を愛している「ライトファン」。
スターに対する愛の深さが全然違います。

傷つけてしまった失敗
私が何気なく、叱咤激励の思いを込めてある記事を書きましたが、それは熱心なファンの方の心を傷つけてしまいました。
その方は、私に傷ついたことを正直に伝えて下さったので、私は自分の配慮の無さに気づくことができました。
悪気が無い思いで書いたものでも、熱心に応援している方には、取りようによって「言葉の暴力」になって、悲しい思いにさせてしまうことを知りました。

「悲しい思いをさせないブログを書きたい」と始めたブログが、悲しい思いをする人を作ってしまうなんて、本末転倒です。
それから、少しは配慮しながら書くようになりましたが、「スターシステム」の確立している宝塚において、何かを書くことは、誰かを傷つけてしまう結果になってしまうことはあると思います。

トップスター5人のうち、お一人だけ状況が違うと思って書かなかったら、その書かれなかったスターさんを応援しているファンの方から、悪意のある記事として、大変お叱りを受けたこともあります。

いろいろとメッセージを送っていただき、勉強させてもらいながら書いていますが、誰かを不快にさせてしまっていることはあるだろうと常に思っています。
私の書くことは「いちファン」のひとつの思いにすぎないことを理解して読んでいただけたら幸いです。

そのあたりのことに限界を感じて、「ブログをやめよう」と思ったことは何度もありますが、励ましのメッセージを多くの方から頂いて、なんとか続けています。

仕事での他の書きものは、すらすらと書けますが、この宝塚ブログは、非常に時間をかけて書いています。

初日近くに観劇して感想を書くことが多いのですが、ネタバレしないことを心掛けていたら、何が何だかわからない内容になることも多いです。
本当に読みにくい内容になっていることも多いのですが、それでも読んでくださる方がいらっしゃることに感謝しています。

今まで通り、感想や思いを発信することは自由

宝塚歌劇団といたしましては、お客様よりいただく様々なご意見や叱咤激励を有難く拝見し、より良い舞台をお届けするための励みとさせていただいておりますが、上記のように、特定の個人を攻撃するような行為によって 引用:宝塚公式ホームページ

今回の劇団の公式発表は、言論の自由を統制しているのとは、全く違うと思います。
「特定の個人を攻撃するような」内容でなければ、今まで通り自由に情報を発信しても良いと思います。

発信する前に、「この文章で傷つく人がいないかな?」と、自問自答することは必要でしょう。
私もこれからより気をつけて書くようにしたいと思います。

私は様々な方の観劇の感想などを、読ませていただくのが大好きで、新しい発見や気づきがあったりして、次の観劇がより楽しめるものになります。
いろんな感じ方があることを知ることも面白いです。

宝塚ファンの方が書かれているものの大半は宝塚愛に満ちていて、「宝塚って良いな」と実感します。

私個人としては、この2年間ブログを続けてきて、宝塚ファンのお知り合いが沢山出来たことが幸せです。

情報発信に少しだけ注意しながら、今まで通り宝塚を愛でていって良いのではないかな、と思っています。
宝塚は、多くの人と共感しあって愛を深められることも魅力ですよね。

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