「20世紀号に乗って」のライブビューイングが無いとわかったので、「観劇したい」思いが止められず、遠征を決めました。
しかしチケットはすでに完売状態。2次販売のチケットサイトを調べてみましたが、どれも高額！
スポンサーリンク
viagogoで「20世紀号に乗って」が定価で販売されていた
たまたま海外のチケット転売サイトviagogoを覗いたら、S席 8,800円と定価で販売されているチケットがありました。
viagogoについて調べてみたら、悪い評判もいろいろあって「どうしよう？？？」と悩みに悩みました。
住所: viagogo AG, Rue du Commerce 4, 1204, Genève, Switzerland
長期に渡って運営されている本社がスイスのECサイト(チケット転売)ということがわかりました。
実際にオフィシャルサイト契約を結んでいるものもあるようです。信用することにしました。
「定価購入」ということに惹かれて試しに「20世紀号に乗って」のチケットを1枚購入してみました。
結果は購入後4日で届きました。
途中「だいじょうぶだろうか？」と不安になることがたびたびありました。
これから、くららの実際の体験談を書きますが、viagogoで購入するかしないかは自己責任なので、くららに責任を負わせないでくださいね。
viagogoでの購入前の注意点
くららはずっと以前に、「個人輸入」をしていたこともあるので、海外のサイトとの取引は経験があります。
日本での取引以上に慎重にすることを心がけています。
パスワードは使いまわしをしない
何に悪用されるかわからないので、パスワードは絶対に使いまわしはしません。
メールアドレス・パスワード、名前、住所、電話番号は、その住所に送ってもらうため、必ず正しいものを記入します。
決済はPayPalで
決済は「クレジットカード」、「PayPal」、「日本の銀行振込」から選ぶようになっていました。
クレジットカードでは前払いで即時決済されるようです。
PayPalは、取引が終了してからのカード決済になるので、PayPalを選択しました。
PayPalの手数料は購入者にはかかりません。登録手数料も無料です。
売り手側には手数料がかかる仕組みになっています。
paypalで支払うと、支払いと同時にpaypalからメッセージが来ます。
PayPalをご利用いただき、ありがとうございます。これは請求ではありません。お使いのアカウントへの請求は、売り手側が支払いを処理した段階で行われます。
その後登録しているクレジットカード会社からも、確認のメールが来ました。
クレジットカード会社からの決済は、郵便追跡でチケット到着した数日後でした。
「入場保証」がついているので、売り手に売上金が支払われるのは、興行日から3～5日ほどたってというシステムになっているようです。
PayPalの支払いは根拠がある支払いなので安心です。
以前にebayで商品を送ってくれない出品者とPayPalで取引をしたことがありましたが、全額戻ってきました。海外の取引ではPayPalが安心です。
viagogoサイトでの購入
すべて日本語で行えるようになっています。しかし言葉の使い方がいかにも外国のサイトという感じです。
購入したい日時を入れると
「ただいま在庫の確認をしていますので、しばらくお待ちください」と表示され
「グッドニュース！チケット在庫あり」とお祝いモードで表示されます。
チケットの枚数を選ぶと、現在販売中のチケットが表示されます。
「S席」という表示だけだったり、「1階」だったり「2階」だったり
チケットの表示が、日本国内のサイトに比べてとても大雑把です。
くららは、目をつけていた「S席 8800円」のものを選びました。
高い金額のチケットに注意
販売価格は売り手が自由に選ぶことができるので、高騰した価格のものも結構ありました。
定価と高騰した金額のチケットが同時に販売されていたら、高い金額の方が座席が良いのかと思ってしまいがちですが、「販売価格」は売り手が勝手に決めているものなので、価格と座席の内容に相関関係はありません。
くららの場合S席が定価だったので、「２階席の良くない席だろう」と大方の予想がつきましたが、届いてみると正にそうでした。
まぁ、「定価でさばきたい」と思う売り手の心理を考えるなら、良席ということはないでしょう。
販売者は販売価格から10％の手数料を引かれるようです。
購入中にあせらされる
いざ購入に進もうとすると、
「〇分で無効になります」とか
「他にも検討している人が〇人います」
などと、せかされる感じのメッセージが表示され続けます。
冷静さを欠いて慌てて購入しては、絶対ダメです。
実際に購入する価格を必ず確認
日本のサイトでは、手数料や配送料がはじめから決まっていますが、はじめてのサイトなので内容がわかりませんでした。
せかされても、もし納得のいかない金額になったら、途中で中止するつもりで購入手続きをしました。
下記のような決済画面が出てきたので、スクリーンショットをとりました。
手数料が予約費という名称で表示されていました。
事前に調べて「viagogo」の購入者の手数料は15％だと思っていたので、25％であることに少し躊躇しましたが、送料は480円で妥当だし、総額11,480円は他のチケットサイトでS席でこの価格は無かったので購入することに決めました。
「viagogo」の口コミを見ると、この決済画面をよく理解しないまま購入手続きをしてしまって、後悔している方が多くいらっしゃるようです。
くららの場合は定価のものを選んだので25％が加算されても納得できる額でしたが、はじめから高騰していたものだと、さらに高額になります。
決済画面が表示されても、そこで購入処理をしなければ購入に至りません。
どのECサイトも、途中で中止することは可能です。
おかしいと思ったら、そこで離脱してください！
メッセージで急いでくださいという内容が表示されても、納得がいくまで画面の内容を理解して次に進むことをおススメします。
「良くわからないまま購入に至ってしまって、後悔している」というケースにならないように最大限の注意が必要です。
くららはPayPalで購入手続きをして、終了しました。
スポンサーリンク
購入後のメール内容に不安
購入後すぐにメールが送られてきました。
〇〇様、
おめでとうございます！ 東急シアターオーブで宝塚歌劇雪組 – 20世紀号に乗ってを見るまであともう少しです！
チケットはいつ受け取れますか？
ケットは、Secure Express Delivery でイベントの3日前までには配達されます。
発送され次第、Eメールにて連絡いたします。以下の配送先アドレスには、チケット配送時に誰か受け取り証明の署名をしていただける方が必要です。これは、ご注文者本人でなくてもかまいません。
マイアカウントでいつでも、ご注文状況を確認することができます。届け先の住所変更はどのようにして行うのですか？
マイアカウントで、配送先を自宅住所から勤務先住所などへ変更することが可能です。イベントのためにどこかへ宿泊する場合はどうなりますか?
イベントのためにどこかへ宿泊する場合、チケットを正しい住所へお届けすることができるよう マイアカウントにて旅行のスケジュールをお知らせください。
「チケットが３日前までには配達」に不安
購入の画面では、チケットがいつまでに届くと言う内容はありませんでした。届かなかったり、観劇できなかった場合は保証があるということだけでした。
遠征するのでチケットが３日前までに届くという表現にショックを受けました。
(この「３日前までには」という表現は最大の予防線がはられたものである事が後でわかりました。)
購入者のキャンセルされる場合があるという口コミ
viagogoについての口コミを調べてみると、直前にキャンセルされたというものが、いくつかありました。
キャンセルになった場合、「他の代替チケットを用意してくれるか、全額返金の保証がある」ようです。
しかしくららは交通機関を利用する時は、できるだけ安い交通手段を利用するため、直前の交通機関のキャンセルは不可能です。
しかもくららの購入したものは定価だったので、売り手側からキャンセルされる可能性があるな、と感じ不安に思いました。
(後で調べたら、購入された限り売り手にはチケットを送付する強い義務がともなっていることがわかりましたが)
そのため、保険として別の日時のチケットも別の高いところで購入し、ついでに旅行の計画もつけ加えて、直前のキャンセルのダメージが少ないように計画しました。
他の日時のチケットについてもviagogoでは定価の販売のものがあったのですが、さらにリスクを負いたくないのでチケ流で高いものを購入しました。
売り手に早急にチケットを送らなければならない義務があるという口コミ
売り手の人の口こみでは、購入されるとviagogoから「購入者にチケットを発送してください」というメールがすぐに届くようです。
発送期限が記されていて、それに遅れると代替チケットを用意するための料金を払わなくてはならない、という内容のものが記されているようです。
だから手元にチケットがある出品者はすぐに発送するようです。
まだ紙チケットを受け取っていない出品者の場合は、ギリギリになってしまうこともあるようですが。
購入翌日に発送したというメールが来たが
viagogoから、購入後1日と少したって、レターパックライトで発送したというメールが届きました。
しかしそこに記されている「郵便追跡番号」を調べても、1日以上反映しませんでした。
1日以上番号が反映しない場合、日本のチケットサイトで購入していたら、さすがに出品者やチケットサイトに問い合わせをしますが、viagogoは「チケットは配送中です」と表示されるばかりで、問い合わせ窓口がありませんでした。
「番号が反映されないまま、配送中」がずっと続いて、問い合わせもできないことが続くのかと不安になっていたら、翌日の夕方に番号が反映して、次の日に無事にポストに投函されました。
この反映が遅れたのは、売り手がポストに投函するより先に、郵便追跡番号をviagogoに登録してしまったからでしょう。
これは売り手＝出品者のルール違反です。
このためにくららは初めてだけに余計な心配をしてしまったので、売り手の人に文句を言いたいですが、システムでは全く連絡がとれない仕組みになっているので、どうしようもありません。
届いたチケットの座席は、くららの予想通り、２階S席のハズレ席でした。
席はどうであれ、無事に届いて観劇できるということだけで、嬉しかったです。
郵便追跡で投函された住所とレターパックライトに押されていた会社名のスタンプの住所は全く違う遠く離れた所でした。
チケットはコンビニで発券されたものなので、本物だと思います。
チケットが届いてからは、viagogoのお問い合わせ窓口に入ることができるようになっていました。
チケットの内容が購入時に表示されていたものと違った場合などは、問い合わせをすることができるのだと思います。
viagogoでは、オーダーに対してシステムがきちんと設計されていることがわかりました。
日本の電話番号の問い合わせ先も明示されているので、「チケットを購入したからには必ず見れる」という保証はしっかりしているのだと思います。
この保証が万全でないと２５％の手数料は高すぎます。
viagogoは、マーケットプレイス
viagogoに対して「詐欺」とか「違法」とか、マイナスのイメージを抱いていましたが、正当なシステムが組んであり、保証もついているマーケットプレイスであることがわかりました。
「詐欺」は、悪い出品者にたまたま合ってしまった時になるのでしょう。
くららは「定価」で購入しましたが、異常な高値で出品している人も多くいます。
高値のチケットの購入は絶対におススメできません。
需要と供給のバランスで、いくら高額にしていても、売れなければチケットが無駄になってしまうので、出品者はどこかで安値にするのかもしれません。
定価で購入できる場合もあるので、viagogoを完全に使わない方が良いとは言いません。
viagogoは、日本ではスポーツ関連では名が通っていますが、まだ宝塚のチケットについては、あまり知れ渡っていません。
そのため「20世紀号に乗って」が、チケ流やチケストで高騰していても、定価で出品されていたので、くららは購入することができました。
チケ流やチケストと比べて、閲覧者が少ないので価格の変動が他のサイトとは違って、タイミングによってはくららのようなお得な購入ができるかもしれません。
高騰したチケットは、さらに「予約費」が加算されるので、絶対におススメできません。
穴場的な感じで、「安いチケットはあるかな」と覗いてみるのはいいかもいれません。
くららは今後も安値を狙って覗いてみるでしょう。
通常15％と口コミサイトに書かれていたので、25％の手数料は定価だったため高かったのか、詳しいことはまだ1件しか購入していないので、わかりません。
手数料の価格を必ず確認してください。
viagogoは、広告枠に表示されている
viagogoのサイトが検索画面に、表示される時と無い時があります。
それは、広告のリフティングサービスを利用しているからです。
検索画面のアドレスの前に【広告】と表示されているものは、広告費で掲載されているものです。
検索キーワードに対して、高い金額を出せば出すほど上位になるシステムになっています。
表示することには費用は発生せず、クリックをすると料金が発生するシステムになっています。
くららの場合googleの検索で「20世紀号に乗って チケット」で一番上に表示されていたので、viagogoの存在を知りました。
表示する曜日や時間帯など選択されて表示されているように感じました。
検索画面の一番上に表示されるからと言って、広告枠ではそれが公式なサイトであるとか、人気があるサイトというわけではありません。
以前はviagogoは日本で世界中で開催されるイベントのチケットを購入することができるという志向だったようですが、最近は日本国内のサッカー、音楽イベント、テニス、ミュージカル等、とりあつかっている幅が広くなってきているようです。
viagogoは宝塚ファンには不向きかも
宝塚ファンにとって、「座席の位置」はとても大切です。
くららが見た限りは、座席の位置内容をしっかり記して出品している売り手は少ない印象をもちました。
「良席」ねらいの方にはviagogoは適していません。
安く観ることが出来たらというおトク志向の方には、viagogoのおトク狙いもいいかもしれません。
先ほど久しぶりにviagogoの宝塚のサイトを見てみたら前より高くなっていました。
３月１日にくららが購入した時は定価販売がいくつもありましたが、3月10日現在は高騰しすぎです。
高騰チケットは避けてください。
こういう転売サイトを利用しなくても、観たい公演チケットが定価で手に入るようになって欲しいです。
ポチッと応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村
スポンサーリンク