興味深い「歌劇4月号」スターアンケートの人選
こんにちは、くららです。
「歌劇4月号」が先日発売されました。

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「歌劇4月号」は分厚かった!

手に持った時に、「いつもより重い!」と思いました。
ページ数、なんと200ページ!2月号は156ページ、3月号は164ページでした。

いつもと違うのは、「109期生の顔写真とプロフィール」が4ページ。
「キャッチフレーズ」が皆さん個性的で興味深く読みました。

そして何と言ってもページ数の嵩上げをしていたのは、「春の大調査~スタースペシャルアンケート~21ページです。

春の大調査アンケートについて

今までにない質問コーナー

春らしい5つの質問にスターたちがこたえていました。

Q1 春が来たなと感じる瞬間は?
Q2 春は新たな出会いの季節。最近出会ったものは?
Q3 新たにスタートを切りたいものは?
Q4 春眠暁を覚えず…今のあなたの目覚ましは?
Q5 花or団子どっち?

アンケートに顔写真が無いのは珍しいなと思いました。全部で55名がこたえているので、それだけ写真を用意するのは大変なのでしょう。

今までになかったスターの人選

興味深かったのは、「スタースペシャルアンケート」の人選です。

最初は、花組から順番にトップコンビがこたえていました。
花組(柚香・星風)、月組(月城・海乃)、雪組(彩風・夢白)、宙組(真風・潤)10名。
ここまでは定番です。

それ以降45名
通常は2番手から紹介されますが、その中に専科の方が4名(凪七、紫門、凛城、輝月)入っていました。

そして、学年順、花組⇒月組⇒雪組⇒星組⇒宙組⇒専科、成績順という流れが通じようです。

しかし今回は学年順、専科⇒花組⇒月組⇒雪組⇒星組⇒宙組、成績順という流れでした。専科の方が各組より先でした。

掲載者(掲載順)

凪七(89期専科)、紫門(90期専科)、凛城(92期専科)、鳳月(92期月組)、芹香(93期宙組)、輝月(95期専科)、水美(95期花組)、朝美(95期雪組)、瀬央(95期星組)、桜木(95期宙組)、夢奈(96期月組)、和希(96期雪組)、紫藤(96期宙組)、永久輝(97期花組)、綺城(97期花組)、蓮(97期月組)、暁(98期星組)、有沙(98期星組)、天華(98期星組)、 瑠風(98期宙組)、帆純(99期花組)、英(99期月組)、(99期月組)、諏訪(99期雪組)、野々花(99期雪組)、聖乃(100期花組)、一之瀬(100期花組)、風間(100期月組)、極美(100期星組)、天彩(100期宙組)、天紫(101期月組)、礼華(101期月組)、縣(101期雪組)、碧海(101期星組)、鷹翔(101期宙組)、侑輝(102期花組)、彩海(102期月組)、咲城(102期雪組)、天飛(102期星組)、風色(102期宙組)、春乃(102期宙組)、希波(103期花組)、亜音(103期宙組)、星空(105期花組)、華世(106期雪組)

男役の選抜基準は納得

男役は、専科の4名と昨年までに新人公演の主演をつとめた方がもれなく入っていました。103期から106期の華世京さんに急に飛んでいるのは、2022年に新人公演の主演をされた方を対象にしているからだと思います。

2023年に新人公演の主演をした月組の七城さん宙組の大路さんは入っていません。

娘役の選抜基準が厳しい

娘役は7名のみ

花組 星空美咲(105期)

月組 彩みちる(99期)、天紫珠李(101期)

雪組 野々花ひまり(99期)

星組 有沙瞳(98期)

宙組 天彩峰里(100期)、春乃さくら(102期、次期トップ娘役)

期待の娘役が揃っている105期からは、星空美咲さんだけ入っていました。

102期までの新人公演ヒロイン経験者(掲載無し)

春妃うらら(花組97期)、小桜ほのか(星組99期)、結愛かれん(月組101期退団予定)、水乃ゆり(星組102期)、花宮沙羅(宙組102期)

先日の『赤と黒』で活躍していた上、別箱ヒロイン経験が2回ある小桜ほのかさんが入っていなかったことには驚きました。

103期以降の新人公演ヒロイン経験者(掲載無し)

103期 白河りり(月組)、瑠璃花夏(星組)、羽音みか(月組、2023年)

104期 美羽愛(花組)、きよら羽龍(月組)

105期 音彩唯(雪組)、詩ちづる(星組)、山吹ひばり(宙組)、美星帆那(宙組、2023年)

106期 花妃舞音(月組)、華純沙那(雪組)

107期 七彩はづき(花組)、藍羽ひより(星組)

この人選から勝手に感じたこと

「スター専科」の位置向上

轟悠さんが理事、特別顧問として専科に在籍されていた時は、トップスターの頂点に位置する感じでしたが、轟さんが退団されてから「スター専科」という存在があやふやでした。

先日専科の凪七瑠海さんは全国ツアーの主演をつとめられ、大羽根も背負われました。

2021年8月16日付で、元月組の紫門ゆりやさん輝月ゆうまさんが専科へ異動。
2021年9月27日付で、元宙組の凛城きらさんが専科へ異動。

専科生として大活躍されている凪七瑠海さん、紫門ゆりやさん、凛城きらさん、輝月ゆうまさんは特別な存在ということでしょう。凛城さんと輝月さんは新人公演の主演経験はありませんが、経験者と同等の扱いなのでしょう。

そして水美舞斗さん4月28日付専科に異動されます。そのために専科の格付けをあげたのかな?とも思います。

さらに専科に異動される方もいらっしゃるのかも。(勝手な憶測です)

若手娘役の特別扱いは控え気味

花組の星空美咲さんは、「花組の娘役2」にするため、急ピッチで別箱のヒロイン経験を重ねて既に宝塚の大劇場のロビーのパネル入りまでしています。そして舞台でも「娘役2」として大活躍されています。

雪組の105期の音彩唯さんも、別箱と新人公演でヒロイン経験を重ねていますが、今回「スタースペシャルアンケート」の中に入っていませんでした。

105期の娘役さんを重用していく計画がありそうですが、毎年優秀な娘役さんが入団してきているので、人数を絞らずたくさんの娘役さんにヒロイン経験重ねてもらって、その時のトップスターに合わせて、合う娘役さんを抜擢していく方針なのかな?と勝手に思いました。

109期の初舞台生で、首席の音綺みあさんは、既にとても注目されています。他にも優秀な娘役さんが揃っています。

どの期にも、歌えて踊れる即戦力の魅力的な娘役さんが多いので、ヒロイン戦線は熾烈になっていきそうです。各期から一人以上は「トップスター」や「トップ娘役」が選ばれているので、スターが揃っている105期にとっては、そういう面では不利なところもあるかもしれません。

娘役さんは、誰がトップ娘役になっていくのか全くわかりません。宙組の春乃さくらさんが次期トップ娘役に抜擢されたのも想定外の驚きでした。

優秀で魅力的な娘役さんばかりなので、どの娘役さんが選ばれても、素晴らしい活躍をされていくと思います。春乃さんにも期待しています。

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