雪組今年最後の演目発表とLilac新公情報｜宝塚ブログ　くららのビバ宝塚！

雪組今年最後の演目発表とLilac新公情報
こんにちは、くららです。
本日は宝塚大劇場の雪組公演の演目の発表がありました。
今年最後の宝塚大劇場作品になります。
生田先生のお芝居と野口先生のショーの2本立てです。

芝居『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』について

作・演出／生田大和

小タイトルは「Happy“NEW”Musical」。
演目名は『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル(Boiled Doyle on the Toil Trail)』。長すぎますね。
生田先生のものは、いつもやたらと長いです。今回は最高に長い！

ご挨拶でこのタイトルを紹介する彩風さんや組長さんのご苦労を今から思います。新人公演でも、この長～いタイトルを間違わないで言わなければならないのかな？大変ですね。できれば略称を正式に発表して欲しいですね。

生田先生はシャーロキアン(Sherlockian)

2021年の生田先生が「作・演出」だった宙組『シャーロック・ホームズ－The Game Is Afoot!－』を観て、生田先生が熱心なシャーロキアン (シャーロック・ホームズの熱狂的なファンのこと)であることがわかりました。舞台のホームズの部屋のこだわりが徹底していました。

今回はは、「シャーロック・ホームズ」シリーズの作家コナン・ドイルの半生を描いた作品だそうです。

コナン・ドイルは、『シャーロック・ホームズ』シリーズの著者として世界的な名声を手にしたものの、彼自身は「シャーロック・ホームズを恨んでいた？」とか。

「ある日、自らの筆によって生み出したシャーロック・ホームズがドイルの前に姿を現したら？」という奇想天外な発想で、ユニークなエピソードに満ちたコナン・ドイルの半生が描かれるようです。

自らの分身であるシャーロック・ホームズとの対峙、また自分と最も近い他人である妻ルイーザとの対話を通して「自分らしくあるとはどういう事か。自分らしく生きるとは？」というテーマに迫る“新たなるミュージカルHappy“NEW”Musical）だそう。

主な出演者は、作家のコナン・ドイルとその妻のルイーザとホームズかな？

ショー『FROZEN HOLIDAY（フローズンホリデイ）』について

作・演出／野口幸作

スペクタキュラー・シリーズ第6弾！(野口先生の大劇場のショーの6作目)

今回は、クリスマス・イヴから、ニュー・イヤーにかけての沢山のときめきが詰まった「冬の休暇」をテーマに、ホテルでの楽しいひと時を描く、ストーリー仕立てのラグジュアリーな雰囲気のレヴュー作品とのこと。

－Snow Troupe 100th Anniversary－雪組100周年の祝福シーンも盛り込まれているそうです。

100周年を迎える秘境のホテル“FROZEN HOTEL（フローズン・ホテル）”に、素敵な冬の休日を過ごそうと世界中から宿泊客が集まってくる。
このホテルには100年に一度花を咲かせるという“雪の花”があり、その開花を見た恋人たちは、永遠に結ばれるという。引用宝塚公式ホームページ

「語呂合わせ」がお好きな野口先生らしい素敵な設定です。
宝塚大劇場では2023年の終わりを、東京宝塚劇場では2024年の新しい年にゴージャスで楽しいショーを味わうことができるのですね。これで本公演の今年の演目は出揃いました。

雪組100周年は2024年ということですが、2023年に OG出演のpre100th Anniversary 『Greatest Dream』と共に祝われるということは、2024年は盛大に宝塚110周年を祝われる予定なのでしょう。多分「ベルサイユのばら50周年」も！

この雪組大劇場公演は、12月中旬に千秋楽を迎えると思います。
コロナ前は、クリスマスの頃に梅田芸術劇場で『タカラヅカスペシャル』が開催されていました。
コロナによって、残念ながら2020年、2021年、2022年は中止でした。
今年こそ、宝塚110周年に先駆けて、今まで通りの日程で盛大に開催されそうな気がしています。はやくそのお知らせがあると良いですね。

｢anan｣ 2344号スペシャルエディション4月12日（水）発売

ステージナタリー

彩風咲奈のアンニュイな視線…「anan」スペシャルエディション版表紙に初登場

https://natalie.mu/stage/news/519748

4月12日に発売される「anan」2344号（マガジンハウス）のスペシャルエディション版表紙に、宝塚歌劇団雪組トップスター・彩風咲奈が登場する。

先日話題にしていた雪組の「anan」は、来週の水曜日に発売されます。彩風さん表紙にスペシャルエディションを早速予約しました。
中面では、彩風咲奈さん、朝美絢さん、和希そらさんのグラビアおよびインタビューが全16ページにわたって掲載されているようです。

『Lilac（ライラック）の夢路』新人公演配役

既に発表済

ハインドリヒ(彩風咲奈)…紀城ゆりや(105期)

エリーゼ(夢白あや)…音彩唯(105期)

新しく発表された配役

長の期は103期、聖海由侑、壮海はるま、夢白あや、愛羽あやね、莉奈くるみ、紗蘭令愛、天咲礼愛の7名。トップ娘役の夢白さんも新人公演に出演されます。

男役

次男フランツ(朝美絢)… 華世京(106期)
三男ゲオルグ(和希そら)…聖海由侑(103期)
鉄職人アントン(縣千)…苑利香輝(108期)
アイヒタール(諏訪さき)…蒼波黎也(104期)
ブェックラー(咲城けい)…壮海はるま(103期)
五男ヨーゼフ(華世京)…瞳月りく(107期)
四男ランドルフ(一禾あお)…乙瀬千晴(107期)

106期の華世さんは2番手の朝美さんの役。やはり強いですね。

108期の苑利香輝さんが、4番手の縣千さんの役に大抜擢。
107期の瞳月りくさん、乙瀬千晴さんもドロイゼン家の兄弟役に抜擢されていました。

組長さん副組長さんの役に、104期105期の風雅奏さん、月瀬陽さんが抜擢されていて、世代交代が進んでいるのを感じます。

フンボルト(奏乃はると)…風雅奏(104期)
バジナ(透真かずき)…月瀬陽(105期)
ホフマン(真那春人)…紗蘭令愛(103期)
ヴェーバー少佐(久城あす)…絢斗しおん(104期)
シンケル(桜路薫)…海咲圭(105期)
カール(天月翼)…霧乃あさと(106期)
ミハエル(眞ノ宮るい)…藤影ゆら(106期)
ガレッティー(星加梨杏)…和奏樹(104期)
将校(日和春磨)…彩名美希(106期)

御園座の『BONNIE & CLYDE』で少年クライドを演じていた106期の夢翔みわさんに役がついていないのを残念に思いました。