元タカラジェンヌ という肩書 吉田莉々加
こんにちは、くららです。
火曜日の夜に、テレビを見ている息子からLINEが入りました。
息子LINE1

どんなこと言うてたん?
息子LINE2用事を済ませて私もテレビをつけてみました。
沢山の出演者の中の1人なので、そんなに映っていませんでした。

スポンサーリンク



2022年4月退団 花組104期礼哉りおんさん

ミニスカートの脚がすごく長くて綺麗な女性が遠目で映っていたので、彼女のことだろうなと思いました。ちょうどその日にYahoo!ニュースで「宝塚出身が人生初のグラビアに挑戦」という記事を読んでいたからです。


その記事を読んだ時に下記の「私はどこにいっても成功するだろうな」という自信満々の言葉に驚いていました。

2022年4月、本格的に自分の夢をかなえるために退団。

「そこから、自分でいまの事務所のオスカープロモーションに応募しました。私はどこにいっても成功するだろうなっていう自信があるので、芸能界でどこまでいけるんだろうって、ワクワクしています。引用ニュースコレクト

退団後、本名の吉田莉々加で活躍されているようですが、在団時は礼哉りおん
104期生で花組生。
身長173センチの、スタイルの良い男役さんでした。
花組の梅田芸術劇場の「TOP HAT」で昨年の4月に退団されました。
フィナーレでは、退団者の桜月のあさんと、礼哉りおんさんが、水美舞斗さんと一緒に踊る餞別シーンもありました。

礼真琴さんのファンなので、芸名に「礼」が入っているそう。
104期の初舞台は星組「Killer Rouge」だったので、その時は礼さんのお手伝いをされていたそうです。
退団時の「タカラヅカニュース」の「サヨナラインタビュー」でも礼真琴さんが好きだったことを語られていたとか。

入団時の成績は下から2番目。

中学卒業と同時に音楽学校に入学。
受験前に数カ月受験準備をされただけで、中卒で一発合格されているのは、光るものがあったからでしょう。
ニコプチ(女子小学生向けのファッション雑誌)のスーパー読者モデルをされていたようです。

昨年の春に退団して、自分で大手のオスカープロモーションに応募され、現在芸能活動が出来ていることに、とても自信をもっていらっしゃるようです。

「さんま御殿ライジングスター集結」トーク

無料配信動画サービスのTVer(ティーバー)で番組を見てみました。
「さんま御殿」は12人(組)の2023年に活躍が期待できる初出演者が集結していました。
みんなのフォロー役で勝俣州和さんもご出演。

以降の表記について
さんまさん…
吉田さん…

さ:「宝塚出身でスゴイスタイルやなぁ。9頭身、マジで?」

身長173センチでミニパンツ姿の吉田さんはとにかく美脚。、
そこで立ち上がると、共演者らが「脚長っ!」「ええーっ」とどよめいていました。

吉:「11頭身です!ウソです。ウソです。ごめんなさい」

さ:「なんちゅうウソやねん!俺が格好悪いわ、ええっ?いうてもうた。今おいくつになりました?」

吉:「22になりました」

さ:「宝塚、そうやっていないの?」

吉:「劇団にいたのは4年です」

さ:「なんでやめたの?」

吉:「もともとは芸能界に入りたくて、宝塚入ったんです」

さ:宝塚舐めてんのかぁ!

さんまさんが厳しくツッコんで、会場は笑いに包まれていました。

さんまさんは宝塚ファンだったことでも有名です。宝塚ファンのことを思って代弁してくれたような気がしました。

104期生の宝塚音楽学校の倍率は27倍でした。
音楽学校の受験で、40人の合格枠に入れなくて、涙を呑んだ方々も沢山いらっしゃいます。公のテレビで発言する言葉では無いように思います。
—————-
さ:「宝塚の縦の社会厳しいやろ?」

吉:「私はルールはあまり守りたく無いですね」(予想外の発言に会場がざわついていました)

吉:「楽屋前で最下級生の時は携帯をいじってはダメなんですけど、私はいじっていたんです。充電減るじゃあないですか。公演中に充電していたんです。そしたら公演終わって帰って来たら、携帯がなかったんです」

さ:「携帯取り上げられて?」

吉:「私は何が悪いんだろうと思って」

さ:「うわあ~タチ悪いなあ。あかんで!チームワークとか」

吉:「舞台に対しては100%一生懸命しているんですけど…」

さ:「誰でもそうやぁ。誰でもそうやあ!」

勝俣:「人間としてのお行儀ができていないと、それが舞台に出ますからね」

みんなに総スカンを喰らっていました。

吉:「怒られたくなさすぎて、怒りやすい方にこう仲良くして…」

また問題発言して、怒られそうな時に、カメラマンが足からゆっくり上半身を映していきました。

さ:「なんで足からパンやねん!」とカメラマンに猛ツッコミ。

そこで出演者たちがカンカンガクガクと話していました。

さんまさんの仰ったように、「宝塚はチームワークが基本」です。
厳しい音楽学校や下級生時代、「ルールを守りたくない」は絶対にゆるされなかったと思います。
何も問題を起こすことなく卒業されているので、このあたりの発言は注目されたい、目立ちたいためのものかもしれません。

最下級生は楽屋前で携帯を使えないのですね。
最下級生は雑用を一気に引き受けていると聞くので、携帯を触っている間もないというのが、本当のところかもしれません。

しかも研5で退団されているので、楽屋で最下級生という時期は、とっくに過ぎていたと思います。
昔の話を発掘しなければならないほど、ネタが無かったのでしょう。それでも悪ぶった印象を与えて注目されたかったのでしょう。
こういう発言をされて、花組の104期の同期が迷惑されているように思います。花組は99期の亜蓮冬馬さんの退団後のユーチューバー発言が問題視されたりもありました。

————————
餃子の食べ方の話をしている時に
吉田さんが割って入りました。

吉:「私餃子大好きなんですよ」

吉:「お酢が好きなので、餃子のどこから食べるでは無くて、お酢が飲めるかで…」

さ:「飲んどけ一人で。食べ方に反論するのかと思ったら、酢の話して!(ご立腹)」

さらにさんまさんの心象を悪くしてしまいました。
この餃子のお酢の話されて以降、さんまさんに話を振られることはありませんでした。

吉田さんは、さんまさんに怒られても、笑顔であっけからんとしていました。

最初に紹介したように「私はどこにいっても成功する自信がある」とインタビューでこたえるほど、強気で自信満々です。

今後は、ドラマや映画、バラエティ出演に加え、モデルにも挑戦していくとのこと。芸能界で生き残っていくためには、そのくらいの強さが必要だとも思います。

「元タカラジェンヌと言う肩書」について

27倍の倍率を乗り越えて得た「元タカラジェンヌと言う肩書」は、頑張ってきたことの証だと思います。

でも「元タカラジェンヌと言う肩書」が通用するのは、それにプラスαがあってこそでしょう。

テレビ番組の中で、立ち上がっただけで、そこにいる人たちがざわめくほどの超絶な脚の長さの美脚で、スタイルの良さでした。それも一芸でしょうが、それだけでは通用しないような気もします。

「元タカラジェンヌ」は、毎年約40人生まれています。

宝塚は109年続いているので、女性の平均年齢87.57歳をかければ、タカラジェンヌは3502名いらっしゃることになります。(この計算は無謀だと思います。突っ込まないでください)

それだけ「元タカラジェンヌあるいは現役タカラジェンヌ」がいる中で、「元タカラジェンヌと言う肩書」はそんな重宝されるものでは無いでしょう。

あくまでも「元タカラジェンヌ」+αに価値があると思います。

そして「元タカラジェンヌという肩書」をお笑いのネタのような印象付けの材料にするのは、逆効果だと思います。
さんまさんが「宝塚舐めてんのかぁ!」と怒られたように、そのように受け止めるの方が大半でしょう。

必死の「宝塚音楽学校生徒募集」

「宝塚音楽学校生徒募集」のポスターは、本当に多く見かけるようになりました。
阪急電車の中吊り広告全部が「宝塚音楽学校生徒募集」だったこともあります。
宝塚音楽学校の生徒の志願者が少ないことを危惧されているように感じます。

吉田さんは、「もともとは芸能界に入りたくて、宝塚入ったんです」と発言されましたが、今や芸能界に入るために宝塚を経由する必要性は無いように思います。

今時、芸能界に入りたかったら、ストレートに目指します。そういう道はいくらでもあります。

宝塚を経由して芸能界に入ることが有利だったら、「音楽学校の生徒募集」を躍起になって宣伝しなくても、志願者は集まるでしょう。
そうでないから、少子化に伴い、またコロナ禍の不安定さの中で、志願者は減っているのです。

吉田さんの「宝塚は踏み台発言」は、やはり目立ちたいため、注目したいためのものに過ぎないように思います。

最初に目にした吉田さんの記事には、宝塚時代の礼哉りおんという芸名は書かれていなかったので、検索して名前を調べました。ほとんど誰も知らない芸名だったので記事に掲載されることも無かったのだと思います。

でも今回「さんま御殿」に出演した吉田さんのことが様々なweb記事になっていました。インパクトのある出演の仕方で爪痕は残せたようです。
現在はかつての勢いは落ちていますが、大手のオスカープロモーションに所属されているので、宣伝が上手なのだと思います。

芸能界の大手の事務所に所属されていることはチャンスであることに間違いありません。

米津れいみさん(拓斗れい)について

大手の事務所に所属されているOGさんと言えば、米津れいみさん、宝塚時代の芸名は拓斗れいさん。96期の星組生で「ロミオとジュリエット」で退団されました。愛称はタクティでした。

2022年11月5日の「世界ふしぎ発見!」にOGの米津れいみさんがミステリーハンターとしてTVに初出演されると聞いて、「米津れいみさんって誰?」と思いました。
エリザベートの衣裳をつけたとても綺麗な写真を見ても、誰か思い浮かびませんでした。
そして調べて、96期の拓斗れいさんだとわかりました。現役時代美形男役さんだったので、退団後に女性らしい装いをされると、本当にお綺麗すぎるので、男役の姿と重なりません。

所属事務所は大手のスターダストプロモーション。

小学校高学年の夏休みに東京都内で同事務所にスカウトされたものの、地元・大阪に帰る間近だったため面接を断念され、その縁で退団後に自ら履歴書を送って、同事務所の所属になられたそうです。
大手の事務所に入られると、全国区の人気テレビ番組に出演できるのですね。

知名度のあるOGさんは別として、OGさんの活躍には事務所の力も大きいのだなと思いました。最近事務所の力は衰えている傾向にあると言われていますが。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク