こんにちは、くららです。
宙組公演2日目を観劇してきました。
午後の公演は宝塚友の会の貸切公演なので、真風さんのご挨拶がありました。
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2日目感想
『HiGH&LOW』は、初日よりテンポよくなっていたように感じました。(私が慣れてきたのもあるかな?)
初日の様々な所での、ドカンドカンとした笑いは無くなっていました。
でも笑い所は色々あります。
例の「出ちゃった」は、普通に笑う程度になっていました。
見どころがわかったので、2回目からより楽しくなりました。
見れば見るほどもっと楽しくなるでしょう。これは宝塚の詰め込み過ぎ作品の特徴ですね。
そして東京に行く頃には、とてもこなれた作品に仕上がります。
『HiGH&LOW』もそうなるでしょう。
宝塚プルミエール(WOWOW)
昨日の「宝塚プルミエール」で、初日直前の真風さん&芹香さんトークと、桜木さん・瑠風さんのトークが放送されていました。
今朝そのトークを見て、私の観劇の感想とリンクしていたので、ご紹介したいと思います。
『HiGH&LOW』真風&芹香トーク
Q『HiGH&LOW』作品の印象は?
真風: 「ビックリしたよ!」
芹香: 「私は見たことなかったんですよ。なんとなく雰囲気でヤンチャな感じだなぁというのだけは知っていたので、オッー宝塚でですか、と大変衝撃を受けました」
真風: 「右に同じく。舞台だし、宝塚だし。どうなっていくのかと思いきや、しっかりミュージカルで、しっかり宝塚ではじまる作品となっています(笑)」
真風さんがここで苦笑されたのは、宝塚色、ミュージカル色満載の「ヅカロー」であるということでしょう。やると聞いた時は衝撃を受けたけれども、そこまで衝撃的な作品にはならなかったということかな。
芹香:「まぁ、キャラクターや「HiGH&LOW」 という世界が、かなり分厚く出来上がっている中、1時間半じゃないですか。キャラクターの色も出さなくてはならない。5組のカラーも出さなくてはいけない、更には今回オリジナルのストーリも伝えなくてはいけない」
真風:「前日譚だから。そこで私の役が「何故無口になってしまったのか」というのが、『だからなんだ!』と思っていただけるようにね。上手く繋がっていけたらなと思うんですけども」
真風:「なんて言ったって、各チーム、本当にどのキャラクターも、しっかりとバックボーンがあって、キャラクターの魅力、チームの魅力があって、1時間半ではおさまらない!」
芹香:「おさまらない、おさまらない」
真風:「おさまらないよね。そこに新キャラクターのカナさんが登場して、巻き込んでいってくれるんてですけれども、混雑しております!」
芹香:「混雑していますね」
95分間にギュっと詰め込まれすぎていることは、演じる側も十分感じていらっしゃるようです。
『HiGH&LOW』桜木&瑠風トーク
舞台でも、素化粧のトークでも、桜木みなとさんが、とっても痩せていらして、ビックリしました。
しかし舞台では元気いっぱいで、初日の最後のカーテンコールでは、隣の瑠風さんと楽しそうに二人はジャンプされていました。
Q『HiGH&LOW』作品の印象は?
桜木:「HiGH&LOW ビックリしたよね」
瑠風:「知らなくって、全く」
桜木:「いざやるからって、作品見させてもらったら、スゴイ!トキメキだらけ。感動して泣いちゃうし。でも喧嘩じゃない。どうやってやるんだろうと思って」
瑠風:「イケメンたちがただ喧嘩をしているという印象付けが最初にきて」
桜木:「ねっ、こんなになるとはね」
瑠風:「そうですよ」
桜木:「もう最初はね。本当に驚きとなんなら心配と…」
キャラクターの再現率が素晴らしい
こういう会話をされていますが、ふたりのキャラクターの再現率が素晴らしかったです。
『RUDE BOYS』のリーダー:スモーキー【桜木みなと】
「RUN THIS TOWN」をKAORIalive先生の振付で、アクロバティックな振りも入れて、歌って踊って、とても格好良い。窪田正孝さんの役の雰囲気と病んでいる儚さが体全体に漂っていて、もう役にピッタリでした。
5人のリーダーの中で桜木さんのスモーキーが一番役にはまっていると思いました。桜木さんの役者魂はスゴイです。
達磨一家の頭目:日向紀久【瑠風輝】
瑠風さんの粋な日向紀久も格好良かったです。真風さんに蹴りを入れ続けたり、他の人にも蹴りをいれていました。やたら強そうでした。どちらかと言うと静かなイメージの瑠風さんですが、とっても強くて格好よくて、この役で殻を破ってドカーンといきそう。
鬼邪高校の番長:村山良樹役の鷹翔千秋さんの役のつくりも凄かったです。身長が高いのに猫背にして肩を落として小柄に見せ、何をするかわからない狂暴感が漂っていました。
桜木さん、瑠風さん、鷹翔さんのチームは出番が遅くて短いですが、キャラクターの再現度がとっても高くて、強烈なインパクトがありました。
White Rascalsのリーダー、ROCKYの芹香斗亜さんも。二の線の男役を捨てて、役になりきっていました。
宙組生の徹底的な役作りには、驚嘆します。
そして真風さんは、ピアスをつけるだけで、山王連合会の総長のコブラになれるスター性があって、それがまたスゴイ!
5チームのリーダーの役づくりを見るだけで、宙組の底力を感じました。
苦邪組の頭のリン役の留依蒔世さんの極悪感も凄いです。
『Capricciosa!!』真風&芹香トーク
Qショーの印象は?
真風:「思った以上に大人っぽいショーだよね。イタリアの伊達男たちが居並んで(拍手)。ありがとうございます」
芹香:「大好きなねっ」
真風:「私は一押し。私はいないんですけど、幕開きが一押し!」
芹香:「スゴイ!インパクトのあるプロローグですよね」
真風:「スゴイ!」
昨日書きましたが、チョンパで銀橋にサングラスの男役さんたちが居並ぶプロローグの幕開けは、のけぞるほど格好良いです。
真風さんはそのシーンに出ていらっしゃいませんが、イチオシなのですね。
そしてプロローグのラスト、男役さんたちが銀橋に居並んでのセクシー合戦も本当にたまりません。
上着を脱ぐだけで、あそこまでセクシーに魅せれるのが、宙組の男役さんたち。色っぽい雄たけびも聞けます。
愛称にちなんだキザなセリフ
桜木…「ズンズン今夜はあなたを攻めます。」
芹香…「キキ迫る情熱キッス。」
真風…「俺のゆりかごに縛りつける。」
「イタリアの夜は眠らせない!」
プロローグでキュンと落とされて、その後イタリアの5都市を巡っていきます。
芹香:「見ていらっしゃる方は、カプリチョーザと共にイタリアのいろんな所を旅できるので、行ったことがある人は思い出しながら、行ったことない人は想像しながら、楽しんでいただけるショーじゃないかなと。ちゃんとここどこですよ、と言ってくれるから」
真風:「みんながね。しっかり言ってくれるから(笑いながら)」
各シーンになると、その地名を歌で連呼してくれるので、考えなくても「〇〇」とわかります。ナポリ→ヴェネチア→フィレンツェ→ミラノ→ローマ
その連呼が頭にジーンと残るぐらいインパクトがあります。
真風さんも笑ってしまうほどなので、「言いすぎだよ」と思っていらっしゃるのでしょう。とても耳に残ります。
ショーについての補足
天彩峰里ちゃんの歌
昨日の記述が間違っていました。
・ナポリのシーンで、芹香・潤が下手側から銀橋に出て踊るタイミングで、上手側から銀橋に歌いながら出ていました。
・フィナーレの銀橋でのトップコンビのデュエットダンスの時は、舞台の下手で歌っていました。
男役さんのダルマ8人について
風色日向(102期)、亜音有星(103期)、琉稀みうさ(103期)、泉堂成(105期)、大路りせ(105期)、鳳城のあん(106期)、波輝瑛斗(106期) 、奈央麗斗(107期)
中詰めの芹香さんの歌の時に、8名の男役さんが白いダルマ姿で踊っていました。太字の4名はその後もダルマ姿で登場。その他の男役さんは、ロケットに出演されていました。
宙組ホープ男役さんたちのよう。
中詰め(フィレンツェ)の流れ
衣装が可愛くてファッショナブルです。
画家とモデル
・紫藤りゅう・栞菜ひまり(103期)
・留依蒔世・山吹ひばり(105期)
・鷹翔千空・愛未サラ(105期)
桜木みなと(銀橋は一人)
瑠風輝と6人の娘役さん
花宮沙羅(102期)、春乃さくら(102期)、有愛きい(103期)、栞菜ひまり(103期)、愛未サラ(105期)、山吹ひばり(105期)
芹香斗亜と8人のダルマ姿の男役(上に表記)
真風×芹香 ダンス対決
トリプルデュエダン(ペアをシャッフルも)
真風涼帆・潤花(102期)
芹香斗亜・天彩峰里(100期)
桜木みなと・水音志保(101期)
歌:若翔りつ、朝木陽彩
フィナーレの流れ
・中森明菜さんの“ミ・アモーレ”をアレンジした曲。
大階段での芹香さんと娘役さんたちのダンス
真風さんが降りてきて、芹香、真風、桜木でダンス
男役さんたちが降りてきて、黒燕尾風ダンス
デュエットダンス
途中から天彩峰里ちゃんのソロも。
Wトリオ
男役… 鳳城のあん(106期)、風翔夕(107期)
娘役…美星帆那(105期)、渚ゆり(106期)、風羽咲季(106期)、葉咲うらら(106期)
Wトリオが若返っていますね。
全般に若返っていますが、娘役2は天彩峰里ちゃん、娘役3は水音志保ちゃん。トップ娘役の潤花ちゃんより上級生です。
お芝居で、山吹ひばりちゃんは仁花役で目立つ役でしたが、ショーでは水音志保ちゃんがトリプルデュエダンに入っていました。
宙組の新人公演の配役発表は遅かったですが、新人公演は2週間後の9月12日です。
前回の『NEVER SAY GOODBYE』は宝塚で開催できませんでしたが、今度は必ず開催できますように。
1日たりとも舞台が止まらないことを願っています。
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