こんにちは、くららです。
昨日宝塚大劇場の雪組公演の観劇に行ったら、花の道の桜が満開に近かったです!(9分咲くらい)
お天気が少し曇っていたので、青空の桜が撮れなかったのは少し残念でした。

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花の道のさくらと音楽学校受験生

花の道の桜
花の道の桜
花の道の桜

宝塚音楽学校の受験生をたくさん見かけました。

娘役さん志望の方は、バレリーナのようなお団子。
男役志望の方は、短髪でリーゼント。
白や淡い色のトレンチコートを着ていて、独自のスタイルなので、「受験生だな」とすぐにわかります。

午後3時半の公演を観劇した時は、お隣は受験生の親子でした。(多分!)

そして今日は宝塚音楽学校の合格発表!692人が受験し、40名合格!

隣に座っていたお嬢さんはとてもお綺麗でした。桜咲いたかな?と気になっています。

今年はちょうど花の道の桜の満開と音楽学校の合格発表が重なりました。なんだかとってもおめでたい。

「それでは発表します!」の本科生首席さんの号令で、合格発表の板がパカンと開いて
「キャッアー」という黄色い受験生たちの声が轟く恒例の合格発表風景が、今年も見ることができず、Webでの発表のみでした。

コロナ禍でのWeb発表は、今年で3回目。
収束を願いつづけながらも、コロナ禍の春も3回目になりました。長いですね。

来年は恒例の合格発表が出来たら良いなと思います。

29日雪組公演観劇

宝塚大劇場の公演を観劇するのは、初日の19日、次の日の20日に観劇して以来約10日ぶりでした。
お芝居「夢介千両みやげ」は、より出演者たちが馴染んでイキイキとしていて、軽いコメディですが、深みが増したように思いました。

外の桜の満開の春爛漫にふさわしいぽかぽかとした温かいお芝居です。

そして、目を向けるところが盛り沢山なので、何度みても新しい発見があります。この目がいくつあっても足らない現象は雪組のお芝居の特徴ですね。

ショー「Sensational!」はより格好良くなっていて、迫力があって変わらず衝撃的!

初日の感想で縣千くんの歌に、手に汗にぎると書いてしまっていましたが、全然そんなことなく、安定していました。

彩風さんがトップスターに就任されて、『Fire Fever!』からダンスの雪組になりましたね。
この第二弾の「Sensational!」も迫力ある踊りっぱなしのダンシングショーです。
そして前作の『Fire Fever!』は活躍する歌手がとても限定されていましたが、今回は多くの人たちが歌を披露されていて、歌でも活気があります。

いろんな人たちが活躍されているので、目を凝らして見る55分間はあっという間でした。

宝塚プルミエール

3月26日の宝塚プルミエールは、「夢介千両みやげ」特集でした。
トークは、彩風咲奈さん朝美絢さん
舞台でもとっても息のあった二人ですが、トークも楽しい内容でした。

ふたりの訛りも魅力的

プレゼントの色紙に書いた言葉が、
咲ちゃんは、「人生修行だべ!」
あーさは、「道楽するでげす。」

ふたりの演じる役は訛りが特徴です。
咲ちゃん演じる夢介は、語尾に「だべ」。
あーさ演じる総太郎は、語尾に「でげす」。

宝塚の格好良い男役さんが訛っているから、たまらなくお茶目でかわいい。

千両は、今の価値で1億円以上!

夢介は、父親から“通人”となるため千両を使っての道楽修行を言い渡され江戸で過ごします。
100両とか50両を気軽に渡したりしていますが、今一歩お金の価値がわかりませんでした。

ナレーターの望海さんが、「千両は、今の価値で1億円以上」と仰いました。

そうすると、朝月希和ちゃん演じるお銀が、夢介から盗んだ100両は1000万円!

総太郎が夢介に肩代わりしてもらったツケの50両は500万円!

和希そらくん演じる三太は、妹と弟にうなぎを食べさせ、着物を新調したいので、お銀に5両欲しいとねだり、もらいます。5両は50万円!

観ている時から、「5両は高いのでは?」と思っていました。
ポンと小遣いのようにねだるのが5両というのは、もらいすぎかも?
変なことに拘りやすい私は少し気になってしまいました。

コメディなので細かいことは置いておいて、お話の流れを楽しめば良いですね。

千両もらったらどうする?

彩風:「千両もらったら旅に出たいですわ」

朝美:「一緒についていきます」

彩風:「あっという間に使っちゃう。今だったら」

咲ちゃんもあーさも、1億円という価値は、この収録の時に教えてもらっていなかったのかもしれません。
旅に出ても、1億円は、あっという間に使うには難しいかも。

組替してきた和希そらくんについて

彩風:「言われてみればお芝居するのは初めてだったんだなぁというくらい、自然にやっているので、そらもそのまんま普通にやってくれていて」

朝美:「あの抜け感何なんですかねえ。役としても和希そらとしても力の抜けたところが」

彩風:「世の中から拗ねている三太にピッタリというか、17歳で世の中あきらめているみたいな所がピッタリだなぁと思います」

そら君は、咲ちゃんともあーさとも相性がとっても良さそうで、雪組に来るべき人だったのだなと思います。

ショーの印象とおススメシーン

彩風:「一徳先生キタ!という感じで」

朝美:「はじまりから一徳先生で」

朝美:「衣装のキャラバンが中詰めかと思うぐらい盛りあがっていて、見ててスゴイ楽しい。(彩風さんの白と黒の衣裳のジャケットが、襟、身ごろ、袖が左右正反対の白と黒です。そして片手だけに黒い手袋でとってもお洒落)」

彩風:「音とか、そこを取るんだみたいなスゴク楽しくて、いろんな構成でずっと5分間踊りぱなしみたいな」

このシーン、とってもスタイリッシュで洒落ていて、見応えがあります。

彩風:「その後あーさの場面はちょっとお芝居仕立てで」

朝美:「そうですね。カップルが沢山いて、それを久城さん率いる黒い風が、悪魔でも無く、何か物体でもなく、不穏な空気に引き裂かれ、最後どうなるか、という物語があるので」

彩風:「初めて見た時に、わぁ宝塚!終わり方とかが宝塚だと」

朝美:「衣装も軍服なので」

彩風:「わぁ、それは楽しみ。」

朝美:「戦争から帰ってきたのかな。恋人が待ち焦がれていたのかなという、お客様に希望を持っていただけるようになったらいいなと思っています。」

朝美くんの軍服のシーンについて、このお話を聞いてよく理解することができました。

初日、2日目と観て、雪組のお芝居もショーもとっても気に入ったので、追いチケットしました。
今週も、もう一度行く予定です。
青空の花の道の桜が撮れたらと思っています。

音楽学校の競争倍率について

今年の音楽学校の倍率は、コロナ禍の影響で昨年の109期の倍率より、0.1%下がって、17.3倍でした。

2007年(95期)以来の20倍割れです。しかし95期は黄金期と言われていますし、倍率が生徒の質をあらわす訳ではありません。

先日、昭和のベルばらブームの後の受験者の増加によって、スターが充実したと勝手な解釈を書きましたが、当時の倍率は過去最高ではありません。

宝塚音楽学校の最高倍率は82期の48.25倍!
1994年度に入学した、82期生です。

トップスター
・蘭寿とむ(花組)
・壮一帆(雪組)
・紺野まひる(雪組・トップ娘役)

その他のスター
・遼河はるひ、涼紫央

現役
・美風舞良(花組組長)

2008年度入学の96期より、合格者数が40人となり、倍率が高くなっていました。

期  受験者数 定員  倍率
92期 1066人 50名  21.32倍
93期  984人 50名  19.68倍
94期  963人 47名  20.48倍
95期  863人 45名  19.17倍
96期  854人 40名  21.35倍
97期 1106人 40名  27.65倍
98期 1028人 40名  25.7倍
99期  940人 40名   23.5倍
100期 924人 40名    23.1倍
101期 881人 40名    22.02倍
102期 1065人 40名    26.62倍
103期 1063人 40名    26.57倍
104期 1079人 40名    26.97倍
105期 1042人 40名    26.05倍
106期 965人 40名    24.12倍
107期 915人 40名    22.87倍
108期 852人 40名  21.3倍
109期 697人 40名    17.4倍
110期 692人 40名    17.3倍

17倍でも十分倍率が高くて、難関には変わりありません。
しかし縮小傾向に歯止めをかけるためには、宝塚のメディアでの露出を増やしたり、従来通り全国ツアーが開催できるようになって、宝塚を全国に知らしめる必要があるでしょう。

何よりもはやくコロナの感染の心配がなくなって、従来通り当たり前に公演が上演できるようになることですね。その当たり前がはやく戻ってきますように。

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