『夢介千両みやげ』『Sensational!』初日感想

こんにちは、くららです。
雪組『夢介千両みやげ』『Sensational!』を観劇してきました。

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『夢介千両みやげ』感想

『夢介千両みやげ』は明るく面白くハッピー大団円
とってもテンポよくお話が展開していき、日本物なのにミラーボールがまわったり、電飾飾りがついたり。マンボ調やジャズ調の曲も流れ、場違いさも新鮮な、痛快娯楽時代劇でした。
日本物なのに退屈なところが全くありませんでした。
脚本演出、衣装、装置、音楽、照明などトータルで良かったです。

夢介が彩風さんの持ち味にピッタリ

夢介は、「だべ」という訛りでしゃべる、のほほんとした朴訥な青年です。
夢介は懐が深くて、ほっとするやさしさを醸しだしていて、女性は惚れ込んでいき、悪さを働いた人たちは改心していきます。

金持ちの庄屋の息子で、お金をもっているので、お金とやさしさで様々な騒動を解決していきます。
夢介のやさしさだけで解決できるのか?というと、それは疑問ですが、善意の心の尊さを謳っている作品なので。このあたりは深掘りしないことにします。

朴訥で器が大きくてやさしい夢介に、彩風咲奈さんの持ち味がピッタリだと思いました。
前回の「CITY HUNTER」の冴羽獠も、彩風さんにピッタリでした。
ということは、彩風さんの役作りがお上手で、柔軟に色んな役に対応できるということでしょうか。

とにかく夢介は咲ちゃんにハマっています。
そして菅笠に引廻し合羽という江戸時代の旅姿でも、驚くほど脚が長いのが咲ちゃんならでは。

さらに朝月希和ちゃん演じる「押しかけ女房」のお銀は、チャキチャキとした江戸っ子で、気が強くて、喧嘩も強くて、やきもちやきで。
そんなクセのあるお銀をとってもチャーミングに演じられていて、また夢介とお銀のコンビネーションがガッツリはまっています。
学年が近いコンビだからこそ出すことのできる、夢介とお銀の粋な関係性のように思いました。このコンビにも、この作品がピッタリです。

男役3人について

総太郎……朝美絢

「なんせこの顔、この器量、もててしょうがない♪」と歌う総太郎に、朝美絢くんはピッタリです。この歌を堂々と歌えるのは、あーさだけかも。
でも女性から散々な目にあわされたり、自分勝手で嫌なやつ設定ですが、どこか憎めない可愛いところがあるのが、あーさの魅力。振り切った演技もスゴイです。
芝居巧者なので総太郎もさらに進化していきそうで楽しみです。

三太【お銀の仲間でスリの少年、情報屋】……和希そら

日本物がとっても様になっていて、宙組から組替のハンディは無いようです。
安定感ある演技で、存在感がたっぷりでした。雪組の彩が増えて厚みが増したような。
17歳設定でしたが、色気があふれて格好良かったです。
蕎麦屋になっても、スリ時代の鬘のままなのは、キャラクター設定だから仕方ないのかな。

悪七【船頭、一つ目の御前の手下】……綾 凰華

退団公演なのに悪役?と思っていましたが、チンピラとしてのガラの悪い見せ場はある上に、後半は夢介によって変わっていきます。チンピラの迫力ある演技もその後の繊細な演技も見どころ。
出番が多い役というと、悪七だったのでしょう。難しい役を上手にこなされています。

芝居のラストは3カップル誕生
彩風×朝月
朝美×野々花
和希×夢白

娘役2は誰?

お芝居では娘役さん4人が大きい役でした。

お松【伊勢屋の女中】野々花ひまり

不器量設定なので、不細工メイクをされていました。
それでも一途な恋心が健気で可愛い女の子でした。

お糸【蕎麦屋の娘で春駒の付き人】夢白あや

手品師の春駒を演じる、愛すみれさんの付き人。
愛さんと夢白さんのイリュージョンもありました。
付き人をやめて蕎麦屋に戻って、嫌いな人から求婚され…

春駒太夫【娘手品師】愛すみれ

夢介に好意を寄せていきます。

浜次【五明楼の芸者】の妃華ゆきの

夢介に好意を寄せていきます。

娘役では、この4人が大きな役でした。
ショーでは、野々花さんと夢白さんが活躍していましたが、「娘2」というと夢白さんのような気がします。(パレードの並びを見ても)

夢白さんは、お芝居では組替してきた和希さんの相手役。
ショーでも和希さんと組んでいることが多かったです。
朝美さんの軍服のシーンでは、夢白さんが相手役でした。

フィナーレでは、彩風さんを野々花さんと夢白さんが囲んでいて、奪い合うようなシーンもありました。

印象に残ったこと

中村一徳先生のショーというと、衣装が今一歩という印象がありましたが、今回の衣裳は、スタイリッシュでお洒落で素敵でした。

開演アナウンスとともに、映像が流れました。こちらもスタイリッシュでした。

綾凰華くんの手厚い餞別シーン

ショーの中詰めラスト、ご自分で作詞した銀橋でのソロは、星から始まり最後の雪の思い出忘れない~という感じのとっても退団仕様の歌でした。

フィナーレの黒燕尾男役群舞の後、彩風さんと2人で銀橋に残って歌うシーンもありました。

その他のシーンでも活躍されていました。中村一徳先生と彩風さんたち雪組生の愛情をヒシヒシと感じました。

縣、華世時代がやってくる予感

縣千くんについて

金の字【遊び人金さん、斎藤兄弟と剣客修行に帯同】役
はじめの方では、セリフもほとんど無いのに、ずっと舞台上にいました。
ピンクストールをつけているので、とっても目立ちます。

「遠山の金さん」役ということで、ラストちかくに名場面がありました。
お白洲場面(江戸時代の奉行所)
杉良太郎さんのように金さんが登場。
片肌脱ぐところはありませんでしたが、桜吹雪は舞っていたとか?
(本日私は気づかなかったので、明日じっくりと観て来たいと思います)

このシーンがストーリーをかっさらうことはありませんが、重大なシーンであることに違いありません。
初日は少し笑いが起きてしまったりしていました。

ショーについて
プログラムでは、プロローグの後「アフロビート…縣千」という縣くん中心のシーンがありました。
さらに、中詰の「風神」でも、風神Aの男役さんは沢山いらっしゃいますが、縣くんがセンターらしい風神Aが2箇所ありました。

実際に舞台がはじまって、縣君が真ん中で活躍するシーンが何か所もありました。
アフロビートの縣くんは、衣装を着替えてニューヨークのシーンに途中から登場します。
舞台奥のドアから彩風さんが登場しましたが、確か縣くんもそのドアから登場していたので、特別感が漂っていました。

縣くんがショーで歌をメインに歌うことは、今まであまり無かったと思いますが、今回は2回ほどあったと思います。
「歌手修行しています」という感じで、思わず「頑張って!」と手に汗にぎりました。

華世京くんについて

配役発表では役がついていませんでしたが、プログラムでは、しっかり役名がついていました。
走介……華世京

十手を持った岡っ引き役で、銀橋でのお芝居と短いソロもあったと思います。

ショーでは、中詰で音彩唯ちゃん(105期)と紀城ゆりやくん(105期)と銀橋を渡りながら歌っていました。

音彩唯ちゃんは、ショーのロケットで琴峰紗あらちゃん(105期)と共にセンターでした。紗あらちゃんは、途中歌も歌っていました。

他に頑張っていた下級生は、和希そらくん演じる三太の弟妹分
お鶴の花束ゆめちゃんは、アナウンス調のセリフまわしで、とっても滑舌が良く、ビックリポイントでした。
亀吉の莉奈くるみちゃんも、男の子役が上手でした。

注目のパレード

エトワール 有栖妃華(102期)

夢白あや(103期)・諏訪さき(99期)・(黒肩羽根) 野々花ひまり(99期)

縣千綾凰華(黒肩羽根)

和希そら(黒肩羽根に白羽根入り)

朝美絢(緑単色の2番手羽根)

朝月希和(緑単色の羽根、朝美絢くんと同じ)

彩風咲奈(緑の大羽根に沢山の孔雀羽根と白羽根)

並び
諏訪、副組長、夢白、縣、朝美、彩風、朝月、和希、綾、組長、野々花

和希そらくんは羽根を背負いませんでしたが、他の人より白いモフモフが多い豪華な肩羽根でした。

終わりに

ショー「Sensational!」では、彩風さんはピンクのアクセントが入った髪色でした。とても似合っていてスタイリッシュ!

初日なのでカーテンコールは4回で、4回目はスタンディングオベーションでした。
彩風さんは、「今年初めての雪組揃っての舞台が嬉しいです!」と、とても感動されていました。

客席と一体作業は、

1回めは、「雪組!どっせいだべー!」。

2回めは、組長さん発案の「あっぱれ雪組!どっセンセーショナル!」。

舞台上の方々と一緒にできることは、とても感動的です。

今回『夢介千両みやげ』のラストに、初日や千秋楽でなくても、一体感を味わえます。

お芝居の最後
夢介さんが「みなさまお手を拝借〜」と言うと、客席にライトがつきます。

客席も舞台に合わせて、
「ちゃちゃちゃん」
「ちゃちゃちゃん」
「ちゃちゃちゃんちゃん」
と2回繰り返しました。

カーテンコールの時に、彩風さんが
「初日なのに皆さんちゃんと手を叩いてくださって!さすが宝塚のお客さま」と感動されていました。

舞台と客席が一体となって楽しめることは、初日か千秋楽だけですが、この「みなさまお手を拝借〜」は、毎回行われると思います。

つらつらと感想を書きましたが、初日は感激してボッーとして観ているので、記憶が定かでない点など多くあります。日曜日も観劇予定なので、もう少し良く見てから、また感想を書きますね。

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