ちょっとおかしいよと思うこと
こんにちは、くららです。
ちょっとひさしぶりのブログになってしまいました。
これには理由がありました。後ろで書いています。

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「ちょっとおかしいよ」と思っていること

「ちょっとおかしいよ」と思うことがあるので書かせていただきます。

「からぶり」に終わった週刊誌報道

今さらの話ですが、2週間前にある週刊誌に宝塚のコロナ感染の記事が書かれました。
夫が雑誌を買っているので、自然に目に入る環境にあります。

そして宝塚ファンの間で、この記事が騒ぎにならなければ良いなと願いました。

節度ある宝塚ファンは冷静で、ゴシップ記事には取り立てて反応しませんでした。
この記事は不発で終わりました。

しかし今週になって、誰もが読める「ヤフーニュース」になってから、このことがおかしな形になっています。

宝塚歌劇団は、「誰が感染した」と言うことを絶対に公表しない姿勢を貫いています。
名前が公表されたら、ファンは心配や不安に陥るだけです。
そのため公表する必要はありませんし、ファンも求めていません。

しかし何よりも注目を集めることを狙っているゴシップ週刊誌は、一人だけ名前を記載しました。
雪組のトップスターのお名前。
トップスターというだけで、インパクトが強いからでしょう。

お一人だけ名前をさらされて、本当にお気の毒としか言いようがありません。

今やPCR検査をして陽性判定になるのは、当たり前の現象です。
陽性判定になっても、ほとんどの人が無症状もしくは軽い風邪症状。
問題なのは基礎疾患をお持ちやご高齢な方であって、若さにあふれるタカラジェンヌは無問題と言ってよいでしょう。

陽性判定者が沢山いても完全復活した花組

陽性判定者がかなりいたという花組は、みんな元気に再開後の東京公演を務めあげられました。
6日に花組東京千秋楽公演の配信を見ました。
苦難を乗り越えられての愛に包まれた最高の千秋楽公演でした。

このことが、PCR検査での陽性者が沢山いても、何も問題ないということを物語っています。
その陰には、生徒さんたちの苦難と並々ならぬ努力があったと思います。

しかし、今回私が「ちょっとおかしいよ」というのは、この後の展開です。

あるファンの人たちから、「雪組トップスターが責任感じなければいいけど」というニュアンスのものが流れているそうです。

私はこの言葉の背後に嫌なニュアンスを感じました。

1人ではなく、全く関係の無い2人の方から、個人的に伝えてもらったので、今回記事にすることにしました。

「責任を感じなければ良いけど…」何に対して「責任」?

PCR検査が陽性に対しての責任?

PCR検査で陽性であることに、何故「責任」と言う言葉が使われるのか?
何に対して「責任」があるのか?

現在宝塚歌劇団は未曽有の「コロナ禍」に襲われています。
その前は阪神淡路大震災でした。震災では被害を受けた人と受けなかった人がいました。

PCR検査で陽性になったことに「責任」を感じる必要があるなら、震災で被害を受けた人も「責任」を感じる必要があるのか?

全く馬鹿げていますね。
震災で被害を受けた方々は、どれだけご苦労されてきたか。
27年経っても、今なお苦しい思いをされている方は沢山いらっしゃいます。

週刊誌に書かれた「責任」?

今回の週刊誌の記事の一番の被害者は、名前を出された雪組トップスターです。写真まで貼られていました。

一番の被害者なのに、何を「責任」を感じる必要があるのか?

火の無い所に「火」を起こして、「責任」という言葉で、トップスターの座を追いやってしまいたいという意図を感じました。(私の心が歪んでいるからかも)

ご批判を覚悟で書いています。ファンの一部の方の行為だと思います。

「責任」という言葉で、扇動活動をしているような。

世はSNS時代なので、多くの人が同じ方向性で物事を煽っていけば、扇動されていく場合もありますが、今回のようなことは、いただけません。

競争社会の宝塚と私の思い上がり

現在、宝塚の3つの公演が中止になって、一つも公演が上演されていません。
宝塚ファンにとっては、寂しくて残念なことですね。
ストイックに一生懸命お稽古を重ねていらっしゃるタカラジェンヌさんたちのことを思うと、余計にせつないですね。

そのせつなさからか、私の所に心無いメッセージが頻繁に届いてきます。
お豆腐より崩れやすいメンタルなので、撃沈に撃沈を重ねていました。(私に問題があることもわかっています)

そして私が思い上がっていたことにも気づきました。
「誰も傷つかないブログを書きたい」と、私は勝手に思っていましたが、そんなことは不可能。

宝塚は競争社会です。生徒さん間では、それぞれが折り合いをつけながら「宝塚愛」を基盤にして、みなさん平穏に宝塚人生を過ごされています。

しかし応援するファンは、「絶対トップスターになって欲しい」、「少しでも良い位置にいって欲しい」という思いを持っている方が多い。(そうでないファンの方も沢山いらっしゃいます)

そのため、他のスターについてのブログ記事が、他のファンの心を傷つけてしまう。

あるスターさんのことを書いたとしたら、クレームのような内容を送ってこられるのは、他のスターを応援しているファンの方の場合が多いです。

その根底に、人間のゴウというか、人間のサガというか、ドロドロとしたものが渦巻いています。

「誰も傷つかないブログを書きたい」という私の思いは、競争社会の宝塚では、独りよがりな勝手な言い分、思いあがりにすぎないと最近特に気づきました。

何か書くことは、誰かを傷つけてしまう。

ライバルのプラスは、贔屓のマイナスという思考がどうしてもあるよう。
その思いの上に宝塚のスター制度が存在していることも事実です。

文章力の無さ
さらに私の文章力の無さも、真意が伝わらず、嫌な思いをさせてしまうようです。
クレームを送ってきた方が、私の書いた内容とは、正反対の受け止め方をされていて、自分の文章の拙さを恥じました。

ある部分だけ読んでのクレームが多いのですが、私のブログが長いので、全部を読むに値しないのでしょう。
できることなら、クレームを寄せられる場合は、読みにくい文章ですが、全部を読んでからにしていただきたい。

ある方は私のブログの「いつも自分の考え方が一般的であるような物言い」にご立腹のご様子。
私は、自分の考え方が一般的とは、決して思っていません。
いち宝塚ファンのおばさんが、自分の思いを書いているだけです。

偏っていることもわかっています。以前に「偏見ブログ」とタイトルに入れていましたが、それは取った方が良いとアドバイスをされたので、取り除きました。

どうだこうだと格好良いことを言っても、私のような者がブログに何かを書いて発信することは、誰かを傷つけたり、不快感を与えてしまっています。
私の思い上がりを心からお詫びします。

コロナ禍と宝塚

宝塚という夢の世界
宝塚は夢の世界です。
前回のブログで「桃源郷」という言葉を使いましたが、他にはないこの世界観が何よりの魅力です。

劇団は、陽性者の名前を公表しない方針を貫かれています。
それは生徒さんたちを守ると共に、不安を煽らないためのファンへの気遣いでもあり、ファンの心も守ってくれています。

もしかして、陽性者がわからないようにするために、公演中止が長引く場合もあるかもしれません。
宝塚歌劇団が最善と思ってとられているやり方なので、それが一番だと思います、

陽性者が判明したら、公演を即刻中止にして、誠意ある行動をとられています。
週刊誌が何を言おうが、それ以上の措置は必要ないと思います。

ちょっと余談ですが宝塚は夢の世界ですが、スター制度という闇の部分があるのは確かです。でもファン同士の足の引っ張り合いを喜んでいるスターさんはいないでしょう。

コロナ禍でジェンヌさんたちは、舞台を上演するために、どんなに我慢と辛抱を強いられた日々を送られているかと思います。

長期間休演して再開した時には、今まで以上のクオリティの舞台を観せてくださいます。その陰にはストイックな厳しい鍛練の積み重ねがあったと思います。舞台に懸ける徹底的なプロ意識を感じます。

精神力も並大抵のものではなく、厳しい宝塚受験を乗り越えられ、その後もずっと切磋琢磨されているからでしょう。

しかし公演中止が続くと、どれだけメンタルが強くても、折れてしまいそうになることもあると思います。

どうか、これから予定されている通りに、星組も宙組も公演の幕が無事に上がることを心から願っています。

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