こんにちは、くららです。
前回「無症状PCR検査陽性」が一人確認されただけで、公演が中止に追い込まれることの疑問を書きました。
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星組と雪組と宙組の公演について
東京星組公演について
星組東京公演では、「無症状PCR検査陽性」1人のために、当面2週間「8月7日(金)~8月20日(木)」の休演が決定しました。
PCR検査の結果が出ていなかった88人については、全員が陰性だったことが本日8日にわかりました。
雪組『炎のボレロ/Music Revolution!』について
雪組の梅田での『炎のボレロ/Music Revolution!』の出演者一人の「無症状PCR検査陽性」が確認されたため、公演の実施が危ぶまれています。
(公演期間 8月17日(月)~8月25日(火))
本日の兵庫県のニュースでは、花組の出演者と接触した劇団員一人の感染が判明と書かれていました。この一人が雪組の「無症状PCR検査陽性」なのでしょう。
今朝10時から一般前売りが見合わせられ、ライブ中継・ライブ配信については、「販売を一時見合わせ」となっています。
中止ではなく、見合わせとなっています。
梅田芸術劇場は、公演予定のスケジュールが詰まっていないので、日程を後にずらして行われる可能もあるかもしれません。
(私はこの公演の初日と千秋楽のチケットを持っていました。)
宙組『壮麗帝』について
明日10時から『壮麗帝』の一般前売りです。
(公演期間 8月14日(金)~8月18日(火))
『壮麗帝』の出演者についても、自主的にPCR検査を行ったと思われるので、何も発表が無いことから、陽性者がいなかったのだと思います。
今のところ、予定通り開催予定でしょう。
タカラジェンヌの心が心配
無症状なのに、PCR検査で陽性が判定されてしまって、公演が中止もしくは見合わせになってしまったご本人の心境を思うと、心が痛みます。
同期をはじめとして、周りのみんなが励ましていると思いますが、陽性者ということで誰とも接触できない環境におかれていると思います。
LINEや電話やメールなどで、コミュニケーションはとれるでしょうが、自宅で隔離された状況でしょう。
やはり心が辛い時は、手を握ったり、肩を抱いたり、背中をさすったり等の「人との接触」が一番癒されるものだと思います。
たった一人で過ごさなければならないと、心が自分に向いていってしまうでしょう。
現在のウィルスが蔓延している状態では、誰が感染してもおかしくありません。
事故にあったようなもので、感染者に何の非もありません。
決して自分を責めたりして、苦しい思いをしないで欲しいと思います。
現在陰性の生徒さんも、陽性になることに対してのプレッシャーを強く感じているのではないかと思います。
誰がなってもおかしくない状況。陽性になることは、何もマイナスではない、仕方ないこと。
宝塚は、たとえ陽性になっても、温かく受け容れ、大切にしてくれる所だと思います。
「絶対に感染しない」というプレッシャーや責任で一杯にならず、おおらかに日々を送って欲しいです。
コロナの後遺症の心配もしてしまうと思いますが、現在流行っている新型コロナウィルスは弱毒性のもので、無症状もしくはとても軽い症状のようです。
春の頃は、40度近い高熱が続いて苦しみ続けても「軽症」という分類に入ったようですが、現在若い人の場合は本当に軽くてすむようです。
花組の生徒さんは、症状が出ている方もいらっしゃいますが軽くて自然に治癒されるのではないかと思います。
特にタカラジェンヌは、日々体を鍛え、肥満と正反対なので。
一日もはやい心身の回復を心より祈っています。
西宮市長の昨日のツイートをご紹介します。
県によると病床も逼迫してはいないとのことです。依然、予防に努めていただかねばいけませんが、同じ感染者数でもその構成は異なることをお知らせしておきます。 https://t.co/SzQ0xWxcOx
— 石井としろう 西宮市長 Toshiro ISHII (@toshiro141) August 7, 2020
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「弱毒化」が報道されない現実
西宮の市長さんは、「同じ感染者数でもその構成は異なることをお知らせしておきます。」と書かれていました。
現在は感染力が非常に高くなっているものの、症状としては軽くなっていて、弱毒化しているので、数字で大騒ぎすることでは無いということでしょう。
ウィルスの特性として、「強毒であり続けていると、人を殺して自らの受け皿を失って拡大しにくくなるため、ウイルス自らの病原性を弱めつながら、感染力を高める場合が多い」そうです。
「新型コロナの未来 イヌウイルスから見た世界同時弱毒化の可能性」という記事を抜粋してご紹介します。
強毒なウイルスが弱毒のウイルスを押しのけて蔓延することはないのだ。
それは考えてみれば当然の話だ。重篤な病気を起こした個体は動き回ることはできず、他の個体にウイルスを伝達することは困難である。
病原性が低いウイルスに感染した個体は、動き回ることができるので、結果的に他の個体にウイルスをまき散らすことになるのだ。
新型コロナウイルスがどのように進化していくのか、われわれ研究者は興味深く見守っている。しかし、自然の摂理に逆らうことはないだろう。引用日刊ゲンダイヘルスケア
政府はワクチンに多大な期待を寄せ、ワクチンが摂取できるようになるまで、現状が続くと考えられています。
「ワクチンに頼らなくてもウイルスが消滅する可能性もあるのではないか?」という声もあります。
新型コロナウィルスのこの現象は、欧米でも同じで、死亡率が低下しているようです。
マスコミは、連日感染者数の増大を煽って報道するのみで、コロナは「弱毒化」しているということは、あまり報道しません。
現在若者中心に感染が拡大していているので、若年層は無症状ないしは軽症の感染者がほとんどです。
しかし重症化しやすい高齢者やリスクのある方たちに感染が広がっていないため、本当に弱毒化しているかは、今の所はっきり言えないそうです。このあたりは注意しなければならない点です。
弱毒化を全面に報道して、重症化しやすい高齢者やリスクのある方たちが重い症状で苦しむ結果になると、責任が問われます。
西宮の市長さんのツイートに対しても、重症化リスクのある方々の反論ツイートが多くありました。
責任の所在を問われる時代になって、気軽な発言ができなくなっています。
未知のウィルスだからこそ、慎重にならなければならないこともわかります。
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コロナが「指定感染症」であること
新型コロナウイルス感染症は、現在SARSや結核などと同じグレードの二類感染症に指定されています。
そのため陽性者が出た場合、周辺の調査が必要だったり、PCR検査で陽性反応が出たら、即感染者と分類され、濃厚接触者も発生します。
「無症状PCR陽性者」が一人いるだけで、宝塚の公演は中止になるのも、「指定感染症」とされている点も大きいです。
他の業種では緩和されていっている所もありますが、エンターテインメント界の目立つ立場の宝塚には、厳しい目が注がれています。
グレードダウンして、季節性インフルエンザと同様の5類感染症にされるべきです。
「無症状PCR陽性者」が一人いるだけで、宝塚の公演が中止になることはおかしいと、私はやはり思っています。
今回宝塚の演者側の感染対策が不十分であったことは、今後見直さなければならないことだと思います。
世界中に蔓延してしまった新型コロナウイルスは、人類と折り合いをつけながら共存するしかありません。
前回も書きましたが、「自粛」では無く、新型コロナウィルスが深刻な感染症であり、リスクを理解して、感染防止対応をしながら、以前の日常生活を続けられるようにしていく時だと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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