無症状のPCR陽性者で公演中止?未来について
こんにちは、くららです。
星組東京公演の中止期間の詳細については、今日(8月7日)18時頃に公表してくださるとのことです。
そろそろコロナ感染に対する対応を考え直す時期に来ているのではないか?」という私の思いを書いていきたいと思います。
昨日のブログに簡単に書きましたが、伝わる書き方が出来なかったので、その部分は削除しました。
今回は直球で書きます。(考え方が偏っていたらごめんなさい)

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星組の現状について

東京宝塚劇場の星組公演出演者79人スタッフ115人計194人を対象に、PCR検査を実施。
うち、1人の陽性と、52人の陰性が確認された。
残る受検者141人については7日以降に判明する見込み
現在、発熱や体調不良を訴えている公演関係者はいないという。
ただ、陽性者の人数もまだ見えず、夜になっての感染判明であることから、東京での星組公演の中止期間は未定のままになった。引用日刊スポーツ

141人の結果を受けて、今日の18時頃に「今後の公演の中止期間」について、明らかにしてくださるようです。
誰ひとり異常を訴えていない中で、宝塚での花組公演から感染者が出たことで、PCR検査を実施されました。
既に陽性が確認された1人の出演者は無症状で「現在、療養に努めています」とのこと。

「PCR検査」の精度は、100%ではありません。67%と書かれているものもありました。
昨日も書きましたが、PCR検査での陽性結果は、「新型コロナウイルスの感染者」だけでなく、土着コロナによる風邪の患者や、土着コロナの保有者まで「新型コロナの感染者」になってしまうそうです。
無症状なのに、検査結果が陽性というだけで、東京宝塚劇場の公演を中止にする必要があるのか?
これから結果が出る141人についても、確率的に数人の陽性者が出る可能性は高いです。

今回の星組公演が、礼真琴くんをはじめとして出演者全員の魂が込められた最上級の公演であることは、既に多くの方々がご存知です。
それを皆さん生で観劇できることを楽しみにしていらっしゃるでしょう。

同調圧力とも言えるようなコロナの感染に対する恐れから、中止に追い込んでしまって良いものなのか?
こんなに勿体ない、理不尽なことは無いと思います。
宝塚にとって、宝塚ファンにとって、エンターテインメント界にとって、この上ない損失でしかありません。

花組のことが無ければ検査が実施されることは無かったでしょう。
宝塚歌劇では、感染予防対策の一環として、出演者および劇場従業員全員に対する検温や体調確認を毎日実施し報告することを義務付けて、健康管理に努めておられます。
出演者たちも、多くのやりたいことを犠牲にしながら、感染防止第一の生活を送られていると思います。
星組では、健康面での異常は訴えられていません

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宙組について

また、同じく、大阪・梅田芸術劇場の宙組公演出演者についても、すでにPCR検査を終えており、出演30人全員の陰性が確認されているという。
劇団では今後、宙組、雪組など、大阪や東京でも公演予定が組まれているが、各公演ごとに順次、検査を進めていく方針

宙組の『FLYNG SAPA』の出演者は陰性が確認されているので、8月11日までの千秋楽まで予定通り上演されるでしょう。
この公演も上田久美子先生の素晴らしい感性でつくりあげられた珠玉の異色作品です。

東京で多くの演劇関係者の方々がご覧になって、宝塚の素晴らしさをあらためて知っていただける機会になると思います。
この公演が万が一中止になってしまうなら、宝塚にとって、宝塚ファンにとって、エンターテインメント界にとって、この上ない損失であることは、星組公演と同じです!

宝塚は今後も、各公演ごとに順次、検査を進めていく方針とのことです。
その場合も、無症状で陽性が確認されると、公演ができないのか?

「無症状のPCR陽性者」に対する私の思い

「無症状のPCR陽性者」だけが、2週間離れて療養するだけで良いのでは無いか?と思います。
実際は無症状なので、療養という言葉はふさわしくなく、離れた生活でしょうか。

テレビで、「無症状者はそもそも発症しないので、人に感染させる可能性は極めて低く、無症状者が人に感染させるリスクはたったの4%」と聞いた記憶があります。
専門的な立場の方に、「無症状の陽性者」に対してのこのあたりの見解を明らかにしてもらいたいです。

一般の若者は簡単にPCR検査を受けられない
昨日書いたことですが、私の身近な若者が、微熱や倦怠感の症状を訴え続けても、どの病院でも風邪としか診断されず、PCR検査を受けないまま、回復しました。
風邪としか診断されなかったため、仕事に通わなければならず、マスクをつけて手洗い消毒につとめながら、電車で通勤しながら日常生活を送っていました。

PCRの検査が増えたと言われても、一般の元気な若者だと、簡単にPCR検査を受けさせてもらえないのが現状です。

舞台人は、自主的にPCR検査を受けています。
そして「無症状の陽性」というだけで、大きな公演を中止に追い込む事態になることが、私には理不尽にしか思えません。

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刻々と変化し続ける新型コロナウィルス

日本と海外のコロナの深刻さは違う

新型コロナウィルスの感染が世界中に広がっていった当初から、日本の場合は感染しても重症化率が低く、世界中の医療関係者から不思議がられていました。
それは現在も続いています。
「ブロードウェイミュージカル 年内いっぱい中止」とされているので、「日本でも劇場再開は無理だ」とよく言われますが、日本とアメリカは全く感染の深刻さが違います。お亡くなりになる方の人口に対する割合が二けた以上日本は少ないです。
重症化による後遺症の例も海外のものがほとんどで、日本人がそのまま当てはまらないようです。
半年以上経過した今、日本の医療のおかげもあるでしょうが、その他の様々要因で、日本人には重症化しにくい、コロナに対して弱くない特性があることを意識しても良いと思います。

3、4月と現在のコロナの深刻さは違う

非常事態宣言が出された頃は、多くの重症の方が発生して、お亡くなりになる方も多かったです。
しかし現在は、感染者数が増えても、重症化する方もお亡くなりになる方も大変減っています。
当時のままの感覚で、現在の感染者数が増大していることを憂えている方も沢山いらっしゃいますが、全く違うと捉えて良いと思います。

変異によって、現在は感染力が強くなっていますが、毒性が弱体化していると言われています。
感染者数が増え続けても重症者数が増えていないことは、自治体の資料などで明確です。

現在の市中感染の蔓延状態をみると、感染するのは当たり前で、いつ誰が感染してもおかしくない状況になっています。
そして、感染しても無症状あるいは日常生活が送れる程度の軽傷のまま、特別な治療も必要なく治っていく人が大半のようです。
そういうレベルにウィルスが変異しているのなら、今の時点はそんなに問題視して怖れることも無いのではないか?

それなのにPCR検査で無理やりあぶり出して、隔離して貴重な医療リソースを消費するのは、馬鹿げています。
重症化するリスクのある人にだけ、それらは残しておく必要があります。

現在宝塚で陽性が判明した人は、自宅療養しているとのこと、それで良いと思います。

重症化するリスクのある人は除いて今の時点の新型コロナウィルスは、春の頃とは違うと理解して、必要以上に怖れなくても良いと、私は思います。
(風邪が流行る冬になると、また変異して強毒化するかもしれません。その先のことは、今の時点ではわかりません)

陽性が判明しただけで、職場閉鎖、商業施設閉鎖、などをするのは、やり過ぎです。
徹底的に消毒して、濃厚接触者だけがしばらく自宅待機することで充分だと思います。

日本のサービス業従事者率は、69.7%だそうです。(世界ランキングより)
経済がまわらないと後々大変なことになります。

重症化するリスクのある人を除いて、以前の日常に近い状態に戻しても良いのでは無いか?と思います。
「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避、マスクの着用、手洗い、咳エチケットは大切にして。
今は「飛沫」をあびることを避けることが一番の得策のようです。

重症化するリスクのある人に対しては特別の配慮は必要

高齢者が感染したら、一気に容体が変わって死に至る可能性があります。
高齢者だけでなく、重症化するリスクのある人に対しての「感染リスク」は、できるだけ避けれるように配慮しなければなりません。
(高齢者施設や病院の面会を禁止するのではなく、「感染リスク」のない親族とのふれあいを工夫して持てるようにしたら良いなと思っています。)

しかし、そうでない人たちの社会生活は、コロナをそんなに怖れず、当たり前の毎日に戻していっても良いような気がします。(現在の新型コロナウィルスに対しては)

若者や子どもたちを犠牲にしてはいけない

日本で感染が拡大してから約6ヶ月で、感染者は4万人以上となっています。
しかし30歳未満でお亡くなりになったのは、大相撲の力士さんおひとりです。とても重症化リスクをお持ちでした。

若い世代にとっては、4万人に1人しか死亡しない感染症なのに、あまりにも不自由で不利益な生活を、強いています。
また、豊かに心が育まれていくべき子どもたちの自由を奪い、大きな抑制をし続けていることは、様々な問題に繋がっていくでしょう。

現在のコロナ禍での、経済悪化、政府のバラマキなどによる財政悪化の代償は、すべて若者や子どもたちが負うことになります。

コロナでお亡くなりになった方は7月20日の時点で1,001人で、70代以上の方が84%を占めていました。
90代以上がそのうち175人、80代の方が347人、80代と90代で過半数です。

私は高齢者に近い部類なので、勝手なことを書くことをゆるしていただきたい。
老人の命より、若者や子どもたちの未来を守る事が大切だと思います。
中高年、高齢者は、感染リスクを軽減するために、行動制限される事があっても受け容れます。
コロナ禍だからといって、若者や子供たちの未来を潰してはならないと思います。

コロナ禍になって半年たって、ただコロナを怖れて自粛するだけではなく、大切にしていくべきものも見えてきているように思います。
コロナ禍によって、それまで培われてきた芸術や文化を潰してはいけません。

宝塚に希望をもって入学してきた108期生、初舞台を控えている106期生をはじめとして、宝塚に青春をかけて頑張っている生徒さんたちの未来も潰してはならないと思います。

社会全体がもう一度、コロナに対する正しい向き合い方を考え直す時が来ているように思っています。

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