「男役道」のメンバーから路線がわかる?
こんにちは、くららです。
現在スカイステージのタカラヅカニュースで、かつて放送された「男役道」が再放送されています。
上級生の男役スターが、下級生の3人の男役を相手に、磨きぬいた「男役芸」を伝授する「男役を学び語る」コーナーです。
「part1」から「part3」まで3回に渡って放送されます。

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現在の再放送は、鳳月杏さん、芹香斗亜さん、彩風咲奈さんの順番で放送されています。
過去に他の男役さんのものも放送されていたので、どういう順番で、どんな下級生が出演していたのか調べてみました。

今まで各組で2回ずつ放送されていたことがわかりました。
現在再放送されているものは、各組2回目のものです。

過去の「男役道」の出演メンバー

雪組1(2017年12月)  
彩凪翔(92期)
・叶ゆうり(97期)
・眞ノ宮るい(100期)
・彩海せら(102期)

花組1(2018年1月)
瀬戸かずや(90期)
・帆純まひろ(99期)
・一之瀬航季(100期)
・侑輝大弥(102期)

月組1(2018年3月)
宇月颯(2018年5月退団)
・朝霧真(97期)
輝生かなで(99期)
・礼華はる(101期)

宙組1(2018年3月)
愛月ひかる(組替)
・留依蒔世(98期)
・鷹翔千空(101期)
・風色日向(102期)

星組1(2018年6月)
七海ひろき(2019年退団)
・夕渚りょう(98期)
・極美慎くん(100期)
・奏碧タケル(102期)

花組2(2018年7月)
鳳月杏(組替)
・峰果とわ(98期)
亜蓮冬馬(99期)
・泉まいら(100期)

月組2(2018年9月)
美弥るりか(2019年退団)
・朝陽つばさ(99期)
・蘭尚樹(100期)
・瑠皇りあ(103期)

宙組2(2018年10月)
芹香斗亜
・優希しおん(100期)
・真名瀬みら(101期)
・亜音有星(103期)
初回放送された時、亜音くんは「白鷺の城/異人たちのルネサンス」を休演中でした。

雪組2(2018年11月)
彩風咲奈
・ゆめ真音(100期)
・一禾あお(102期)
・壮海はるま(103期)

星組2(2019年2月)
天寿光希
・蒼舞咲歩(99期)
・碧海さりお(101期)
・天飛華音(102期)

各組1回目は彩凪翔さん、瀬戸かずやさん、宇月颯さん、愛月ひかるさん、七海ひろきさんの出演。
2回目は鳳月杏さん、美弥るりかさん、芹香斗亜さん、彩風咲奈さん、天寿光希さんの出演でした。
男役芸を極めた各組のスターさんたちが総出演です。

下級生はその後新人公演で重要な役どころを演じている人が大半です。各組のホープさんが選ばれています。
その後新人公演の主演を演じたあるいは予定は、
彩海せら君、帆純まひろ君、一之瀬航季君、礼華はる君、鷹翔千空君、風色日向君、極美慎くん、碧海さりお君、天飛華音くん。
新人公演2番手までを演じたのは、優希しおん君、亜音有星君。

名前をあげてみると、宙組ははやい段階から路線が決まっていて、こういう企画ものに出演させるのだなと思います。
各組によって、選抜基準が少し違うのでしょうか。

この中のメンバーから、さらに次なる新公主演者も誕生することでしょう。
雪組の壮海はるま君は昨年の「壬生義士伝」の新人公演での好演に驚きましたが、既に選ばれた人だったのだなと「男役道」を見て思いました。

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「男役道」を見て思うこと

上級生の男役に対する思いや考え方がわかり、磨きあげた芸がどれだけ研究しつくされ、完成されたものなのか、下級生との比較の中で一目瞭然で、本当にカッコイイです。
下級生からの質問にも的確にこたえ、アドバイスしていく姿にも感心します。

「男役10年」と言われますが、年数をかけてこだわりをもって磨き続けられた男役芸は、誰一人同じものは無くそれぞれが「男役道」を極めています。
そして在団されている限り、さらに極めていかれるのですから、男役道の年季の入った芸は尊いものだと思います。

そしてスターさんたちは、その芸を惜しまず愛をもって下級生に伝授しようとされていて、こういう積み重ねの中で、男役道は伝承されていくのだなと感動します。
下級生たちが真剣に質問したり、照れながらも男役芸を演じたり、目を輝かせて目標を語る姿に「がんばってカッコイイ男役になってね」と応援したくなります。

「男役道」ではありませんが、現在『スカイ・ステージ・トーク Dream Time#51「望海風斗」』が放送されています。その中に「男役道」の番組に通じるものを感じました。
望海風斗さんをゲストに迎えてMCの縣千くんと彩海せらくんと楽しいトークが繰り広げられています。
はじめてのMC担当でふたりはとても緊張していましたが、望海さんの楽しいトーク力にひっぱられて、とても面白い番組になっていました。
望海さんの自然なトーク力は本当に素晴らしいですね。

望海さんは退団予定なので、会話の中で役の包容力、掛け声の入れ方、手や目線の使い方などなど、身に着けた男役芸を後輩に上手に伝授されていました。
日々こうして男役芸が後輩に受け継がれていくのだなぁと嬉しくも思いました。

「男役道」というものは、宝塚の中だけに存在する「歌、ダンス、芝居」という技術とはまた違う、一つの「芸道」だと思います。
「組」という単位の中で、それが受け継がれていくのも面白いですね。
5組あって、それぞれ違っていて、また組替えなどで新しい化学反応も生じて、新鮮な魅力的な男役像にファンは魅了されていくのですね。

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