得意なことに特化したトップスターでいいのでは?
こんにちは、くららです。
今日はこれからのトップスター像について自分の思いを書いていきたいと思います。
偏っているかもしれません。ごめんなさい。

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雪組について

雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の千秋楽が2月3日です。
その翌日が望海さんのXデーとファンの間では考えられています。
あまりにも多くのフラグが立ちすぎているので、もう覚悟して待つしかありません。

そしてこの旅行中も望海さんの「gift」のCDの曲を時々聴いているのですが、歌うための天賦の才能を与えられた方だなぁと本当に思います。
この才能を宝塚内に留めてしまわず、もっともっと多くの人に感動を与えるために、飛び立っていかれるのも仕方ないかなあと。

そして次期雪組トップスターコンビは、彩風咲奈&潤花で間違いないでしょう。
この2人の1番の特徴は、2人がダンスに秀でているダンス特化型コンビ!

星組について
星組、礼真琴&舞空瞳コンビも、現在の一番の特徴は、ダンスコンビ。
今まで見たことのないような素晴らしいダンスで感動を与えてくれています。

しかしこのコンビが更に目指していくのは、だいきほ(望海風斗&真彩希帆)のような、超絶歌うまコンビでしょう。
なこちゃんの歌唱力に対して厳しい声を聞きますが、歌唱力はあると思います。
場慣れしたら、歌にもう〜んと磨きがかかってくるでしょう。
歌ウマコンビニなるはずです!
でも現時点で特別というと、ダンス特化型コンビ

花組について

花組、柚香光くんはプレお披露目「ダンスオリンピア」で、卓越したダンス力を魅せてくれています。
しかし、柚香光くんと華優希ちゃんはダンスコンビではありません。

「ダンスオリンピア」を観て、敢えてそうしているのだと思いました。

5組中、ダンスコンビが3組もいては、面白くありません。
柚香光くんは、ダンスが「得意」と言われますが、芝居も同じくらい卓越した才能をお持ちだと思います。
明日海りおさんが深い繊細なお芝居をされる方でしたが、そのあたりはしっかり受け継がれていると感じています。

そして芝居上手な華優希ちゃんを相手役として、「お芝居特化型」コンビを狙っていると思います。
ビジュアルもピッタリで、萌えコンビとしては、「ちぎみゆ」(早霧せいな&咲妃みゆ)コンビに負けないトキメキを感じるコンビではないでしょうか?

前にも書きましたが、2.5路線のアニメに特化するのでは無く、大人なお芝居もこの二人はいけると思います。
歌は無しで、ストレートプレイで。
ミュージカルは心象表現を歌であらわすために歌いますが、お芝居でそれがあらわせるなら、無理して歌わなくても良いかと思います。
花組の歌が上手な人が歌って聞かせてくれたら素敵な舞台になるでしょう。

「ダンスオリンピア」では、華優希ちゃんは、ダンスが得意でなくても、精一杯頑張っていました。
元々待ち合わせが無い人が、あそこまで頑張れたことは、「トップ娘役という立場を真摯に受け止めている」という意思表示だと思います。
形になって出来るまでには、涙ぐましい努力があったのだと思います。
れいちゃんと相性が良く、互いに信頼し尊重しあっていたら、必ず良いものが生まれてくるでしょう。

柚香光くんの今回の頑張りも、「稽古場が戦場」どころでは無かったと思います。
トップスターとして、「魅せ場」があまりにも多く設けられていました。
それぞれの演目に命がけでくらいついて、初日を迎え、卓越したダンスの数々を魅せてくれています。

この公演は、ダンスコンサート、ダンスの祭典で、ダンスに特化したものです。

花組新トップスター・柚香光の魅力に迫るダンスコンサート。一幕ではギリシア神話の英雄が現代にタイムスリップして巻き起こす悲喜こもごもを描いたストーリー仕立てのショーを、二幕では世界の多彩なパフォーマンスが繰り広げられるエンターテインメントショーをお届け致します。2020年の幕開きを飾る、フレッシュでパワフルなダンスの祭典をお楽しみください。引用:宝塚公式ホームページ

「ダンスコンサート」と「ダンスの祭典」とあって、歌という言葉はどこにもみあたりません。
宝塚は「歌劇団」なので、歌があって当然と言われたらそうですが。

二兎を追う者は一兎をも得ず
柚香光くんのビジュアルとスター性とダンス力と芝居力、それだけでも十分トップスターとして揃っています。
「歌が苦手」なのははじめからわかっているので、歌わないトップスターがいても良いと思います。
「光る得意な部分」を売りにしていけば十分。

高汐巴さんトップの「ダンスの花組」
「ダンスの花組」が話題になりますが、その花組は高汐巴さんがトップスターの時からを言います。
高汐巴さんは、難しいダンスは2番手の大浦みずきさんに丸投げ状態で踊っていませんでした。

ペイさんは若手時代普通に群舞で踊っていましたし、特にダンスが苦手とも思いませんでした。
トップスターに就任してからは、2番手にダンスの得意な大浦みずきさんがいたので、ダンスの場はなつめさんに譲るという風に棲み分けしたのでしょう。
ショーでは、「カーテン前の歌うスター」的なところがあって、トップスターのファンとしては少し不思議な感じもしましたが、ペイさんが楽しんで演っていらしたので、ファンも割り切って楽しみました。
それぞれが自分の得意分野で輝いていた、とてもチームワークと雰囲気の良い花組でした。
5年間トップスターを続けられ、そのあと大浦みずきさんが継いで、「よりダンスの花組」になっていきました。

また昔のことを書いてしまいますが、トップスターの得意なことに特化して、踊れないスターが総踊りの中心で踊ることはありませんでした。
みんなが踊りきった所で、手を広げて出てきて、その場の高揚感をかっさらっていきます。
トップスターは、それで良いと思っていましたが、甘いでしょうか?

現在はトップスターが、どの分野も頑張りすぎなければならない状況です。
突出したものより、全部が総じて出来るスターとなると、大味のスターになってしまいます。

柚香光くんのプレお披露目公演はダンスに特化してみると、本当に驚嘆するほど「素晴らしい」ものです。
まさに「花組新トップスター・柚香光の魅力に迫るダンスコンサート」!

「ダンス特化型」ばかりのトップコンビが3組いても特徴がなければ面白くありません。
それぞれの特徴があってこそ。
歌劇団だから歌えて当たり前だという声も多いでしょうが、「歌わないトップコンビ」がいても面白いと思います。

「踊らないトップスター高汐巴」に対して、みんな好意的に受け止めていました。
そして「ダンスの花組」の基になっています。

柚香光くんの魅力を最大限にいかした「新しいトップスター像」が生まれたら良いと思います。

そして「歌」に拘るファンの方は、歌の得意なスターの組を応援すれば良いし、それぞれのトップスターの特性に合わせて応援すれば良いのでは。

横並びで比較する必要はないと思います。
そしてまた今までに無かった「トップスター像」も、どんどん生まれてきたら良いと思います。
あくまでも私の思いです。偏っていたら申し訳ありません。

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