水美舞斗くんについての願望
こんにちは、くららです。
現在上演中の「ダンスオリンピア」で、とても株を上げているのは水美舞斗(マイティ)くん!
主演の柚香光くんと拮抗したパフォーマンスを魅せてくれています。
持ち味が違うから、二人並んでのダンスが面白い。
数々の歌を歌って、歌唱面でも舞台を盛り上げています。歌がさらに上達しましたね。
マイティがいなかったらこの舞台は成功しなかったと言っても過言ではありません。

スポンサーリンク



『Dream On!』

私は95期の「ホープの1人」としてマイティのことを見ていましたが、とても応援したくなったのはマイティが特別出演した『Dream On!』を観劇した時からです。
マイティが特別出演しない綺城ひか理くん飛龍つかさくん二人が主演の『Dream On!』も観ました。
歌唱力は、あかちゃん、つかさくんの方が上かもしれませんが、ショースターとしての魅力にあふれているマイティ。
真ん中をつとめるのがふさわしい「華のあるスター」だと思いました。

『恋スルARENA』にもマイティは出演するため、この『Dream On!』お稽古は東京公演中から始まっていました。
4月28日(日)に東京公演が終わって、『Dream On!』は5月20日(月)に開幕しました。中1日でお稽古がはじまり、とても過酷だったと思います。
1部2部ともショーで、楽曲だけでも50曲!ダンスもいろんな種類がたっぷり。覚えるだけでどんなに大変だったか。それを魅せるところにまで持って行くには…
出演者は下級生中心の22名と少人数。マイティがリーダー的な役割も担われたと思います。

マイティが時別出演した前半は、マイティが堂々と真ん中のスターとしてキラキラと発光しながら輝いていました。
たくさんの曲も歌っていましたが、短いお稽古期間だったため、歌の数がありすぎて歌いこむ域には達していませんでしたが、上達していました。
ご自分でもこの時期に壮一帆さんとの対談番組で「歌」を頑張りたいと言っていました。

そして『Dream On!』の公演が始まった時には『恋スルARENA』のお稽古も始まっていたので、公演後はそのお稽古に参加されていたようです。
『Dream On!』は1部も2部も踊りがいっぱいあるショーなので、かなりの疲労度だったと思いますが、さらにお稽古にいかれるとは、超ハード。

18年11月22日〜12月16日の「花組全国ツアー」後すぐに「タカラヅカスペシャル」があり、その後すぐに『CASANOVA』のお稽古が始まり、…。
昨年秋から、ほぼ休息のないハードな状況の中、『Dream On!』が上演されました。
「働き方改革」が叫ばれる時代に、それに逆行した宝塚のこのハードさは「どうしたものか」と思いますが、「芸の道」という言葉の上では当たり前なのでしょうか?

『Dream On!』をはじめマイティに対する冷たい受け止め方

「バウホール」は座席数が526席なので、なかなか観ることが難しい公演です。
私はラッキーにも宝塚友の会で当たったのでマイティの特別出演を観ることができました。(後半のあかつか主演公演は定価でチケットサイトでゲットできました。)

バウホールの公演を実際に観れる人は少ないので、マイティが「主演」ではなく「特別出演」という肩書であったため、95期のホープを比較する中で、マイティは「降格」したかのような手厳しいことをいう人が多くいました。

私は実際に観て「素晴らしい!」と感動していたので、「マイティが降格なんてありえない」
あのショースターぶりを劇団が評価しない訳がないと、このブログに書き続けました。

明日海りおさんのサヨナラ公演でも、「青い薔薇の精」では柚香光くんのおじさん役ニックと発表されると、「老け役でやはり降格だ」と言われたりしていましたが、私はそんな訳ないとここでも書き続けました。
蓋をあけてみると、外見も心も美しいニック役で、物語のキーパーソンの一人の重要な役でした。
「マイティはお芝居は少し苦手かな?」と思っていましたが、ニックは良い味を出した自然なお芝居でした。
『CASANOVA』のバルビ神父役で明日海りおさんと一緒に舞台上に長くいたことで、息づいて芝居をするということを学んだと言っていましたが、この公演からお芝居の変化が感じられました。
ショーでも初めて階段おりをして、様々なシーンで活躍していました。
マイティはやはり「ショースター」としてより真価が発揮されます。

出まわっている説の根拠は?
東上公演を2回しなければトップになれないとか言われていますが、礼真琴くんの東上公演は『阿弖流為-ATERUI-』1回だけでトップに就任しました。

バウホールも、芝居とショーを比べたら、芝居の方が上とか言われていますが、それは誰が決めているのでしょう。

バウの特別出演と言うのは今回が初めてです。ポスターやプログラムの真ん中をマイティが飾っていました。
それで全く価値がないというのは、誰が決めたのでしょう?価値が無いものを劇団はやらせるのでしょうか?
今までの経験値で推測がされているのでしょうが、一言でいってしまうと「劇団が決めること」。
応援しているファンの方はナーバスになっているので、根拠のない推測情報で無用な心配に陥れることは好ましくないと思います。
特に今の宝塚は過去の経験則上にない、新しい宝塚のあり方を模索しているように感じています。

「ダンスオリンピア」でのマイティの精一杯の活躍

今回の「ダンスオリンピア」も蓋をあけてみれば、とても貴重な存在として光り輝いていました。
「ダンスオリンピア」で主演のれいちゃんはもちろん素晴らしいですが、それに負けないくらいマイティも。
ダンス力が素晴らしいのは周知のことですが、どんなダンスにもさらに磨きがかかり、歌唱力も向上し、自分の魅せ方も「男役11年目」として熟成されてきています。

客席降りの時は、多くの人とハイタッチしようと全力で頑張っていました。
この公演を精一杯頑張って盛り上げようとしているのが感じられました。
同期のトップのれいちゃんの一番身近な存在として、れいちゃんを支え、公演を支え、「マイティの筋肉」は本当に頼もしい。

水美舞斗の歩んできた道

マイティは入団時の成績は3番。「オールマイティ」に何でもできるから、マイティという愛称。
研1の夏にれいちゃんと一緒に花組に配属されました。
研3の10月、壮さん主演の『カナリア』(梅芸ドラマシティ・日本青年館公演)に2番手男役ウカに抜擢されました。その時のヒロインが実咲凜音ちゃん。
研4の終わり『オーシャンズ11』では、モロイ兄弟で柚香光君とペアでした。
研6の「100周年の年」かられいちゃんが新人公演初主演からバウ初主演と抜擢されてスター街道を進んでいくようになりました。
マイティも研7の時に『カリスタの海に抱かれて』で新人公演の初主演をつとめました。

れいちゃんがトントン拍子に番手があがり、昨年11月に明日海さんの後を継いでトップスターに就任。
ちょうどその頃、「Brilliant Dreams「水美舞斗」~stage~」編の、今後演じたい役は?の質問に対して
「先生たちがくださる役が楽しみです」とマイティは応えました。

その前に「ファンの見たい役」がいろいろとあげられていました。ファンは主演の役を上げています。
この番組に出るスターは、おおかた主演の役を、やったみたい役として応えますが、マイティは「与えられた役を」という謙虚なこたえでした。
れいちゃんがトップになるので、自分の主演を希望する心境では無かったのでしょうか?
マイティの気持ちはわかりません。

しかしファンは期待しています。
「ダンスオリンピア」を通して、マイティのファンになる方は多いと思います。(現在進行形)
技術力だけでなく、美男子度も年々上がっています。本当に美形!

かつて花組には「やんみき」(安寿ミラ&真矢みき)「おさあさ」(春野寿美礼&瀬奈じゅん)と男役12のコンビの人気がありましたが、ショーでの「まいれい」売りも、持ち味が違うだけに、とても良いと思います。
自分に奢らず、一心に同期のれいちゃんを支えている「実力者マイティ」を単なる支えで終わらせるのはモッタイナイ!

マイティは中卒で入学しているので、95期の中では一番若い!
まだまだ先が期待できる男役さんだと思います。

すぐにどうこうという話ではないですが、いつか「マイティトップもあるのでは?」と願っています。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク