新生宙組公演2回観劇と訃報を受けて
こんにちは、くららです。
ショックなことだったので、すぐにブログを書けませんでした。

昨日午後3時半の宙組の阪急交通社貸切公演を観劇しました。
宙組組長だった寿つかささんが貸切公演の司会者で、開演前にご挨拶で登場された時から渦のような大歓声の盛り上がりでした。
終演後には芹香さんのご挨拶もありました。

初日、2日目とお祝いムードにあふれていました。出演者のみなさんは「新生宙組が始まった!」というエネルギッシュなパワーにあふれていました。
私はただ一つ娘役さんの休演が心配でした。

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娘役さんの休演

初日はお芝居のはじめの方で、ランプの油を間違って「不老不死の薬」として渡されて飲んでしまう夫人の役をされていましたが、2日めは渚ゆりさんに代わっていました。貴族のシーンにもいらっしゃいませんでした。

ショーの第8場「Blue SKY」は風色日向さんと4名の娘さんのシーンです。2日めは3名の娘役さんになっていてお顔が見えなかったので、休演されていることがはっきりわかりました。

「コロナなのかな。はやく復帰されたら良いな」と思っていました。

帰りの電車の中で知った報道

帰りの電車の中で「X」を見ていたら、「宝塚歌劇団所属の25歳の女性が死亡」というショッキングなニュースがありました。

私が心配していたタカラジェンヌのお名前をあげて、そのニュースの該当者で無かったらよいのに、という書き込みを何個も目にしました。

私は気づきませんでしたが、劇場の入り口に「休演者」としてその娘役さんの名前が掲げてあったそうです。公式ホームページでは発表されていませんでした。

観劇後の幸せいっぱいだった気持ちが、その瞬間からショックで心配で一杯な気持ちに変わりました。夜もあまり眠れませんでした。

本日の宙組公演が中止になったことから、お亡くなりになった方が、私の心配していた娘役さんである可能性は高いかもしれません。

でも正式に発表されるまでは、お名前を出すことは控えます。

お亡くなりになった方が安らかに眠られますよう心よりお祈りいたします。

そして大切なお嬢様を天に送るご遺族のお悲しみはいかばかりかと。私は親世代なので、想像もつかない断腸の思いだと思います。本当に胸が痛くて哀しいです。

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出演者、生徒さんたちの心

昨日の2回目の公演が終わるまで、出演者たちには何も知らされていなかったと思います。いつもと変わらない笑顔をふりまいて、全身全霊で「新生宙組」の素晴らしい舞台を魅せてくださっていました。

阪急交通社の貸切公演だったので、芹香さんは終演後のご挨拶で、寿つかさ元宙組組長が開演前に挨拶で登場されて舞台を凄く盛り上げて下さったことを「流石」と喜び、舞台上で会えたことを「ありがとうございます」と感謝されていました。

笑顔で両手でお手振りをされて「トップスターとして初めての貸切公演のご挨拶」をされて、幕が降りて劇場はとても温かな空気に包まれていました。

その後、出演者たちは訃報を知らされたのだと思います。そのショックは、私などと比べられないほどの大きなものだったでしょう。

複数の生徒さんたちが体調不良を訴えられているとのことです。

幸せの絶頂から悲しみの底に。2回公演のお疲れの後だけに、その衝撃や辛さや悲しみは筆舌に尽くしがたいものだったでしょう。

傷ついてしまった心は簡単には癒えません。生徒さんたちの心を大切にしていって欲しいです。

舞台人は「親の死に目にも会えない」と言われ、そこまでプロ意識をもって舞台に立つことが求められる世界です。
でもコロナによって、舞台に立つことが「絶体」という意識も変わってきています。

このあたり私が口を出すことでも無いと思いますが、どうか最善に進めていかれることを願っています。

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宝塚歌劇団には誠実であって欲しい

現時点で宝塚歌劇団は詳細なことは何も発表をされていません。そのあたり不信感を買っているようですが、ご遺族の意向もあると思います。
ご身内での通夜や葬儀が終わってからとか、いろいろあるかもしれません。まずご遺族の思いを尊重しているのだと私は思っています。

そして何よりも歌劇団には誠実であって欲しいです。

私の記憶の中では、現役生の自死は初めてです。非常事態だと思います。

もみ消しなどせず、週刊誌報道など関係なく、時間がかかっても劇団が精査して2度と追いつめられて自死したりする生徒が出てこないような組織に改善していって欲しいです。

「一人の命は地球より重い」という言葉があります。「命」の大切さを教訓にして、本気で改善に取り組んでいってください。

宝塚は毎年、容姿端麗で優秀な少女たちが「宝塚受験」を経て音楽学校に入学してきてスターになっていくというプロセスで成り立っています。今の宝塚のままでは宝塚受験を目指す少女や応援する家族を減少させてしまうでしょう。

過去がどうであれ、未来は変えていくことはできます。それが令和にいきる企業です。

私は10月3日(火)15時半のチケットも持っています。このチケットが無駄になっても、全然かまいません。

でも芹香さん率いる新生宙組の舞台は本当に素晴らしいので、公演の再開も待っています。

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