99%の期待と1%の不安雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』
こんにちは、くららです。ご訪問ありがとうございます。
今日は宙組の集合日かつ雪組の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の制作発表があり、5人写りの豪華なポスターも公表され、心のアップダウンが激しい日でした。
あーさ(朝美絢)の美しすぎる娘役キャロルには驚きましたね。
そしてみんな洗練されたカッコ良さでゾクゾクしました。
チラシの裏の望海さんのカッコ良さも最高!
(28日に一部書き直しました)

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雪組公演のチケット難は必至

来年の雪組の大劇場のお正月公演、いつも先行でチケットをとっていたところで雪組では初めて購入できなくて、「雪組の人気は凄すぎる!」と思っていたところに、本日「観たい!」を何百倍もかりたてる素敵なポスターと、制作発表まであって、「チケットがとれないかも」と心配性の私は心配を駆り立てられています。

この公演の期間は、宝塚が1月1日(水)~ 2月3日(月)東京が2月21日(金)~ 3月22日(日)と、共に短期間公演です。
そして「来年2作目はだいきほのXデーかも?」とも噂されていて(私は信じたくないですけど)チケット難が必至
その上「制作発表」という販促活動をされると、さらにチケット難が増していきそう。(冠公演でも無いのに。)
ひとつ前の雪組『壬生義士伝』の制作発表会は、全般に暗かったので、観たいという期待値があがるほどのものでは、ありませんでした。
しかし今回のものは、まだ取材記事と写真を見ただけですが、期待値がキューンと上がりました。実際に動画で見るとさらに上がりそう。

今日が集合日の宙組『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』は、制作発表会も無く、ポスターも「男役としての魅力があふれている宙組のワン・ツーが何故このポスター?」と疑問があふれるもので、わざとカッコよくないポスターにしているとしか思えません。
制作発表会も行われず、惹きつけない「ポスター」で開幕した方が、チケットを無難に確保したい私には、有難いように感じています。
先日も書きましたが、今の宙組は真風・芹香中心に若手に至るまで魅力と勢いと人気があるので、どんな状況でもチケットは売れていくでしょう
今日配役発表があって、何とか『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』の内容を理解しようと努力しています。
また長くなるので宙組については、次回書きたいと思います。

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』出演者

ポスターでは、望海さんが「オーシャンズ11」のベネディクトの感じで、薄化粧で若返っているように感じました。
「アルカポネ」では黒塗りでしたが、美しい素顔が生かされたメイクの方が私は好きです。
でも大劇場の舞台化粧となると濃くならざるおえないのかな?だいもんの素の美しさが舞台化粧に反映しないのは、残念です。
少年時代から大人までを一人で演じるそうです。
「星逢一夜」でも、子ども時代から演じていたので、違和感無く見事に演じられるでしょうね。

『Brilliant Dream +NEXT 彩風咲奈編』の「男役一品披露対決」では、望海さんは映画「ゴッドファーザー」のDVDが、「男役のバイブル」だと言っていました。
「目線、目のやり方、手の持ち方などなど」参考書のようにして見ていて、男役のロマンが詰まっているとのこと。
ロバート・デニーロの主演「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の映画は、アルカポネなどのマフィア役を何度か演じるにあたり、今までも何度も勉強のためにご覧になっていたそうです。
小池先生は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を雪組で観てみたい、と個人的に思い、レオーネ監督の映画そのものを扱いたくて、複雑な権利交渉を乗り越え、実現の運びとなったそうです。
また「権利交渉」の上とのことなので、映像に残るのだろうか?が最大の関心ごとです。
今回も「20世紀号に乗って」と同じような「映像も音源も残らない」ことになったら、悲しすぎます。

望海さんは、小池先生の好きな作品と聞いていたので、いつか宝塚で舞台化されるならば出演したいと思っていた待望の作品だそうです。願いが叶って良かったですね。
小池先生の「雪組で観てみたい」には、「望海風斗主演で」という思いが、まずあったと思います。

今までの経験+望海さんの巧みな技術で、哀愁が漂う大人男性の新たな男役像を魅せてくれるでしょう。
映画の主題歌の名曲「アマポーラ」は有名ですね。
望海さんなら、艶やかな心に響く歌声で聴かせてくださるでしょう。
今日の制作発表会は、ダンスパフォーマンス中心で歌は無かったようです。

デボラを演じる真彩希帆ちゃん
「デボラは、何を思っているんだろうと思わせるような、不思議な瞳をした女性。そんな、少女と大人の狭間を、うまく表現できたらいいなと思います」と。
“不思議な瞳をした女性”という真彩ちゃんらしい素敵な表現力、きっと魅力的な女性を魅せてくれるでしょう。

マックスを演じる彩風咲奈ちゃん
「新しい挑戦の役。映画で観たマックスの印象的な表情の中に込められた気持ちを大切に演じたい」と。
シャープな魅力が増していますね。

ジミーを演じる彩凪翔くん
「意思がしっかりして、自分を持っている。大きな力にも屈しない強さをもっている魅力的なジミーを、説得力をもって演じたい」と。
眉間のシワまでカッコイイですね。

女役のキャロルを演じる朝美絢ちゃん
「キャロルという女性を華やかに、色気たっぷりに演じていきたい」
小池先生が「男役として出演する場面もある」とフォロー。
ダンスシーンのよう。多分フィナーレでしょう。
あーさの美女だけでなく、美青年も見れるのですね。よかった!
あーさは『NOBUNAGA』妻木、『グランドホテル』のラファエラ、雪組に組替え早々『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』でのショートカットが素敵な女性役など。
美しい顔立ちなので、女性役が良く似合いますが、それ以上にカッコイイ男役も絶対必須!小池先生がファンの心理をよくわかってくださっていて嬉しいです。

ワンス アポン ア タイム イン アメリカは、人生のアイロニー?

ニューヨークで暮らす移民の少年たちが、ギャングとして成り上がっていく過程で育む友情と絆、恋を中心に、その後の悲劇的顛末までをノスタルジックな情感で描き上げるそうです。

小池先生がこの作品の見どころを「人生のアイロニー」と語られたようです。

アイロニーとは、皮肉。あてこすり。また,皮肉を含んだ表現。風刺。
ちょっとこの小池先生の言葉に驚いてしまいました。

他の記事を読むと、その言葉のあとに
「人生のアイロニーですね。
望海は、男役としての華やかさに加えて、さまざまな経験を経たことで“哀愁”も出せるはず。
そこが魅力になると期待しています」

「人生のアイロニー」とは、否定的な言葉では無く、望海さんが醸し出すペーソスなのでしょう。

映画では宝塚にふさわしくないシーンは?
私は映画を見ていませんが、ご覧になった方には、宝塚的でない描写が多かったという声が多いです。
最後は悲劇的顛末を迎えるようですが、「宝塚のお正月作品」なので、小池先生が宝塚風に上手にアレンジしてくださることを期待しています。
宝塚の作品に必須の、愛と夢は織り込まれていて欲しい。

小池先生が自身の集大成として挑まれる大作ミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』、不安1%期待99%です
いや、望海風斗率いる乗りに乗った雪組にかかると、期待100%、いや1000%です♪

公演終了後「さよなら皆様」の曲が流れる中、観劇した皆さんが柔らかい、満足そうな、笑みを浮かべて劇場を後にされている光景が好きです。
私もその中の一人です。
いつもと同じ幸せに満ちて劇場を後にできる作品になるといいなと思います。

現在雪組は全国ツアーと「ハリウッド・ゴシップ」の二つに分かれてお稽古している中、来年早々の本公演の制作発表会がありました。
ひとこちゃん(永久輝せあ)と朝月希和ちゃんは、全国ツアーを終えると同時に花組に組替えになるので、自分たちの出演しない公演の準備が進んでいることに、少し寂しい気持ちを味わったのかな、と思っています。
でも組替えになる人たちも複雑な気持ちの中、前向きに進まれていくでしょう。

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