『アルジェの男』 からの 妄想人事
星組全国ツアー礼真琴君主演『アルジェの男/ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』は、すごい人気のため超チケット難です。
元々人気のある礼真琴君主演な上に愛月ひかる君が特別出演ということで、爆発的な化学反応をひき起こしたのでしょうか?
とても観てみたい気になるのは当然だと思います。

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カフェブレイクでの礼真琴君の不安げな全国ツアーの話

礼真琴君が全国ツアーに対する思いを話していました。

とても緊張しているし、不安でいっぱいなんですけど
作品が楽しみですし、沢山勉強させていただげると思うと…

毎日幸せな日々が待っていると覚悟している

と、神妙な覚悟した顔つきでこたえていました。
「毎日幸せな日々を覚悟」という成り立っていない言葉のフレーズから
プレッシャーとか責任とか大変な様々な思いを抱いているのが伝わってきます。

同期が前回まわったので」とそれが少し自信になっているよう。
同期の花組柚香光君は、昨年12月に主演で既に全ツを経験ずみ。
同期の水美舞斗君、真鳳つぐみちゃんと一緒で心強かったことでしょう。

しかし真琴君は、今回同期は他に出演のため、一緒にまわる同期ナシ
ひろ香祐君、瀬央ゆりあ君は「鎌足組」
紫りらちゃんは、「轟悠ディナーショー」
この采配には意図があるとしか思えません。

専科愛月ひかる君が特別出演する理由

そこで頼りになるのが、専科から特別出演の2期先輩の愛月ひかる君。
愛月ひかる君について質問されて、

愛様には
初舞台からお世話になっています。(2009年、宙組公演「薔薇に降る雨」「Amourそれは…」)
お話を「タカスペ」などでもして、仲良くしていただいていました。
同期は一緒にまわる同期はいませんが、
頼もしい大きな力を貸していただけると。
はるこさん(音波みのり)も 頼りにしています。
エネルギーと勢いだけは、まかせて…

舞台に上がれば何でも完璧にこなせるのに、いつも謙虚で自信に満ちたことを口にしないのが真琴君の良いところ。

真琴君の上級生は、組長、音波みのりさん、愛月ひかる君さん含めて7人だけ。
後は現在研1のう~んと下級生まで含めて27名、総勢35名。

花組は95期同期3人全員が全国ツアーになったのに、礼真琴君は同期を他の公演にまわしたということは、
「愛月ひかる君と仲良くする作戦」を組まれたのだと思います。

愛ちゃんの先日の博多座公演は専科からの出演といっても、宙組なので何の問題もなかったでしょう。
楽屋のお部屋は専科専用のお部屋になったのかな?

今回の星組は、はじめての専科から知らない組への出演で、しかも全国ツアーだから、同期の夢妃杏瑠ちゃんがいるものの、きっと不安や心配は礼真琴君以上でしょう。
不安同士の二人が、全国ツアーでトップ、2番手として組むことで、とても仲良く親しくなることは、間違いないでしょう。

その後、愛ちゃんは「吉﨑憲治&岡田敬二 ロマンチックコンサート」に6月1日~2日外部出演することになっています。
全国ツアーが5月23日に北海道で終わるので、ハードスケジュールです。
しかも元トップスターのOGたちを中心に宝塚歌劇を彩ってきた名曲の数々、主題歌を歌い継ぐスペシャルステージとのこと。
歌唱力に自信があるともいえないので、<宝塚歌劇団 特別出演(専科)>として美穂圭子 悠真倫と共に出演するのは、かなりのプレッシャーかと。
歌劇団も愛ちゃんに試練を与えますね。それだけ成長を願われているのだと思います。

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愛月ひかるは星組と縁が強くなるのでは?

そしてくららの勝手な予想では、礼真琴君が星組トップになった時には、再び愛ちゃんが助っ人として星組に来るのではないかと思っています。
そのための予行演習と言うか、準備期間として全国ツアーでずっと各地を巡りながらお互いの気心が知れるようになって、良いコンビになっていく。
(くららの勝手な妄想シリーズは続いていきます)

真琴君と愛ちゃんは、ベストコンビになります。

少し前の宝塚では、トップスターを頂点にしてビラミット型になっていましたが、
現月組はトップと二番手が5期差の上級生。
今度鳳月杏が組替えして戻ってきても、2期差の上級生となります。(2番手になるかどうかわかりませんが)

トップスターになると幹部部屋というのが少し前までは通常でしたが、最近はトップより上級生が何人もいるため、「トップスターが幹部部屋にならない」傾向が強くなってきています。

星組は、実力、人気、将来性全てが揃っている礼真琴が、100%次期トップだと思います。
88期の紅ゆずるから95期の礼真琴にトップのバトンを渡すのは、突然7期若返ることになります。

その急激さを調和するのに、愛月ひかるが2番手としておさまることが、丁度良いのではと思うのです。
礼真琴は、実力は十分申し分ないけれど、精神的に上級生の「支え」が必要かと。
今回のカフェブレイクでも「同期が一緒に回らない」ことを公言するぐらいですから。
そして宝塚を特別愛している愛月ひかる君は、礼真琴君を支えるスターとして、人格面でも適任だと思います。

現在「専科」に所属しているため、星組に組替えにならず、専科のまま星組特別出演という流れの方が強いかもしれません。

「アルジェの男」について

「アルジェの男」は、柴田侑宏作品で、宙組博多座の『黒い瞳』、花組博多座の『あかねさす紫の花』、星組中日劇場『うたかたの恋』雪組全国ツアー『琥珀色の雨にぬれて』…
地方での公演と言うと100周年以降柴田作品が定番ですね。くららは人間ドラマが息づいていて心情が練りこまれている柴田作品が大好きです。

1974年星組鳳蘭主演「アルジェの男」が初演

安奈淳さんと鳳蘭さんは星組の2トップでしたが、この「アルジェの男」から鳳蘭さんが星組で単独トップとなり、名娘役だった大原ますみさんが退団されたため、しばらく固定トップ娘役を決めない体制がとられました。(この作品は月組で1974年「ベルサイユのばら」が大当たりする直前の公演です。)
そのため、初演では「サビーヌ」「エリザベート」「アナ・ベル」の比重は同じでした。

約10年後に峰さおりさんのトップ就任公演の時に再演され、前トップ瀬戸内美八の相手役だった姿晴香が1公演のみ残ってサビーヌを演じて退団しました。
その後峰さおりの相手役は南風まいと湖条れいかの異例のダブル娘役トップ体制になりました。
昭和の「ベルサイユのばら」で盛り上がった後の娘役人事は他組でも謎が多く残るものがありました。

2011年月組の大劇場で霧矢大夢主演で上演されました。

2011年月組の大劇場公演配役
ジュリアン・クレール … 霧矢大夢(紫門ゆりや)
サビーヌ       … 蒼乃夕妃(愛希れいか)
ジャック          … 龍真咲(鳳月杏)
アンリ・クローデル  … 明日海りお(珠城りょう)
エリザベート                 … 彩星りおん(咲希あかね)
アナ・ベル                     …花陽みら(愛風ゆめ)
()は新人公演
2019年全国ツアー配役
ジュリアン・クレール   … 礼 真琴
サビーヌ         … 音波 みのり
ジャック         … 愛月 ひかる

月組主演コンビは、ダンスの名手だったので、ダンスの場面が印象的でした。
今回の星組も礼 真琴・音波 みのりで素晴らしいダンスの数々を魅せてくれそうです。

アンリ・クローデル役は、月組公演の時に3番手明日海りおのために、わざわざ作られた役のようです。
今回の星組では、紫藤りゅう君ではないかとくららは予想しています。
小顔でスタイルも良く、ダンスも歌もできて人柄もよさそうなのに、なぜかスター路線には乗れそうで、のれない紫藤君。
今回活躍してくれると期待しています。

娘役の推しは、桜庭 舞ちゃんと水乃 ゆりちゃんなので、エリザベートとアナ・ベルは決定でしょうか?
アナ・ベルはピアノが弾けなければならないようですが、全国ツアーにピアノは持っていけるのかしら?
移動のたびに調律が大変ですよね。

「霧深きエルベのほとり」 では、礼真琴君も綺咲愛里ちゃんもお芝居の中でピアノを奏でていてスゴイな、流石タカラジェンヌはお嬢様だと感心しました。
ほとんどのタカラジェンヌは、ピアノが弾けるのか?というのが、「霧深きエルベのほとり」からくららが少しきになっていることです。(どうでもよいことですね)

月組の「アルジェの男」のポスターに、3番手明日海りおまで4人写っていました。
この頃から、まさ・みりは、推し推しであり、新人公演をみても、愛希、鳳月、珠城は推し推しで。
月組の路線体制はいつも鉄板ですね。

今回の全国ツアーの星組期待の新人としては、くららは極美 慎君、天飛 華音君の活躍を期待しています。

そして愛月ひかる君のジャックは、不良少年のチンピラの黒い役のようです。(定番ですね)
ジュリアンに嫉妬心を抱いていて、何とかして失脚させようとジュリアンにまとわりついていくみたい。
愛ちゃんの役が酷ければ酷いほどドロドロとしいてればしているほど、主役の真琴ジュリアンが光るので、良い組みあわせになるでしょうね。

『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』については、まだ東京で公演中であり、
七海ひろき君の退団公演であり、紅ゆずるさん、綺咲愛里さんの主演公演です。退団一つ前の公演を「プレ退団公演」と呼ぶのでしょうか?
そのまま2番手真琴くんが主演で全国をまわることに違和感や残念な思いもあります。

でも、別作品として、観劇時は楽しもうと思います。
宝塚ファンには、割り切りも大切です。

今回の公演、梅田芸術劇場のB席さえ当たらず、あきらめていましたが、札幌の公演にとても安く行けるので、札幌で観ることにしました。
「どうして札幌公演が安いか?、」については、次のブログに記しますね。

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