月組アフロ祭りに遭遇!
こんにちは、くららです。
月組公演「桜嵐記/Dream Chaser」も残すところ後3回となりました。
土曜日の午後3時半公演が、私の最後の「珠城さんの生観劇」でした。

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月組の伝統芸に遭遇!

お芝居でも、ショーも、感動に浸りきっていたら、ショーの中詰めで、とんでもないことにに遭遇してしまいました!

月組に代々伝わる謎の伝統行事「ア フ ロ 祭 り」です。

月城さんの「I’ll be back」が終わると、
中詰「Dawn」はせりに「脚長トリオ(珠城・鳳月・暁) 」が並んで、スタイルの良さを見せつけてくれるところから始まります。
私の大好物のシーン。

ワクワクしながら目を向けると、3人がシルエット状態で、いつもの超脚長スタイルと様子が違います。
頭のあたりに重心があって、「何コレ?もしかして?」
客席がざわついてきて、ありちゃん、ちなつさん、珠城さんに次々にスポットがあたって全容が見えてきました!

ありちゃんは、青アフロ。
ちなつさんは、紫アフロ。
そして、珠城さんは、薄い黄色と濃いめの黄色の二つ重ねの大きめアフロ。

アフロ祭りが始まったようです!

客席は、割れんばかりの大拍手で、大興奮、そして手拍子も自然に起こっていました。

さらに次々と、白と黒のアフロの組子たちが飛び出して来ます。

月城かなと君、美園さくらちゃんがアフロで登場した時も、笑いと拍手と手拍子が盛んでした。

美園さくらちゃんは、白いアフロに紫の巨大リボンが可愛い。
紫は衣装のドレスの裏地と同じ色でした。

月城かなと君は、ピンクアフロに小さく三日月のマークがついていました。
流石「月を継ぐ人」だなと思いました。

すると、珠城さんが「アフロのお着換え」をして登場!
シルバーの大きなアフロに、大きなお月様が付いていました。
衣装のアクセントになっている部分の生地とアフロの鉢巻きのようなキラキラの生地が似ていたので、衣装部さんが用意されたのかな?と思ったり。
でも手作り感満載だったので、組子でつくったのかな?

海乃美月ちゃんがオレンジアフロ。

風間柚乃くんがグリーンアフロ。

白いアフロは、退団者でした。
紫門ゆりやさんと輝月ゆうまさんは、異動なので黒。

風間くんまでの番手スターと次期トップ娘役の海ちゃんは色つきアフロというのも、序列の宝塚だなぁと再認識。

「アフロ祭り」について

中詰なので、「アフロ祭り」に、組子の全員が参加していました。
和風ぽい衣装に、全員様々なボリュームのアフロ頭で、舞台全体にアフロが広がっている光景は壮観でした。

頭がアフロなこと以外は、内容は通常通りで、バリバリに歌って踊っています。
嫌、違いました。珠城さんの掛け声が、「アフロ!」というイケボでした。

真面目に歌ったり踊ったりするから、余計に客席は受けます。

大きな月のついた巨大なアフロの珠城さんと大きなリボンのついたアフロのさくらちゃんが、従来通りの表情でデュエットダンスをするのですが、それを普通に見ることができますか?客席は爆笑の大受けでした。

その姿で珠城さんは格好良く指差しをしたり、きざったり。
アフロ姿から醸し出される雰囲気が、もう何とも言えないものでした。
しかし珠城さんは、どんなに頭が爆発していても、お笑い風でも、格好良さに揺るぎがありませんでした。

アフロが初めての下級生には、少し照れくさそうな、嬉しそうな、初心者マークの雰囲気が漂っていたように感じました。
アフロのモリモリ度も、人それぞれで、下級生で爆発していた子もいましたが、初々しかったです。

客席の手拍子がハンパなく、もう最高の盛り上がりでした。
こんな興奮に溢れたパフォーマンスは、なかなかありません。
昔からの「月組文化の伝統のアフロ」に初めて遭遇できて、本当に嬉しかったです。

舞台の上のタカラジェンヌたちも、この盛り上がりに、より一体感を感じていることでしょう。
それが月組の団結力に繋がるのかな。

珠城さんが月組トップスターになってからは、「BADDY」の時にアフロ祭りがあったそうです。3年ぶりですね。
その前は、龍真咲さんのサヨナラ公演の時だったそうです。

真琴つばささん、檀れいさんの時代の「アフロ」の話を聞いたことがあります。
それ以前は無いので、その頃からの伝統でしょうか?(もっと前かもしれません)
昔は「アフロ祭り」の頻度が高かったようです。

聞いた話では、休演者がいる時は「アフロ祭り」は無いそうです。一羽萌瑠さんが、6月17日(木)11時公演より復帰しました。それで今日あったのでしょうか。一羽萌瑠さんは、千秋楽まで休演というお知らせでしたが、はやく復帰できて、千秋楽にも出演できて良かったですね。

また、「アフロ祭り」は、貸切公演や総見の時などに行われるそうで、今回のように通常公演で行われるのは珍しいようです。

月城かなとさんについて

このアフロ祭りの中詰の次は、「HUMAN OF LIFE」で、下手から月城かなとさんが登場して歌うシーンでした。
興奮した客席の割れんばかりの拍手が凄かったので、前奏がしばらく流れませんでしたが、前奏が流れるとれいこちゃんが登場して、いつも通りに歌を聞かせてくれました。
力強い歌声で、劇場の空気をガラッと変えることのできる月城かなとくんも凄いなと思いました。

そして、袖で拍手が鳴りやむのを待っていたれいこちゃんは、「この月組のアフロ祭りを継承していこう」と絶対に思ったはずです。ものすごい盛り上がりでしたから。

れいこちゃんがトップスターになっての、「アフロ祭り」にも、遭遇することができたら。確率的にはなかなか難しいでしょうね。

本来なら、珠城さんの最後の生観劇を感慨深く楽しむ予定でしたが、「思わぬアフロ祭り」に遭遇して、感情の忙しい観劇日でした。
月組の大劇場公演も後2日です。
どうぞ、無事に駆け抜けていかれますように。

千秋楽のライブ配信を楽しみにしています。

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