宙組『BAYSIDE STAR』観劇感想

こんにちは、くららです。宙組公演を観劇してきました。
桜木みなとさんの一番の魅力は3拍子揃った実力もありますが、屈託のない笑顔だと思います。つくり笑顔ではなく心が伝わってくるもの。プロローグの銀橋で、桜木さんが銀橋を駆け抜けていく宙組生みんなと笑顔でアイコンタクトをとられていて、新トップスターの桜木さんの組子に対する温かさスピリットを感じました。

そして専科から異動してきた水美舞斗さんも笑顔が素敵。サービス精神旺盛で華があって押し出しが強くて、新生宙組で一際輝いていらっしゃいました。

これ以降書くことは、盛大にネタバレしています。それでも良い方だけ読んでください。

プロローグ 横浜

バイクのライダーたち

夜の横浜、けたたましいバイク音が鳴り響く中、舞台上にはライダーたち。オーケストラボックスから颯爽と登場してきたのは、桜木みなとさんではなく、リードライダーの鷹翔千空さん

開幕早々オーケストラボックスから一人で登場するのは、トップさんか2番手さんという記憶しか私にはありません。鷹翔千空さんはお芝居、ショー共に活躍は3番手だと思いました。

豪華客船 横浜港から出発!みんなスチールの衣装

桜木船長(キャプテンM)がキラキラの豪華な制服と帽子で登場。お客さんはフェアレディの春乃さくらさんだけ。
あとはみんな士官(officer)。士官の衣装は水美さんは紺色で豪華仕様。鷹翔さんと風色さんは緑色。あとは男役さんも娘役さんもみんな紫色。

ベリーグッドガール4人だけ、ゴールドのダルマ姿。
二葉ゆゆさん、きよら羽龍さん、山吹ひばりさん、美星帆那さん。

横浜を出航する旅立ちにあたって、船内でレビューが上演されていて、次々にスターが歌い継ぎながら全員勢ぞろいの華やかなオープニングでした。主題歌『BAYSIDE STAR』は夢のあるワクワクする曲です。

歌い継ぎでは、雪組から組替えの愛すみれさんと叶ゆうりさんがペアで歌うシーンもありました。

「ウィーアー!」亜音有星

『ONE PIECE』)の主題歌「ウィーアー!」を亜音有星さんが歌います。旅立ちにふさわしいワクワクするような曲です。桜木さんの大好きな曲で、亜音さんは桜木さんからもアドバイスを受けたそう。難しい曲だと思います。

ケープタウン

「ウィーアー!」の歌が終わる直後に、下手花道に水美さんが登場。華麗に側転を披露!お見逃しなく!

「ブレイキン」のコンテスト。激しいダンス合戦。水美さんの身体能力の高さを見せつけられます。

日本から来た水美(MINAMIX)とパートナーの春乃(SACTY)が、ブレイキンのコンテストに飛び入り参加して、チャンピオンの風色(HYUGACKT)と熱いバトル。

レフリー役(歌含む) 天彩みねりさん、雪輝れんやさん、真白悠希さん。

勝利したゴールでは、「恋のゴールドメダリスト」を水美さんと春乃さんが歌って踊っていました。

風色(HYUGACKT)のパートナーの(KANONNO)結沙かのんさんのダンスも迫力ありました。

水美さんと春乃さんはペアとして、雰囲気も歌声もとても合うなと思いました。

エーゲ海とナポリ

コミカルな桜木フィッシャーマンの場面。

イケメンでモテモテだと思っている桜木フィッシャーマン、誰かを探している旅人の美女のハニー(山吹ひばり)と出会ってひと目ぼれ。亜音有星さんたちチャラ男のライバルを押しのけて、自分が掴んだと有頂天になっていたところに、気弱な青年のダーリン(鷹翔千空)がやってきて、ハニーはダーリンの元に。桜木フィッシャーマンは「自分じゃなかったんだ」となります。

コミカルな桜木さんも味があって面白いです。それ以上にメガネと帽子で真面目そうでおとぼけな鷹翔ダーリンが何とも言えない面白味がありました。超美人のハニーがダーリンの相手という落ちもなかなかのもの。

中詰め 西海岸U.S Cosmic TV Show

DJマップ(松風輝)&DJココ(湖々さくら)登場。ミュージックアワー風に懐かしい英語の名曲が次々と歌い継がれていきます。
♪Take me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)
二葉ゆゆ、泉堂成、奈央麗斗
ドジャーズ(青)とジャイアンツ(オレンジ)のファンたちも出て来ます。(メジャーリーグ)

♪Runaway
風色日向、きよら羽龍

♪Lipstick on Your Collar
天彩峰里、亜音有星、大路りせ

♪One Way Ticket
鷹翔千空、山吹ひばり

♪Jonny B.Goode
春乃さくら

♪Mr. Lonely
桜木みなと

桜木・春乃デュエットダンスの時の歌手は鳳城のあん、楓莉かの。

第2テーマ曲「Heart Beat」
水美さんは白いモフモフとギラギラ銀マントで登場。
水美さんが出てくると、華やかになります。それまでの英語のポップス曲で馴染みにくかったので、日本語の歌を歌ってくれて余計に安心感というか親近感。(英語が理解できない私の感想です)

客席降り

1階席は4列に分かれて後方までだそう。

2階席は、ドジャースのユニフォームの男役さんたちの真ん中にに研1の澄花まいさんがジャイアンツのユニフォームで来てくれました。
恥ずかしそうにハイタッチしたり、とっても初々しかったです。

音楽学校の文化祭でヒロイン役で注目を集め、可愛いと評判の澄花さんなので、ひとりだけ客席降りメンバーになったのも頷けます。

新トップスリー

桜木さん、水美さん、春乃さん3人と客席が、手拍子などで交流。三人ともお話が上手でショースター。

ブエノスアイレス 

鷹翔千空さんときよら羽龍さんのタンゴ。パワフルで素敵でした。ラストは二人の歌も。

シンガー 嵐之真さん、梨恋あやめさん。

フィヨルドの奇跡 スカンジナビア

北欧の神話をモチーフにしたもの。

桜木さん美青年役。奈央麗斗さん演じるフィヨルドの風が下手スッポンからせりあがってきてビックリ。このシーンでは桜木さんにずっとくっついていました。今回奈央麗斗さんはいろんなシーンで活躍されています。

難破船で漂流した美青年は、風色さんたちのバイキングの亡霊によって海に引き込まれ、美青年はフレイヤ姫(春乃)と出会い恋をします。しかしフレイヤ姫(春乃)やエイギル(水美)は人間ではなかった。そしてエイギル(水美)はフレイヤ姫(春乃)に一方的に愛情を注いで愛玩物のような存在だった。

フレイヤ姫が美青年との禁じられた恋に落ちてしまったことで、エイギル(水美)は怒り心頭、怒りのダンスを踊ります。そしてその怒りがフィヨルドの精(天彩)に憑依し、二人は海に沈められてしまいます。

ラスト、美青年とフレイヤ姫の恋は成就し、ふたりは白鳥となり、大階段が登場して美しいオーロラが生まれ、白鳥の2人も大階段に登場。新たな宙に羽ばたく2羽の白鳥とのこと。大階段の衣装が統一されたオーロラがとても綺麗でした。

フィナーレ アジアナンバー

台北

風色日向さんの「恋の追跡」(欧陽菲菲の曲)。
・亜音、大路、泉堂、奈央
・二葉、きよら、山吹、美星

黒髪にピンクの衣装で台湾らしさがありました。

釜山 ドンドン

大階段にロケットメンバーが板ついている真ん中で水美さんが「素敵な人生」を歌い、ドンドンと面白い掛け声が入ります。
水美さんのダンスソロから、銀橋で水美さんがロケットを紹介し、ロケット場面になりました。

水美さんはロケットボーイという役目。ロケットメンバーの中に溶け込んでいらっしゃって、メンバーたちから水美さんが慕われていることが伝わってきました。人徳のある水美さん。

神戸

桜木「海ゆかば」

大階段での男役群舞の冒頭で桜木さんが「海ゆかば」を数小節歌われました。

私の「海ゆかば」についての思い

「海ゆかば」は戦時体制への精神的な鼓舞をしていた軍歌です。宝塚のショーでそんな曲を歌うのは賛同できません。戦後80年の年だからこそ余計に使ってはならないと思います。

歌劇の座談会で齋藤先生は、大伴家持の詩でおなじみの「海ゆかば」と話されていましたが、「海ゆかば」で誰もがイメージするのは軍歌です。「海ゆかば」で、万葉集をイメージする人はほとんどいないでしょう。(「海ゆかば」について何も知らない人も多いかもしれません)

ショーは、受け手のイメージで成り立っています。マイナスのイメージを与えるものは避けるべきだと思います。

黒燕尾の群舞つづき

カミーユの曲にのせて、桜木さんを中心に黒燕尾の群舞。黒いドレスの娘役さんたちも合流。

最後に大階段を降りてきて水美さんも合流。桜木さんと二人で踊ったり、ダブルトップと言ってもよいような雰囲気もありました。

桜木さんと水美さんだけ飾り燕尾ですが、桜木さんの飾りの方が大分豪華で差はしっかりついていたので、ダブルトップ設定ではありません。

デュエットダンス

桜木さんと春乃さんのデュエットダンス。ふたりの目と目を合わせる、幸せそうな雰囲気が良かったです。

神戸市歌「しあわせ運べるように」。阪神・淡路大震災30年の年なので使われたのでしょう。
歌は響望歌さん。(109期で月組の翔ゆり愛さんと共に音楽学校文化祭の主演でした。歌がお上手)

桜木さんの豪華な特大羽根には、宙組初めての生え抜きトップの喜びがこめられているように思いました。

齋藤先生の作品なので、幕が降りた後に、桜木さんの映像が映っていました。週替わりだそうです。

思ったこと

今回から、鷹翔さんと風色さんという2人組と、亜音さんと大路さん泉堂さん奈央さんたち若手組、と二分されていました。亜音さんはキラキラとしたスター性が抜群で、今回もさらにその輝きを感じました。バウホールの主演の経験の有無で差がつくのなら、今度亜音さんにバウ主演がまわってきたらよいなと思いました。

組替えしてきたきよら羽龍さんは、月組時代に比べたら実力をいかして大活躍されていて嬉しく思いました。

お芝居でもショーでも新人さんの抜擢が積極的に行われていて、これからが楽しみだなと思いました。特に107期の奈央麗斗さんと109期の歌が得意な楓莉かのさんがいろんなシーンで活躍されていました。他の組も本公演で抜擢の場を多く設けると、新人さんの成長につながるでしょう。

宙組の方々の活躍に宝塚の未来を感じました。

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