
こんにちは、くららです。
雪組『波うららかに、めおと日和』初日を観劇してきました。
とっても面白かったです。
『波うららかに、めおと日和』は新トップコンビお披露目にピッタリ
小柳先生のご挨拶に「むずキュン」という単語がありました。
「むずキュン」とは
恋愛に奥手な二人の進展が遅く「ムズムズ」するのに、そのピュアなやりとりに「キュンキュン」する現象。じれったい恋模様(じれキュン)を指す造語だそう。
まさに、むずキュンな新トップコンビ(朝美・音彩)の、温かくほのぼのとした作品でした。
新トップコンビのスタートが、新婚ホヤホヤ設定で、自然な感じの初々しさが作品に活きていました。うぶで表情豊かで猪突猛進型の音彩さんが可愛い。
そして美形の色男ながら、純情で堅物設定がとっても似合う朝美さん。爽やかな好青年なのに、その堅物さが面白くて味があって愛しい。素の朝美さんご自身にも、そんな所があるからかな。
朝美さんのことをさらに好きになる作品だと思いました。
「軍服の麗人」の朝美さんにピッタリ
原作漫画の作者西香はちさんの「軍服を描きたい」という思いから、この作品が始まったと公演プログラムのご挨拶に書かれていました。「軍服の麗人」として数多くの軍服を着こなしてこなれた朝美さんのためにあるような作品とも言えますね。
今回は日本海軍の軍服に挑戦。スマートで、やはりどの軍服もお似合いでした。
プロローグからフィナーレまで、軍服まつり。
雑賀ヒカル先生も演出デビュー
歌劇誌の『波うららかに、めおと日和』てい談を読んだ時に、「ぼく」と表現されていたので、男の先生なのだなと気づきました。元宙組・103期生の琉稀みうささんのお兄様なのですね。
新人公演演出は3作担当されています。
・星組『記憶にございません!』(2024年9月)
・雪組『ROBIN THE HERO』(2025年4月)
・月組『GUYS AND DOLLS』(2025年8月)
脚本担当の小柳先生と一緒に演出を担当されています。公演プログラムにも「演出家としてのご挨拶」が掲載されていました。
バウホールで脚本家デビューされる前に「演出家デビュー」は異例ですが、面白い演出になっていたように思います。雑賀先生のバウホールデビューも楽しみです。
昭和歌謡が沢山
これでもか、というくらい、分散して昭和歌謡が聞けました。
カーテンコールのご挨拶で朝美さんが「昭和ミュージック・ジュークボックスミュージカル」と言ってもいいかもと仰るほどに。
懐メロが大好きな母に見せてあげたいと思いました。
110期まで見せ場がある
顔を覚えていない新人さんたちが次々と歌に台詞に活躍されていました。
なつ美のお父さんについて
配役を見た時に、ドラマでは存在感のあった「なつ美の父親がいない」ことが不思議でした。ストーリーの中でお父さんのことは語られるけれど、舞台に登場しませんでした。
ストーリーテラーは芸子の夢翔みわさんと白綺華さん
語り部だけでなく歌に踊りにふたりは大活躍。夢翔みわさんは芸子の小菊役なので、「娘役に転向?」と思いましたが、祝言の場面では違ったので、芸子の小菊は役として演じていらしたのでしょう。
縣千さんが超格好良い
『An American in Paris(パリのアメリカ人)』でも縣さんのお話から始まりましたが、今回も縣さんからスタート!フィナーレも縣さんからスタートしました。
スチール写真は爽やかな青年ですが、舞台上では妙に色気があって…。軍服姿の時はまだ抑え気味ながら、コート姿での芙美子役の華純沙那さんとのデートシーンはもう危険なほど色気が駄々洩れ。
祝言のシーンがあったり、縣さん演じる深見役の目立ち度は「次期」という感じがビシバシしました。
律希奏さんも売り出し中
市原という、江端瀧昌(朝美)さんたち中尉のお世話をする従兵の役。みんな軍服の中、ひとりだけ海軍のセーラー服なので、それも爽やかでカッコよくて目立ちます。
中尉の眞ノ宮さん壮海さんと「3コイチ」のシーンが多く、おとなしそうでもありながらも、大胆でもあり「ズンドコ」を歌ったり。そして歌がお上手。109期ながら「新人」ではなく「中堅」の重みが感じられました。
フィナーレがある!
縣千さんと華純さんの歌と踊りでスタートして、縣さんを囲んで着物と洋装の娘役さんたち。
朝美さん中心の階段を使った白軍服男役ナンバー。
胸キュンなデュエットダンス。という流れだったと思います。
カーテンコール
副組長に就任した真那春人の初仕事のご挨拶でした。「朝美さんの制服があまりに似合いすぎてチラシが消えたとか」と仰っていました。私もチラシを手に取ることができませんでした。
朝美さんのご挨拶がいちいち面白くて、いっぱい笑い続けました。
朝美さんの「それでは失礼いたします」に、耐性のない専科から特別出演の五峰さんがのけぞられるほどでした。
平和への思い
戦争の足が忍び寄る昭和初期の話なので、小柳先生は不穏な雰囲気をドラマ以上に踏み込んで作られていました。
その頃の不穏な雰囲気と現在は、シンクロしているように感じています。
この作品を通して、日常のかけがえのない幸せや温もりをたっぷり感じました。
それ以上に戦争のない平和の有難みも感じました。
どうか世界が、日本が平和でありますように。
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