赤と黒の看板

こんにちは、くららです。
「東急シアターオーブ」の作品について振り返っていたら面白いことに気づきました。

東急シアターオーブで上演された宝塚の作品

「東急シアターオーブ」は2012年7月18日に開業しました。渋谷駅直結の複合施設「渋谷ヒカリエ」の11階から16階に位置する、総客席数1,972席。
ミュージカルや音楽劇に特化した設計となっていて、海外ミュージカルを中心に上演されています。

宝塚が「東急シアターオーブ」で上演した作品も、全てトップスターが主演の海外ミュージカルです。

2014年 星組『太陽王 ~ル・ロワ・ソレイユ~』(フランス・ミュージカル)
2019年 雪組『20世紀号に乗って』(ブロードウェイ・ミュージカル)
2023年 月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』(モーリー・イェストン作曲)
2024年 星組『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』(ブロードウェイ・ミュージカル)
2025年 宙組『ZORRO THE MUSICAL』(ウエストエンド発)
2026年 月組『NINE』(ブロードウェイ・ミュージカル / 9月予定)

2023年以降の上演に注目

月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』
2023年6月12日(月)~6月28日(水)
(6月12日~6月18日まで中止、6月19日(月)より上演)

星組『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』
2024年5月30日(木)~6月16日(日)

宙組『ZORRO THE MUSICAL』
2025年6月14日(土)~7月3日(木)

2023年から2025年まで3年連続で6月に宝塚の海外ミュージカルが上演されていました。

その流れから、2026年は星組の暁千星さん主演で海外ミュージカルが上演されるかな?と期待していました。2年前に星組で上演されているので、はやすぎるかな?という思いもありました。

⇒御園座で『花より男子II』が2026年6月9日(火)〜6月30日(火)に上演でした。

2026年5月、6月は礼真琴さん主演『バーレスク』が梅田芸術劇場主催で「東急シアターオーブ」で上演される予定で目玉作品だったため、星組公演が御園座になったのでしょう。

次の花組は、1つ前に『Goethe(ゲーテ)!』を上演したばかりなので、海外ミュージカルは避けて全国ツアーに。

そして月組が「東急シアターオーブ」公演ということになって、鳳月さんが主演するならということで、2020年に梅田芸術劇場主催で上演されていた『NINE』に白羽の矢が立ったのだと思います。

脂の乗った鳳月杏さんに、かつて城田優さんが演じた「大人の色気と苦悩」が漂うグイド役が回ってきたことは、ファンにとってはたまらない作品になりそうです。

『バーレスク』があったため、星組公演がずれて、「東急シアターオーブ」の主演が月組にまわってきたことは怪我の功名というか、とても運が良かったと思います。今までも作品に恵まれている鳳月さんは運まで味方にしているよう。

しかも指田珠子先生が潤色・演出されます。
指田先生は昨年雪組『An American in Paris(パリのアメリカ人)』で「潤色・日本語脚本…石田昌也」「演出・上演台本…指田珠子」という形で、海外ミュージカルの予習をされています。

『NINE』という作品は100%女性受けするか?というと疑問が残りますが、指田先生の潤色によって、「宝塚版ならではの美学」をいかした「鳳月杏」という最高の大人の男役を堪能できるのでは?と私は期待しています。

暁千星さんが今年「東急シアターオーブ」で主演をしないのは、まだまだ任期が長いという理由もあると思います。余談ですが先日友人と語り合って、暁千星さんが大人の男役を演じないのは、勿体ないという結論になりました。かわいいありちゃんもいいけど、やはり大人な色っぽいありちゃんも。将来「東急シアターオーブ」で暁さん主演の海外ミュージカルが上演される時は、鳳月さんに負けないくらい、大人な演目だったら良いなと思います。

『NINE』は梅芸が「耕した」演目を宝塚が「収穫」する初めての作品

これまでは「宝塚が日本初演し、梅芸が男女版で広める」のが通例でした。
今回の『NINE』は「梅芸が一度成功させた演目を、満を持して宝塚の色に染め直す」という、主従が逆転したような新しい提携の形だと思いました。

『アナスタシア』の特殊例

梅芸版(2020年3月〜)
本場ブロードウェイの演出・脚本をそのまま持ってきた「日本版」として製作されました。

宝塚版(2020年11月〜)
潤色・演出の稲葉太地先生が、宝塚のスターシステムに合わせて「ディミトリ(真風涼帆さん)」を主役に据え、出番やナンバーを大幅に増やすという、宝塚独自の改編を行いました。
『アナスタシア』は、順番としては『梅芸』⇒『宝塚』でしたが、脚本・演出が全く違いました。

『NINE』のように梅芸が耕した土壌に、宝塚が独自の華を咲かせる、という流れは、今後の海外ミュージカル戦略のひとつになるかもしれませんね。

全国ツアー・御園座・博多座

今までのものと2026年を書き上げてみました。

全国ツアー

2026年(今の所1回)

花組『マジシャンの憂鬱』『EXCITER!!2026』
2026年7月22日(水)〜8月18日(火)

2025年(年に2回)

月組『花の業平』『PHOENIX RISING』
2025年4月28日(月)~2025年5月27日(火)

星組『ダンサ セレナータ』『Tiara Azul -Destino-II』
2025年9月27日(土)~2025年10月24日(金)

2024年(年に3回)

雪組『仮面のロマネスク』『Gato Bonito!!』
2024年4月12日(金)~2024年5月6日(月)

月組『琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』
2024年8月22日(木)~2024年9月16日(月)

宙組『大海賊』『Heat on Beat!(ヒートオンビート) -Evolution-』
2024年10月22日(火)~2024年11月4日(月)

2023年(年に3回)

星組『バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』
2023年3月26日(日)~2023年4月11日(火)

雪組『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』
2023年8月25日(金)~2023年9月18日(月)

花組『激情』『GRAND MIRAGE!』
2023年11月17日(金)~2023年12月12日(火)

御園座

2026年
星組『花より男子II』
2026年6月9日(火)〜6月30日(火)

2025年
雪組『An American in Paris(パリのアメリカ人)』
2025年8月14日(木)~2025年9月4日(木)

2024年
花組『ドン・ジュアン』
2024年7月16日(火)~2024年8月1日(木)

2023年
雪組『BONNIE & CLYDE』
御園座:2023年2月6日(月)~2023年3月1日(水)

博多座

2026年
宙組『愛するには短すぎる』『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』
2026年3月4日(水)〜3月26日(木)

2025年
花組『マジシャンの憂鬱』『Jubilee(ジュビリー)』
博多座:2025年3月8日(土)~2025年3月30日(日)

2024年

2023年
星組『ME AND MY GIRL』
2023年10月9日(月)~2023年11月2日(木)

今年の全国ツアーについて

全国ツアー公演は、通常年に3回ありましたが、2025年は2回でした。

今年は発表されている全国ツアーは、花組の1回だけです。宙組の別箱は全国ツアーの可能性が高いと思います。年に3回あった全国ツアーが1回になることは考えられません。

2023年の花組の全国ツアーは11月17日~12月12日でした。宙組の本公演は9月6日に終わるので年内の全国ツアー実施は可能だと思います。

月組の別箱発表が比較的はやかったので、宙組の別箱発表は大分先でしょうか。

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